引越し業者に見られて恥ずかしい、部屋の汚い場所とは
引越し作業には、梱包、搬入・搬出、場合によっては大型家具の解体・組み立てなど多くの作業を伴います。
それをするにはもちろん部屋に入ってもらわないといけません。
常に整理・整頓、掃除が行き届いているなら問題ないですが、そうでない方も多いでしょう。
作業中に業者に見られて恥ずかしい部屋の汚い場所はどこでしょうか?
汚かったら恥ずかしいトイレ
まず気を付けたいのがトイレです。
トイレは排泄をする場所なのでただでさえきれいな場所とは言えません。
今では水洗が当たり前となっていますが、それでも掃除をしないと黒い垢などがたまって見ためも汚いですし、臭いが出る事もあります。そうならないように普段から掃除をするのがベストです。
普段から洗剤を入れて軽くこするという簡単な掃除をしておくと、それだけで清潔に保てますし、最近では便器にポンとスタンプを押すだけで、自動で掃除してくれるような商品まで販売されているので、掃除が面倒なら使うといいでしょう。
ただ、それもできずに汚い状態であるなら、せめて引越しの前くらいはピカピカに磨いておくのが最低限のマナーです。
すぐ汚れてしまうキッチン
キッチンも汚れやすい場所です。
全く自炊しない人は逆にきれいでいいですが、そうでないならこまめに掃除しないとひどい汚れがつきがちな場所です。
特にこびりついた油汚れはなかなか落ちないので、ちょっと汚れたらその場で掃除という習慣を身に付けるのがベストです。
また流しの排水溝なども非常に汚れやすい部分なので要注意です。毎日洗うのがベストですが、それが無理なら少なくとも1週間に1回は洗わないと臭いの原因となります。
普段から掃除できていないとしても、せめて引越しの前くらいは徹底的にきれいにするといいでしょう。
後付けのガス台の横や下など特に大変汚れていることが多いので、可能であればちょっと持ち上げて掃除しておくといいでしょう。
よく掃除しなければいけない風呂
お風呂もきれいにすべきです。
毎日入っているという人なら、少なくとも浴槽くらいはきれいになっているでしょうが、逆にシャワー浴のみなどで浴槽に入らないとなるとあまり掃除をせずに、水垢などで汚れている可能性があります。
赤い色のうちなら擦れば簡単に落ちますが、いわゆる黒カビとなると根が深いのでなかなか落ちません。
そうならないようにするには、赤カビのうちにきれいにするのがコツ。
また意外と忘れがちなのが天井です。お風呂は湯気が上がるので天井も意外と汚れます。
届く範囲でいいので天井も掃除することでだいぶスッキリきれいになります。黒カビがびっしりでは衛生上もよくないですし、作業員の方も気持ちよく作業できないので、可能な範囲で掃除しておくことです。
事前にしっかり掃除しておきましょう
トイレ、キッチン、お風呂など特に汚れが気になる部分について述べてきましたが、ここだけではなくもちろんすべての部屋をきれいに掃除しておくのがマナーです。
もちろん散らかっていても業者は引越し作業をしてくれますが、効率が落ちますしいい気持ちで作業はできません。
あまりに汚い部屋では作業員にも大変な思いをさせてしまうかもしれません。
引越し後は業者がクリーニングしてくれますが、あまりにも散らかったまま引き渡すのはマナー違反ですので、ある程度は掃除しましょう。