買った家具、部屋に入れたらイメージと違ったその理由とは
気に入った家具を購入してわくわくしながら部屋に入れてみると、あれ?イメージと違う!ということがあると思いますが、この理由は大きく挙げると2つあります。
- 今の部屋のジャンルと異なる家具を購入してしまったから
- サイズ・カラーを正しくイメージできなかったから
このようにまとめることができます。
こうした失敗をしないためにも、引越し前にしっかりと家具の選び方を知っておきましょう。
今の部屋のジャンルと異なる家具を購入してしまう
なぜ今の部屋のジャンルと異なる家具を購入して失敗するのでしょうか。
●部屋のジャンルを決めていない
それは、一つはそもそも空間を統一するという意識がなく、部屋のジャンルを決めていないから。
これは服装に例えるとわかりやすいですが、服装を考えるときは靴から髪型までまとまったファッションにするほうがかっこよくなりますよね。
センスがある人はあえて違うジャンルのアイテムを取り入れて個性を演出することがありますが、これを狙ってやるか結果的にそうなっているのかは大きな差があります。
人によってどんなジャンルの空間が好ましいのかは異なるわけですが、あなたは決めていますか?ぼんやりまとめていませんか?
●対策
家具1点のみを見て、かっこいい・かわいいと思って安易に買わないことです。
すでに持っているアイテムと調和するかどうかをよく考え、合わない物はやめましょう。時にあきらめも肝心なのです。
●長期的なライフプランを決めていない
ジャンルを統一するといっても結構大変で、すでに何かしらの家具を持っていると、金銭的な理由からそれに合わせざるを得ません。
初めての一人暮らしの時に実家から持ち出した家具、とりあえずと思ってそろえたチープな家具。
この状態から、モダンにしたい、アジアンテイストにしたい、姫系にしたいと思っても、なかなか難しいでしょう。
これは、その時の状況で購入についてしか考えないからいけないのです。
いつまで使用するのかを考えないので買い替えのタイミングを逃し、その時見つけた新しい家具を買い足してつぎはぎ状態になってしまうのです。
●対策
人生には大きく状況が変化するポイントがあります。就職、結婚、子どもの成長、キャリアアップなど、わからないなりに大きくライフプランを立てましょう。
そして、それに合わせて「いつまでこのジャンルでこの家具を使う」という家具の計画も組み合わせれば、適切な買い替え時にジャンル変更し、気に入った家具を買いそろえることができるでしょう。
家具を処分する際には、ただですてるのではなく買取やオークションで稼ぐことも考えましょう。
サイズ・カラーを正しくイメージできない
●カラーのイメージがずれる
この失敗は通販での買い物が多いですね。
通販サイトではたくさんのスペックが書かれ、できるだけイメージにずれのないように配慮してくれていますが、カラーに関しては画像に写っている照明により判断が難しいことがあります。
例えば、ダークブルーの場合は写り具合によってブラックに見えることがありますよね。
こうした細かい差が分かりにくいので、それを考慮して買い物をすることが必要です。
●対策
対策としては、一つは口コミに有力情報がないかよくチェックすることです。リアルな感覚で話ことばで書かれた口コミは役に立ちます。
口コミが多いと調べる気になれないことがありますが、色についての情報は探しておくとよいでしょう。
また、欲しい色を特定しない方が失敗しません。特定するとそれだけ期待は大きくなります。
持っているアイテムと同系色のものという考え方で選んでおけばそれほどの相違にはなりません。
●サイズのイメージがずれる
こちらも通販の場合は失敗しやすいですね。
商品に書かれているサイズを、実際にメジャーを伸ばしてチェックする方もいるでしょう。しかし、問題は単なる数字ではないのです。
予定のスペースにおさまるかどうかは判断できるでしょうが、家具のデザインや色によっては、以外と圧迫感を感じたり、逆にコンパクトに感じたりするものです。
●対策
想像力を鍛えなさいとは言いません。イメージをもっとリアルにするには、同じくらいの大きさの段ボール箱を実際に置いてみることです。
メジャーではイメージがつきにくいところをしっかり視覚に訴えてくれます。
もちろんぴったり同じ大きさでなくても、色が違ってもいいのです。メジャーという紐状のものでなく、物体があることによってあなたの想像力をずいぶんと助けてくれるものです。
●店頭でもカラー・サイズのイメージがずれる
通販サイトではカラー・サイズのイメージが難しいと述べてきましたが、実は店頭でも同じ失敗に陥ることがあります。
だって、店頭にあなたの部屋はないのですから!
オシャレなお店では店内の照明が薄暗い感じになっているなど、商品のカラーが判断しにくいことがあります。
その場合も、自宅の照明を意識してしっかりとカラーを判断しなければなりません。
サイズも似たようなもので、お店によっては店内の空間がとても広くなっているので、商品が意外と小さく感じることがありますが、それを自宅に入れるとかなり大きなサイズだったという失敗もよくあります。
●対策
店頭に買い物に行く時には、部屋全体と家具を置く予定のスペースの写真を撮っていきましょう。
画像と商品を見比べて、店員さんにも意見してもらって決めましょう。
まとめ
家具を購入する時の、イメージと異なってがっかりしないためのポイントをご紹介しました。
引越しは家具の買い替え、買い足しのタイミングです。新生活の充実を表現するインテリア、失敗したくないですよね。
よく自分の好みを考え、一手間をかけ、家具選びをしてみて下さい。