引越しコラム column

シェアハウスのお掃除トラブル、あなたはずぼら?几帳面?


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他人と一緒に住むにあたって一番ストレスの原因になるのが、片付けや掃除に対しての考え方。特にシェアハウスのような複数人で共同生活をする場所では、それが顕著に現れがちです。

すごく几帳面でなんでも片付けて生活する人と、常に部屋を散らかしっぱなしで生活する人が一緒になると、悲劇的な結果が待ち受けていることが多いでしょう。

 

シェアハウスには多種多様な人がいる

本当に気心の知れた人であれば、片付けや掃除に対しての考え方もわかっているので、そうそうトラブルに発展することはありません。

けどれ、シェアハウスとなると話は違ってきます。なにせシェアハウスでは、一緒になる人の性格までは、やはり一緒に住んでみないとわからない部分が多いからです。

一人暮らしや恋人との同棲と違って、実に多種多様な人が住んでいる場所なので、考え方の違いからストレスを感じたり、場合によってはトラブルへと発展することもあり得ます。

みんながみんな、几帳面でしっかりと片付けをする人ばかりなら何も問題はありませんが、ちょっとでもずぼらな人が混じっていると、几帳面な人から見たら気になって仕方がないかもしれません。
外ではそんなに気にならないことでも、自分が生活する場所だと、より一層そういったことが目につきやすいんです。

 

ずぼらな人

物を出しっぱなしで部屋が常に散らかっている、それがずぼらな人の特徴です。掃除もあまりせず、数ヶ月に1度くらいの頻度で思い出したように軽く掃除し始めます。でも、すぐにまた散らかすので、綺麗な状態なのはほんと1日程度。

几帳面な人から見たら、なんでそんなに散らかっているのか不思議で仕方ないことでしょう。でも、ずぼらな人にとっては、散らかっている状態こそが正常な状態だったりするんです。彼らにとって見ると、散らかっているように見えて、実はどこに何があるのかはちゃんと把握しています。物がしまわれていないだけで、本人からすると所定の位置にちゃんと収まっている状態なんです。決して、汚くしている感覚はないからこそ、そこに几帳面な人との感覚の違いが生まれてきてしまいます。

 

几帳面な人

一方、几帳面な人は、部屋が散らかっていることに我慢ができません。ごちゃごちゃした状態を嫌うので、普段あまり使用しないものは、なるべく目の見えないところへしまいます。使ったら元にあった場所へしまいなさい、と小さい頃に親から口を酸っぱくして言いつけられたことをしっかりと守り続けています。だから、自分の周りはいつも整然としているし、少しでも散らかっていたり掃除されていない汚い状態なのが許せないんです。それは自分の部屋の中だけにとどまらず、トイレや洗面所、はたまた台所のようなシェアハウス共用のスペースでも同じ。ずぼらな人にどんどん散らかされて、無残な姿に変貌していく自分の家に、悶々たる思いを抱くかもしれません。

 

ほかの人には迷惑をかけないように

そんな、まるで水と油のような性質のずぼらな人と几帳面な人ですが、シェアハウスという同じ場所で暮らすことになってしまったら、お互いが少しずつ歩み寄りましょう。シェアハウスは自分だけの家ではありません。ちゃんと他の人が一緒にいるということを意識しながら、思いやりの気持ちを持って暮らしていくことが大事です。ずぼらな人であれば、洗面所や台所のような共有スペースはなるべく散らかさないように気をつけたり、几帳面な人であれば、ずぼらな人が少しくらい散らかしても大目に見てあげるくらいの気の持ちようでいたほうが、お互い余計な神経をすり減らすことなく過ごすことができるでしょう。