引越しコラム column

引越し前に幼稚園の先生にプレゼントしたい!おすすめはなに?


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春は引越しの季節、新しい出会いにワクワクしますが、その前に別れの季節でもあります。大人になれば毎年のどこかしらで起こっていることですのでいつの間にか慣れてきたりするものですが、引越しをする子供にとっては初めてのことです。心豊かな人間に育って欲しいと願うのであれば、別れも人間が成長するには大切なこと、悲しいけれどもその気持ちが宝物なんですよ、と教えたいものです。

例えば引越しのために通っていた幼稚園を移るとき、毎日一緒に遊んだお友達一人一人にありがとうという気持ちを直接伝えようね、自分のことを大事にしてくれたお友達のことを引越してもずっと忘れないようにしようね、と教えてあげればきっと次の出会いを大切にできるはずです。

また、お友達への感謝の気持ちと同時に、担任の先生への感謝の気持ちも大切です。担任には言葉だけではなく大人ですので何か形として残るプレゼントを贈るのもよいでしょう。

 

おすすめ1.ハンドクリーム

若い女性が多い幼稚園の先生プレゼントのお勧めはハンドクリームです。小さなお子様のいるお母さんも同じですが、子供と一緒に泥だらけになったり掃除をしたりと水を使うことが多く、外の出の仕事も多いので手肌が荒れがちです。普段使いの量販店で買えるような安い価格帯のものでも勿論よいのですが、折角贈るのであればやはりデパートなどに売っている香のよいお洒落なデザインのものがよいでしょう。

若い女性でかわいいハンドクリームという気分の上がるアイテムを貰って嬉しくない人はいません。同じような理由でリップクリームでも良いです。お化粧品となると好みも大きくわかれますし、大げさになってしまいますが、ハンドクリームやリップクリームなどのちょっとした美容グッズであれば気軽に使えますし、貰った方もそこまで気を使わずに済みます。

 

おすすめ2.エプロン

また、地味かもしれませんが、エプロンというのも喜ばれるアイテムです。すでに何枚かは持たれているでしょうが、1か月毎日違うものにできるくらいの枚数を持っている方は少ないはずです。洋服を何枚持っていても足りないのと同じで、いろんなエプロンを持っていても邪魔にはなりません。汚れてしまう消耗品でもありますので、予備としても重宝します。個人の好みもありますので、贈る人を思い浮かべて選んでください。

無難なのはクリーム色や薄い黄緑などの柔らかい色にワンポイントの刺繍が入っているシンプルなものです。キャラクターものは好き嫌いがありますので避けましょう。また、贈り物ですので暗い色のものより、春にふさわしい色がぴったりです。ただ、ピンク色は女性でも好まない人がたまにいらっしゃいますので気を付けてください。

 

おすすめ3.ジャージ

更に生活感漂うプレゼントになってしまいますが、ジャージというもの貰って嬉しいアイテムです。これもエプロンと同じく消耗品で、子供のどんな事態にも対応できるよう常に動きやすい恰好をしている先生の必須アイテムです。一日履いているものですのでウエストが苦しいと辛いですし、ゆるくても作業に支障がでてしまいますので、サイズが判らない場合は紐で調整ができるタイプの少しだけ大きめのウエストのものを選んでください。

 

おすすめ4.お花

その他には、ベタにお花を贈るもの良いです。花束ではなく、鉢植えのお花の方が喜ばれます。花束も嬉しいのですが、すぐに枯れてしまうのはどこか寂しいですし、鉢植えであればその時だけでなく、翌年も花をつけ、また思い出してもらえることもあるでしょう。

これもまた、お花を貰って嬉しくない女性はいません。花が咲くたびに思い出してくださいと渡すのも素敵ですし、同じ鉢植えを買って引越し先で育てて先生のことを忘れないようにするのも素敵です。お子様と一緒にみんな元気かな?と言いながらお水をあげれば、お花以上にお子様の心が育つはずです。

ちなみに担任が男性の場合は、ハンドクリームは心ときめくアイテムではないかもしれませんが、エプロンとジャージは重宝されます。

 

おすすめ5.文具

予算が少ない場合は、ポストイットや可愛いメモ帳、子供が好きそうなキャラクターのボールペン、丈夫なクリアファイルなどの文具もでも良いです。

普段の教育の現場では文房具を使うことも少ないように思えますが、先生の仕事は多岐にわたります。保護者との連絡帳の記入、園だよりの作成、発表会の準備など、一般の会社員と変わらず文房具は使います。高価なものでなくとも可愛い文房具を使って楽しく仕事ができると嬉しいものです。

 

スペシャル 子どもの手作りプレゼント

また、プレゼントは買ったものだけでなく、手作りのもの、例えばお子様の描いた担任の似顔絵や、幼稚園で習った折り紙など、お子様の成長を記したものを贈り、これまでの指導の成果を感じてもらうのも大きな感謝の形です。

もしかすると、どこかで買ったプレゼントはおまけで、お子様が思いを込めて一生懸命作ったものの方が先生は喜んでくれるかもしれません。日々多くの園児と対面して毎日必死で頑張っている担任の一番の喜びは、園児たちの体も心も健やかに成長することです。忙しい日々の中でそれを実感できることは少ないかもしれませんが、こういう時にこそ、ありがとうの気持ちを込めて贈ればどんなプレゼントよりも嬉しいものになるはずです。

先生の喜びそうな贈り物を一つと、感謝の気持ちを込めた手作りの贈り物を一つ、お子様と”別れ”とはどういうものなのかを一緒に考えながら選んでみてがいかがでしょうか。

 

これらはプレゼントの候補のほんの一部です。一番よいのは普段から贈る人が何が必要か、喜んでもらえるかを考え観察していることです。

また、お子様と一緒に、何が喜ばれるのかを考えることも貴重な体験です。この引越しの機会にじぶんの身の回りにいる大切な人のことを自分のこと以上に大切に考えられる人間になる第一歩を一緒に踏み出されてはいかがでしょうか。きっと大きくなられてからも家族を大切にし、周りの人を幸せにする素敵な大人になってくれるはずです。