引越しコラム column

遠距離恋愛が教えてくれたこと


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引越しには、たくさんの変化が伴います。ただ住む場所が変わるだけではなく、実家を出て家族との別れがあったり、職場が変わったり、専門学校や大学に進学したり、自分の身の回りの環境がぐるりと大きく変わってしまうことがあるということです。

その中でよく耳にするのが「引越ししたことによって恋人と離れ離れになり、遠距離恋愛になってしまった」というものです。若いうちは身の回りの環境が変わる機会も多いため、パートナーと離れた地に住まざるをえなくなることも多いのではないしょうか。

今回はそのように引越しによって恋人と離れて暮らすようになったエピソードをご紹介いたします。

 

初めての彼氏

これは私が学生から社会人になる年のお話です。

当時、私は専門学校に通っていたのですが、同じクラスに大好きな人がいました。ずっと好きだったのに告白も出来ず見ているだけだったのですが、卒業が近づいた年の瀬、ひょんなきっかけから仲良くなることができ、彼も私のことが好きだと知りました。

人生で初めての彼氏でした。当時、お互いの家が近かったのでデートを繰り返して、とても幸せだったのを覚えています。

しかし、就職を期に彼は実家のある東北へ、私は関東で就職が決まっていたので一人暮らしを始めることになっていました。まだ付き合って間もないのに、引っ越しで離ればなれになってしまうことに、とても不安を覚えました。

 

遠距離の新生活で実践したこと

新生活が始まると慣れない社会人生活に忙しい毎日でした。彼とはルールを決めて寂しくない工夫をしていました。それは、1日1回、短い時間でもいいので電話で話すということです。お互いの電話代を考慮して月・水・金は彼から、火・木・日は私から電話をかけました。毎週土曜日はデートをすると決めました。

職場での新発見や、出来るようになったことを報告し合ったり、落ち込んだ時は励まし合ったり、愚痴もたくさん言ったと思います。でも週末には彼に会えるのを楽しみに仕事に励みました。今思えば、近くにいないことで仕事とプライベートにメリハリがついて、良い関係を築けていたんだな、と思います。

彼はちゃんと毎日の電話を守ってくれたので、不安もあまりありませんでした。近くにいるとすぐに会いたくなって、会いに行っていたかもしれません。そうすれば、寝不足や疲れで仕事に支障が出ていた可能性もあります。

その他に気を付けていたのは、隠し事をしないこと、大事なことは会った時に話すことなどです。

 

アドバイス

もし、進学や就職によって大好きな人と離ればなれの人がいても、不安になることはありません。2人できちんとルールを決めて、お付き合いしていけば近い距離の恋愛よりも強いきずなを作ることができます。そのルールは彼とよく話し合って、お互いが無理のないものにしてくださいね。

引っ越しくらいで気持ちが冷めるなんてことはありません。お互いを信じる気持ちを大切に、自分の時間も彼との時間も大切に過ごしてくださいね。

 

まとめ

なるほど。こちらの方は遠距離恋愛となってからもパートナーと程よい距離感を保てていたため、別れることなく付き合い続けていけたのですね。もしかすると、今もまだその彼とお付き合いしているのでしょうか。

人間関係は相性とタイミングが全てであると私は思います。引越しして遠距離になって、それで別れてしまうのも、また反対にうまくいくのも相性とタイミングに委ねられているのではないでしょうか。

もし遠距離恋愛することになっても、あまり悲観せずにパートナーとの相性に委ねていきたいものですね。