15/12/11 子ども child

転校という経験を通して知る苦労と大きなメリット ママが持つべき心構えとは

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旦那さんの転勤で引っ越しをしなければならない…そのためには子どもが通う学校を変わらなければならない。
転校を控えるお子さんを持つママさん方は、お子さんが新しい学校でつらい思いをしないか、とか、すぐに馴染めるかな、などいろいろなことが心配になりますよね。

繊細な子ども時代に転校をするということはどのようなことなのでしょうか。
本や映画でもよく転校するシーンがたびたび出てきたり、文学作品でも転校することが題材になったりしますよね。
『子どもの頃に転校する』ことは、経験したことのない人でなければわからないことであり、その人のアイデンティティの一部を形づくるような奥深い経験であるのです。

それまで馴染んでいた環境を離れて、新しい人間関係、慣れない校舎、知らない先生、、、と、子どもにとってはなかなか不安なことが多そうに思いますが転校することによってしか得られないすばらしいこともあるのです。

子ども時代に転校するということでどのようなことを経験するのでしょうか。
今回は転校することによって誰もが経験する、避けられない苦労、また転校を経験することによってしか得られない財産となるもの、について、一部ですが転校経験のある私の個人的な体験談を混じえてみなさんとシェアしていきたいと思います。

お子さんの気持ちに寄り添い、転校を良いこと、悪いことではなく、もっと広い視点から”奥深い経験”と捉えて見守っていけるような心構えを持っていただけたらと思います。

 

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転校を通して必ず経験すること…みんなと同じ思い出がない

転校してから数ヶ月経つとようやく新しい環境やクラスメイトに慣れてくるものです。

ですが転校生として必ず経験する、複雑な経験があります。それは他の生徒と共有できる思い出がない、ということです。
高学年になればなるほど、新しい学校で他のみんなとの思い出が少なくなります。運動会でなにを踊った、学芸会ではなにを歌った、という話題にもついていけませんし、遠足に行った時の絵を描く、という授業では、廊下に貼りだされた自分の絵だけがみんなと違い、ひどく恥ずかしい思いをしたり、などです。
転校生であることはいろいろな意味で『他のみんなと違う』という感覚を味わうことがなにかにつけあります。

そこでやはり大切になるのが、『私は引っ越しをして学校を変わったのだから、違うことは当たり前なことだ。』と、その事実をしっかりと自分の中で受け入れることです。
当の本人はとても気にするものですが、実際はまわりの子たちはそんなに意識しません。
一度しっかり受け入れると、違うこともあまり気にならなくなりますし、しっかり受け入れることで悲観的な考えがなくなり、前向きになります。
お子さんが似たようなことを経験した時など、よくコミュニケーションをして、理解しやすいように優しくそのことを伝えてあげてください。

また、このような経験をしたこともありました。卒業式の際にこれまでお世話になった先生に感謝の手紙を書き、それを先生の前で朗読するという催しがあったのですが、私の手紙を読む先生ななんと一度も話したことすらない知らない先生だったのです。
先生たちにもそのことを訴えましたが結局そのままその先生に向けて手紙を読むことになってしまったのです。

あの時感じた違和感は今でもまだ鮮明に記憶に残っています。このような理不尽なこともしかしたら経験するかもしれません。
ですがこのような経験も、今となっては面白い笑い話です。

 

転校を経験することで得られること…最も大切な対人スキルが身につく

転校をすることは、これまで仲の良かった友人と離れ離れになり、とてもさみしい想いをすることになりますが一方で、新たな友人にも出会える絶好の機会です。
またなんといっても、転校することで得られる最大の財産は友達をつくることがとても上手になることです。
生きていく上で最も大切なスキルである対人スキルが身につくのです。

コミュニケーション能力は心豊かに生きていくために一番大切なことであるはずなのに、教育システムのなかにはそのような科目はありません。
私自身、転校するという事実を聞かされるたびにがっかりしましたが、今では転校を経験したことが私の人生において大きなプラスになったと確信しています。
転校を経験したことのある人はたくましく世の中で生き抜いていけるように感じます。それこそ最大の武器ではないでしょうか。

 

いかがでしたか?
今回は、転校することによって誰もが経験するつらい思い、複雑な思い、一方で転校することでしか得られない、一生を通しての財産となるものについてお話ししました。
転校と一口に言ってもいろいろな面があり、人よりさみしく不安な経験をする子もいるでしょうしすんなり環境に慣れてしまう子だっていると思います。

時にはさみしい思いをしたり不安を感じたりすることもあると思いますが、転校をネガティブなものと捉えるのではなく、お子さんは転校するということを通してかけがえのない経験をしているのだと、大きな視点を忘れずにどっしりと構えて、必要な時にはお子さんの不安な気持ちにじっくり耳を傾けてください。
いろいろな奥深い経験をすることこそが生きることの醍醐味である、というひとつ外側からの視点を持ってみてください。

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