引越しコラム column

好きな人への消化不良の想い、そして…!


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小学生の頃、好きな男の子がいました。卒業式に告白しようと思っていたのですが、その直前に親の都合で引っ越す事に。結局その男の子には想いを告げる事すら出来ず、それどころか新しい環境についていくのがやっとで、時と共に忘れていってしまいました。

 

ずっと忘れられなかったんだよ

そして何年後か、私の就職を機に、家族揃って昔住んでいた町に引っ越す事になりました。懐かしさと共に、当時の切ない思い出まで蘇ってきてなんだか憂鬱に。そんな中、近所のお店で声をかけられました。

覚えてる?なんて話しかけてきたのは当時より随分背が高くなった彼でした。全然変わってないからすぐわかったよ、なんて言われながら、少し雑談した後に連絡先を交換して後日食事に行く約束をしました。

食事に行った時に、ずっともやもやと抱えていた当時の想いを思い切って伝えてみる事にしました。あれから随分時間が経っているし、笑い話にでもなるかな?と思って伝えたのですが、事態は予想外の展開を迎える事になりました。

なんと彼も私の事を想っていてくれた上に、同じように卒業式に告白する予定だったそうです。引っ越し先も聞けず、当時は相当落ち込んでいた、と笑いながら話してくれました。

それを聞けただけでも嬉しかったのですが、その後に今までずっと忘れられなかったんだよ、と言ってくれました。

本音を言えば付き合ってほしいけど、ずっと離れていて当時の想いも無くなっているだろうから、友人から始めて、また好きになってくれたら嬉しいな。

そんな事を言われ、そこまで想ってくれているなら、とその場でお付き合いする事になりました。

 

そして現在

食事の後帰宅してから、再会の空気に流されすぎかな?なんて思っていたのですが、会う度に当時と変わらない彼の優しさに触れて、どんどん惹かれ、改めて惚れ直しました。

そしてお付き合い1年半後の現在、この度めでたく同棲する事が決まりました。

こんな何かのドラマのような事も起こり得るんだなーなんて思いながら、幸せを感じつつ、これからも日々仲良く過ごしていきたいと思っています。