引越しコラム column

妊娠中の引越しにかかせない水分補給と休息


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妊娠中の引っ越しというものは、とても大変なことです。
引っ越し作業は、物を運んだり、荷造りをしたりと、一人でも大変な作業が多いですね。
そしてお母さんの体は、ただでさえ体重も増え、一人で動くこともしんどくなりますよね。
そこへプラスして引っ越しともなれば、体への負担も大きくなってしまいます。

引っ越しに関わる作業には、
・新しい家と、引っ越す前の家の掃除
・荷造り
・物の移動
・必要なものの調達
などやらなければいけないこともたくさんあります。

そして引っ越しが落ち着くと、今度はベビールーム作りを始めなければいけませんね。
その為毎日がバタバタ大忙しになってしまうのです。

 

必ず忘れない!水分補給

妊娠中の体に水分補給が欠かせないことを御存知でしょうか?
母親学級でもよく話題になりますね。

妊婦さんは、羊水をたくさん作らなければいけません。
その為、体はたくさんの水分を欲しがっているのです。
最低でも、普段の1.5倍の水分を体は必要とします。

しかし普段から水分を摂る習慣をつけていないことにより、水分補給を忘れがちになってしまいます。
今回は引っ越しということで、体をつかっているのにも関わらず、水分補給を怠ると、血液もドロドロで状態になり、赤ちゃんにも影響してしまいます。
そしてもちろん、お母さんの体にも悪影響を与えます。

妊娠中というものは少し歩くだけでも、日を追うごとに重労働と思う程になってくるのです。
特に夏の時期の作業ともなれば、いつも以上に大量に汗をかきます。

赤ちゃんが正常な状態で、元気にしっかりと生まれてくる為にも、常に体の水分は失わないこと!と指導される程です。
必ずしっかりと水分補給をして、作業をするように心がけて、脱水症状を防ぎましょう。

 

お腹が張ったらすぐに休息を!

早産の原因になってしまうのが、お腹の張りです。
おそらく引っ越しをするほとんどの方が、安定期を過ぎる妊娠中期に入った頃だと思います。
まだそんなにお腹も目立たずに、赤ちゃんもある程度しっかりしてくるので、お母さんにとっても作業をしやすい時期ですね。

しかしお腹の赤ちゃんは、1か月も違えば驚くべき成長を遂げることになります。
その為、後期に差し掛かる前になると、急にお腹も出てきて、動くことさえしんどくなってきます。
そして体の疲れを感じやすくなり、少し歩くだけでも、お腹の張りを感じることになります。

お腹の張りは、お母さんにとって大切なサインです。
妊娠中に毎日仕事へ行っている人は、朝の通勤で少し慣れてしまっているので、お腹の張りの感じ方も弱くなってしまいます。
しかしこの大切なサインを見逃してしまうと、切迫早産の危険性が非常に高くなってしまうのです。

私は実際、朝の通勤、残業、引っ越しと負担をかけ過ぎた為に、妊娠後期に入る前からお腹の張りがひどく、たまに出血までしていました。
そしてその張りがひどくなってお腹が痛み初めて、入院をするようにと言われたこともありました。

お腹が張りはじめた時には、無理に作業をすることをせずに、少し横になったり、椅子に座るなどして休息をとるようにしましょう。
例え10分でも休息をとることでも解消されてくるのです。
この時に休憩がてら、水分補給もしておきましょう。

お腹の張りが和らいだところでまた作業を再開して、お腹の張りを感じたら作業を中止して休息を取る、というようなリズムをつけて作業をするようにしましょう。

 

最後に

新米ママはいつも以上に気合いを入れて、一生懸命作業に取り組みがちです。
そんな中で、脱水症状になりかけていたとしても、お腹の張りがひどくなり始めていたとしても、気が張りすぎていることにより、実際はなかなかわかりにくくなってしまうのです。

お腹の張りがひどくなると、服を着ている上からでもよくわかる程、お腹がパンパンになってきます。
そんな時に少しの変化に気づいて貰える人が近くにいると、とても安心ですね。

私の場合は、妊娠経験も無い先輩までもが、常に気をつけて見ていてくれたので、頻繁に休息をとることができました。
お腹には常に触る習慣をつけておくと、お腹の張りの状態もだんだんわかりはじめますよ。
そしてあまりに張りを強く感じる時は、すぐに病院へ行くように心がけましょう。