18/03/27 引越しコラム column

保育園児は注意が必要?3歳児に必要な睡眠時間と生活リズムの作り方


出典:Fotolia

現在の日本では、子どもも大人と共に睡眠時間が短い国として、上位を占めています。

睡眠時間が短いことは心身ともに様々な悪影響がありますが、子どもには特に大きな悪影響を及ぼしてしまっているのです。

3歳の子供はこれから成長していきます。

その成長を止めないためにも、適切な睡眠時間を知っておきましょう。

3歳児の現在の睡眠時間はどのくらいか

現在、3歳児の睡眠時間も徐々に短くなってきており、22時以降に就寝する3歳児は29%もいます。3歳児の3分の1弱が、22時以降に眠っている事実に驚く方も多いのではないでしょうか。

年々、3歳児の就寝する時間が遅くなる割合が増えている傾向にあります。その背景には、共働きの夫婦が増えてきたことが関与していると言えるでしょう。

お父さんだけに限らずお母さんも働いているため、子どもは保育園に行っています。保育園に行くとお昼寝があったりお迎えの時間が遅かったりするため、結果として就寝時間が遅くなってしまうのです。

働いているお母さんにとっては、仕事あとに子どもをお迎えに行き、夕飯を食べさせてからお風呂に入れてなどとやっているとあっという間に21時ですよね。

子どもは布団に入ってもすぐ眠らず、眠りにつくまでに時間がかかることもあるので、早めにお布団に入れても22時くらいになってしまうのでしょう。

また、保育園は、預かり時間が幼稚園と違い長いので、お昼寝を実施しているところが多々あります。保育園にもよりますが、お昼寝をしている子どものほうがお昼寝をしていない子どもに比べて夜の就寝時間は遅くなります。

このような理由により、保育園に通っている3歳児は比較的寝るのが遅くなってしまうのではないでしょうか。

もし、子どもの寝る時間が遅くなってしまい困っているお母さんがいたら、保育園の先生に相談して、お昼寝の時間を少し短くして早めに起こしてもらうなど工夫するといいでしょう。

3歳児の睡眠時間はどのくらい必要か

基本的に3歳児にとって10〜13時間は睡眠が必要です。お昼寝をまだする子に関しては、お昼寝をなくす必要はありません。ただ、夜の寝つきが悪くならないように、お昼寝の時間帯や何時間お昼寝をするかなどは配慮してあげましょう。

特に15時以降のお昼寝は、夜の寝つきが悪くなる可能性と夜の睡眠の質が低下する可能性があります。お昼寝をする場合は13時か14時くらいまでには起こしてあげてください。

まず大切なことは、生活リズムを整えて起きる時間を一定にすることです。生活リズムが整えば必然的に体内時計が整い、早寝早起きの習慣が身につきます。

朝は太陽の光を浴びて早起きさせる習慣を身につけましょう。そして、3歳児は体力が徐々についてきます。昼間はたくさん外で遊び、疲れさせることが、いい睡眠に結びつくコツですよ。

おすすめの1日のリズム

ここで、3歳児におすすめの1日の生活リズムを時間帯に分けて説明していきます。

幼稚園の場合

  • 6:30〜7:00には起床しましょう。この時間は一定にすることが効果的です。
  • 8:00〜幼稚園か保育園に行きます。
  • 幼稚園は14:00までが多いです。その後、お昼寝をしたとしても15:00までには起こします。
  • 16:00頃には先にお風呂に入れてしまいましょう。その後に17:30頃に夕飯を食べます。
  • 19:00〜20:00までには寝られるといいですね。

保育園の場合

保育園の場合は17:00に迎えに行き、家に着いたらまずお風呂に入れます。

  • 19:00頃には夕飯を食べるようにします。
  • 20:00〜21:00までには寝られるといいですね。

幼稚園、保育園でもお風呂を先に入れるメリットとしては、目が覚めること。お昼寝していない子どもには、眠気が覚めて効果的です。

逆に寝る直前にお風呂に入ると、身体が温まり質のいい睡眠に繋がる場合もあります。ただ、夕飯を食べてお腹いっぱいになると、子どもだけではなく大人も眠くなりますよね。

眠たい状態でお風呂に入ると眠気が覚めてしまう場合もあるので、注意してください。

このパターンは全ての子どもに当てはまるわけではありません。子どもの様子や各家庭の生活リズムによって、お風呂が先かご飯が先か調整してみてください。

子どもにとってどちらが寝つきが良くなるか、両方のパターンを試してみるのもありですね。

なぜ睡眠時間はたくさん必要なのか

睡眠不足になると心身ともに様々な悪影響があります。

3歳児は特に心身の成長が盛んな時期。

悪影響として、まず睡眠不足だと成長ホルモンの分泌が少なくなります。寝る子は育つというように、寝ることで脳や身体を成長させる成長ホルモンが分泌。

成長ホルモンは、睡眠中に最も分泌され、子どもの軟骨部分を刺激し軟骨を増殖します。その結果、骨が長くなり、身長が伸びます。身長のみではなく、身体の修復や疲労回復にも効果的です。

眠っている時間に成長していると言っても過言ではないくらい、成長期の子どもには睡眠が必要不可欠なのです。

人間には「ゴールデンタイム」と呼ばれている、午後10時〜午前2時までの4時間に成長ホルモンの分泌が盛んな時間帯があります。

その時間にはすでに眠っていることが望ましいのです。

身体面では成長に弊害が生まれ、そのうえ肥満になりやすい子どもが多いです。また免疫力が低下し風邪をひきやすくなってしまいます。

精神面にも影響があり、情緒不安定になってイライラしやすい子どもになることも。起きていると交感神経が優位に働くので、興奮状態の時間が長くなり、イライラしたり落ち着きがなくなります。

その結果、すぐにキレたり、忍耐力の低下に結びつくことがあります。そして、脳の動きが低下するので注意力や集中力が低下。その結果、知能面にも影響を与えるのです。

このようにたかが睡眠不足だと思っていても、様々な悪影響があります。子どもの心身ともに健やかな成長をサポートできるのは親の役目なので、きちんと睡眠をとらせてあげてくださいね。

まとめ

3歳児は体力もついてきて、幼稚園入学もあり、やんちゃで忙しい時期ですよね。睡眠不足が気になりつつも悩んでいたり、お昼寝の有無を考え直していたりするお母さんも多いのではないでしょうか。まずは少しずつ生活リズムを見直してみてはいかがでしょうか。

生活リズムに関してはすぐに直せるわけではありませんので、少しずつ慣れていき定着させていく必要があります。もちろん子どものみならず、親や兄弟たちも協力することが必要です。

やはり子どもは育った環境の影響がとても大きいです。子ども一人だけの生活リズムと考えずに、家族みんなで団結して、生活リズムを変えていくことを目指してみてはいかがでしょうか。

きっと生活リズムが整うことで、家族の絆もより一層強くなることでしょう。

家族みんなで「しっかりとした睡眠時間の確保」「質の良い睡眠の確保」を目指していきましょう。