引越しコラム column

ユニークな教育をしている全国の小学校5選


img_elementary_unique_90

小学校といえば、通学範囲で決められた所に通わなければならないものと思っていませんか?
小学校生活は、その先の中学、高校、大学、どの学校よりも長く6年間もの間通うもので、卒園したての幼稚園に近いころから、思春期を迎える中学生になるまでを過ごす大切な期間です。子供の成長に大きく影響を与えるであろう6年間を過ごす小学校を、家の近くだからという理由だけで決めてしまってよいのでしょうか?

最近では、公立の小学校でも、語学や自然学習など、学校独自の様々な教育方針をたて、それに取り組んでいる所がたくさんあります。そこでお子さんにあった教育方針の学校を探し、小学校の通学範囲に合わせて引越しをする、そんなご家庭も増えてきています。

両親の勤務先の都合などの事情もありますが、子供の成長に大切な6年間を有意義なものにするために、通いたい小学校に合わせて、引越しを考えるというのも、考えてみてはいかがでしょうか?

ここでは、全国のユニークな教育方針を持つ小学校をご紹介します。

 

語学や海外経験に力をいれている学校

東京でのオリンピック開催も決定し、益々英語の必要性が高くなっています。また英語に限らず、日本という狭い国から飛び出し、国際的に活躍する人も年々増加しています。

小さい頃から、海外の言語や文化に親しむことのできる、国際化教育に力をいれている学校をご紹介します。

◆新潟県南魚沼市 小学校

img_elementary_unique_02

ホームページ http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp

南魚沼市の小学校では「外国人との英語によるコミュニケーションを通して相手の思いを受け止めたり、自国の文化や伝統の良さに気づいたりできる、『心豊かでたくましい児童生徒の育成』をすること」を方針に、国際理解と英語教育をメインとした国際科の授業を、小学校1年生から行っています。

 

◆岐阜県美濃加茂市 小学校

美濃加茂市は、外国人の多い町として知られ、2014年6月1日現在の人口に占める外国人の割合は約7.2%で、小学校によっては、在籍外国人生徒が一割を超える学校もあり、小学校に通うことで、活きた異文化交流ができる学校であるといえます。

ホームページ http://www.gaccom.jp/search/p21/c211_public_es/

 

自然体験に力をいれている学校

海や山などの近くにある学校では、都会に住んでいては経験することのできないような、様々な自然体験をさせることで、子供の成長を促し、たくましい子供を育てます。

◆鹿児島県薩摩川内市鹿島小学校

img_elementary_unique_03

ホームページ http://www.edu.satsumasendai.jp/kashima-e/

この学校では、全校生徒17名の小中一貫教育を行っており、少人数だからこそ、細かいところまで目が届く、決め細やかな指導を行っています。

海に近いことから、海洋学習が盛んで、天草採り、ウミネコの餌付け、稚魚の放流など都会では絶対にできない、様々なことを経験することができます

 

◆千葉県長生郡睦沢町立瑞沢小学校

img_elementary_unique_04

ホームページ http://academic1.plala.or.jp/aogaki/

この学校では、全校生徒で田植えから稲刈りまでの稲作に取り組んでいます。日本人の主食である米を実際に育てることで、食の大切さを学んでいきます
米を育てる経験は、簡単にできるものではありません。それを小学校で経験できることは、食への理解が深まり、食を大切にする心の学習に繋がるのではないでしょうか。

 

タブレット利用などのIT利用教育を推進している学校

◆佐賀県武雄市立山内東小学校

img_elementary_unique_05

ホームページ http://cms.saga-ed.jp/hp/yamauchihigashi-e/home/homeMain.do

この学校では、電子黒板とタブレット型端末を利用した双方向の授業を行っています。様々な教科でタブレットの辞書や図鑑機能を利用し、教科書には載っていないことを補完したり、自ら調べたりしながら学習を進めています。

 

この他にも、小中一貫校や、全校生徒で各種のスポーツを行っている学校など、様々な独自の教育方針を推進している学校があります。

お子さんの成長に大切な6年間を預ける小学校。近くにあるからという理由ではなく、もっと前向きに、お子さんにあった小学校を探して、それに合わせて、引越しや移住を考えてみてはいかがでしょうか