引越し準備・やること prepare

初めて引越しする方のための荷造りの基本 “思い切り方法”


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引越しをすることになって、いざ準備を始めてみたら、なかなか思うように進まないという方は少なくありません。
特に初めて引越しをする場合、どこから手を付ければいいのか分からないので、とりあえず目についたところから荷物を段ボールにまとめていっている、といった方も多いことでしょう。

引越しをするときにスムーズに荷物をまとめるには、どのようにすれば良いのでしょうか。
初めて引越しを経験される方でも、荷造りが上手くいく荷造りの基本、”思い切り方法”を伝授します!

 

必要物品の用意

  • 段ボール
  • ガムテープ
  • ゴミ袋
  • 雑巾

まずは必要物品を集めておきましょう。
引越し業者と契約を結んだ時点で、段ボール・ガムテープがサービスの業者からは、これらがもらえるはずです。

もし自分で用意するのであれば、早めに確保しましょう。ここからスタートです。

 

7日前 クローゼットの中

引越しの荷造りで判断に時間がかかるのは、

「引越しまでにまだ使うかもしれない・・・」

という迷いです。
その迷いを減らす為には、普段手を付けないクローゼットの中の物から箱詰めしていくことです。

 

ポイント1

このとき重要なのは、3パターンの行き先を準備することです。

  • いるもの(段ボール)
  • いらないもの(ゴミ袋)
  • いるか迷うもの(段ボール)

この3種類の物の行き先を作り、とにかくサクサクと分けていきます。
一番厄介なのは、いるか迷う物です。とりあえず迷う物をいれる箱を作って、引越し後にでも考えましょう。

 

ポイント2

衣装ケースやタンスに入った衣類は、そのまま運んでもらえます。
そうでない衣類は、たたむ必要はありません。とにかく詰めます。

 

ポイント3

バッグは段ボールに入る大きさなら段ボールに入れます。
バッグごと持っていってもらえると思わないで下さい。業者的に作業はしにくいようですよ。

 

6日前 玄関 トイレ お風呂

次に「引越しまでにまだ使うかもしれない・・・」と思いにくいエリアはこちらです。

玄関は、履き回しの利く靴以外は全てしまいましょう。
トイレやお風呂の掃除道具は全てしまいましょう。

 

ポイント

お風呂とトイレの掃除はこの時点で行います。
最後にお風呂に入ってから・・・と考えていると、いつまでもしまえなくなるからです。
というか、掃除のタイミングを逃します。

掃除道具をしまった段ボールは口を閉じずに洗面所に置いておき、当日朝はさっと掃除すればよい状態にして、その後に封をします。

 

5日前 リビング

案外、物が多いのがリビングです。
引越し当日までは、リビングでくつろぐことは考えず、全て箱詰めしましょう。
物はないならないなりに生活ができるものです。

 

ポイント

バッグと同様箱詰めするのか迷う、微妙な大きさのものがリビングにはあることでしょう。
そんなときは、やはり箱に入る大きさのものは全て入れるのが基本です。

例えば座布団やクッション、ラグマット、加湿器、観葉植物などです。
段ボールに入れるのが何となく不格好だと感じても入れましょう。その方が破損は少ないと言われます。

 

4日前 小物

なんとも困るのがこの「小物」。
挙げるときりがない小物。
文房具、アクセサリー、なんとも言えない小物。

これらは袋詰めにした後に、段ボールに詰めます
まずはビニール袋に何も考えず詰めましょう。

 

ポイント

小物の場合は、いるかいらないかの判断をしないことがポイントです!

これは、どうせ全てに対して迷うからです。
そして点数が多いため、時間がかかりすぎてしまうからです。

捨てたところで引越し料金が変わるほど量は少なくなりません。
思い切ってここは全て持っていくことにします。

 

3日前 台所 食器

いよいよ難関の台所に突入です。
台所は本当に疲れます。
まず第一日は食器のみにとどめておきましょう。

引越し業者のサービスによっては、お皿専用の箱を用意してもらえます。
そうすれば保護する手間は入りません。無心で詰めましょう。

もし自前で荷造りするなら、新聞紙やタオルを用意し、一枚ずつ簡単にくるんで箱詰めします。
とりあえず何も考えずに詰めたら、空いた隙間にフェイスタオルやバスタオルを詰めると、緩衝&タオルの荷造りで一石二鳥です。

 

2日前 台所 調味料 洗剤系

さて、前日の台所作業でかなり疲れたと思います。
あと一息、調味料や洗剤など、細かいものを詰めていきましょう。

この段階から、お惣菜や宅配、外食に切り替えることをおすすめします。
この場合食費はもったいなくないです!

最後まで台所を使うことは作業の遅れ、疲れにつながります。

 

1日前 予備日

ここは敢えて「予備日」としてブランクにしておきます。
この余裕が効いてきます。

みなさん状況によって間に合わなかった部分が出てくると思います。
余裕の1日前に埋め合わせをしましょう。

 

当日 毎日使っているもの

引越し当日、仕方なくぎりぎりまで使っていたものをしまいましょう。

カーテン、布団、洗面用具、掃除道具、トイレットペーパーなどですね。

もし昨日までのあなたの判断がよかったならば、それほど大変ではないはずです。

 

まとめ

いかがでしたか?様々なテクニックがネット上にはびこるため、忘れがちになっている荷造りの基本、”思い切り方法”でした。ご覧になって、荷造りには思い切りが必要とお感じになりましたか?

そうなんです、調べれば調べるほど、細かい配慮をした荷造りの方法は出てきますが、気にすることはありません。
傷付くのでは?なんて急に心配する必要はありません。
普段の生活をしている方がよっぽど傷付いてますから

また、いつから荷造りすればよいのか?そのような質問がよく上がりますが、今回提示したように、平均すると1週間あればなんとかなることが多そうです。
早くから始めても、どうせ「まだ使うかも・・・」と迷うだけですよ。

ストレスなく、時間をロスせず荷造りをする基本は、思い切りよく判断して詰めることです!
引越し、頑張って下さいね!