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15/05/23 引越しコラム column

離婚と引越し、子ども(3〜5歳)の理解度と伝え方は?

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親であれば、愛するわが子には心配や不安のない家庭環境の中で、のびのびと元気に育ってほしい。とだれもが思うものです。
子どものうれしそうな顔や、楽しそうに遊んでいる顔を見ると、親としてはとても安心することができます。

しかし、時には予見しえない出来事や、避けることのできない家庭の事情のために、我が子に心配や不安や悲しい出来事や衝撃的な出来事などが生じてしまう場合があります。

子どもにとって、もっともつらい出来事の一つは、親の離婚です。
愛し合って一緒になった夫婦ですが、しかしどんな夫婦にも、トラブルや衝突は避けることのできない問題です。

どの夫婦も、離婚したくてするわけではありませんが、個性の違い、価値観のずれ、夫が家庭に生活費を入れない、借金トラブル、浪費癖、暴力、浮気、といったことなど原因で、お互い別々の道を歩むことに踏み切るかもしれません。

夫婦が互いに別れることによって、解決できる部分や問題もあるかもしれませんが、しかし、大人である親たちは理解して解決出来たとしても、幼いわが子にとっては、親が別々の生活を歩む。自分のすぐ近くにはいない。という現実はかなり衝撃的な出来事です。

夫婦仲は悪かったり、どちらかに問題があって、夫婦の間に摩擦があっても、我が子にはとても優しくて、良い父親・良い母親、という場合には、よけいに我が子は衝撃を受けるかもしれません。特に、幼稚園・保育園に通う幼い子どもは、悲しみに打ちひしがれることでしょう。

それで、少しでも子供の悲しみや衝撃を和らげるために大切なことがあります。それは、伝え方です。

 

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幼児への離婚の伝え方

幼児の理解度はごく限られたものです。しかし、感情や情緒は大人以上にとても豊かですので、理解できるように伝えることはとても大切です。

それで、伝え方としては、「お父さんもお母さんも、お互い大好きであること、そしてあなたたち一人一人のことが、とても大好きであること。その思いはこれから先もずっとずっと変わらない」ということを伝えて、気持ちを安心させてあげることが大切です。

それから、離婚について説明してください。離婚とは、別々の生活をすること、しかし離れていてもずっと見守っていることや、時々会えると言うことも伝えられるでしょう。

さらに、別れる原因についてもわかりやすく話すようにします。しかし、その際に「浮気した」「家にお金を入れない」「嫌いになった」「合わない」といったあまりにも酷な現実は伝えないようにしましょう。
我が子が傷つくことがないように、オブラートに包んで話しましょう。我が子には決して、相手の悪口ばかり言わないように注意して下さい。相手の悪口ばかり言うと、一層傷つくことになります。

 

離婚した後のフォローを

さらに大切なのは、離婚した後のことです。我が子は「自分は取り残された」「捨てられた」「自分のせいだ」という気持ちをいだくことがあります。それで、子どもにはいっさい原因がないことを「あなたのせいではない」と繰り返し伝えましょう。

傷ついたり、衝撃を受けたわが子の心をすばやく読み取ったりケアすることは大切と言えます。
親が思っている以上に幼い子は、精神的な悲しみを抱いていますので、今まで以上にたっぷりと愛情を注ぎましょう。
そうすれば、子どもは、自分を責めたり、親を責めることをある程度避けられると思います。

 

離婚に伴う引越しにも悲しみを感じやすい

子どもが、悲しみや辛さを経験するのは、親の離婚だけではありません。その他にもあります。

それは引越しです。引越しは離婚に伴ってする場合がありますし、親の転勤、家を建てる、といったことで引越しをすることがあります。

では、その際に我が子にどのように説明できるでしょうか。引越しに関しての子供の理解度も限られたものです。
引越しとはどういうことか、それによって自分にはどんな変化があるのか。と全く理解できないかもしれません。
それで、子供が良く理解できるように、かつ衝撃を受けないようにするには伝え方が大切と言えます。

まずは、どうして引越しをするのかを説明しましょう。それから、引越しをすることによって、どう状況は変化するかを伝えられるでしょう。

たとえば「保育園・幼稚園を変わることになるので、いつも通ってる所にはもう行けないの」と正直に伝えましょう。
その時点で、それはどういうことを意味するのかを悟って、泣いたり嫌がるかもしれません。しかし、まだそれでも状況が理解できていない子であれば「それで、大好きな先生や、お友達とお別れしないといけないの」と伝えます。

そう伝えると、多くの子は衝撃を受けることになります。しかし、そこで「嫌がっても仕方ないの。決まったことなのよ」と強く言うなら、よけいに我が子は悲しみや辛さに押しつぶされてしまいます。

そんなときは、新しい土地では、どんな保育園・幼稚園があるか、そこにはどんな先生やお友達がいるか、どんな遊具があるか、といったことを伝えましょう。そして、もし可能であれば、引越し先の保育園・幼稚園や新居の写真を見せることが効果的です。近くであれば、一度家族みんなで一緒に行ってみるとよいでしょう。

新しい環境に期待を持たせるなら、悲しみよりも、楽しみの方に思いが向きますので、さほど引越しに関して嫌がらないかもしれません。

さらに、引越しをしても、お別れしたお友達に電話などで話すことが出来る。ということも伝えましょう。そうすれば一層安心して悲しみが和らぐことでしょう。

 

まとめ

子供にとって、環境の変化と言うのは本当に悲しくて辛いものです。
しかし、そのことを親がどう伝えるか、また幼い我が子の心を理解して、どのようにケアするかといったことで、悲しみや衝撃をある程度和らぐことが出来ます。

たとえ、予想以上に悲しんだり嫌がったりしても、子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。
我が子の心のケアをするのに最適なのは、身近にいる親が一番だからです。

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