たまった引越し準備の疲れは歌って吹き飛ばそう!
日々のハードな仕事や勉強に加えて引越しの準備や片付け。
力仕事だけではなくて、ガスや電気、水道の手続き、役所や職場に提出する書類の作成など、やることはこれでもかというほどたくさんあるのが引越しというもの。
そんなあれこれに疲れ切ってはいませんか?
せっかくの新生活なのですから、そんなストレスを吹き飛ばしたいものです。
いったん引越しのことは忘れて気持ちをリフレッシュさせましょう。
ここでは引越しストレスを吹き飛ばす方法をご紹介します。
なぜ大声で歌うとストレスが解消されるの?
ストレスの解消に大声で歌うことが効果大って、ご存知ですよね。
カラオケなどで歌いまくって「ああ、すっきり」という感覚は誰にも経験のあることですが、実はこれは科学的にも根拠があるのです。
カラオケで大声で歌うとカタルシス効果、ホルモンの分泌、そして横隔膜の刺激が期待できると言われています。
その人が心の中で抱える苦痛、つまりさまざまな不安やイライラ、悩みや怒りといった感情を言葉に出して表現すると、その苦痛が解消され、安心感を得ることができるとされています。
これをカタルシス効果といいます。
「心の浄化作用」とも言われています。
楽曲の歌詞には「あなたに会いたい」「好き」「loving you」「I miss you」などなど、感情を表す言葉が盛りだくさんに使われています。
普段は口にするのが照れくさいような言葉のオンパレードでも、何故かカラオケだったらノリノリで思いっきり歌えてしまえますね。
つまり、普段は心の中にしまいこんであるさまざまな感情をカラオケというツールを借りて解放することができるのです。
また、カラオケで大きな声を出して歌いあげると、その後には不思議と満足感や幸福感が残りますね。
これは歌うことで、幸せホルモンと言われるβエンドルフィンや、快楽ホルモンあるいはやる気ホルモンと呼ばれるドーパミンが脳から分泌されるからです。
このドーパミンが分泌されることで、苦しみの感情が消えて幸福感や満足を得ることができますし、そしてやる気も湧き上がってくるのです。
また、歌を歌うことは精神面以外にもいい影響があるのです。
人は大きく息を吸い込んで、ゆっくりと吐き出しながら歌を歌います。
普通の生活をおくるうえでは、1分間に15~20回くらいの呼吸をしています。
ところが、歌をうたっている時の呼吸数は、1分間に10回程度になるのです。
このような呼吸法は、横隔膜を刺激し、それがリラクゼーション効果を生むのです。
そして、横隔膜が動くと、自律神経が良いバランス状態になり、結果として免疫力が上がるという良い循環が体内で生まれるのです。
さらに、たっぷり息を吸ってたっぷり吐くと、血流が良くなります。
すると、体の隅々まで血液が行き届きやすくなり、老廃物も自然とデトックスされて新陳代謝も促進される……と、まさにいいことずくめなのです。
これで疲れを吹き飛ばせ! シチュエーション別カラオケ
カラオケのストレス解消法がわかったら実践あるのみ。
女性におすすめの歌をご紹介しますので、ぜひトライしてください。
・みんなで思いっきり歌って、踊って、ストレス解消!
『LOVEマシーン』(モーニング娘。)
『女々しくて』(ゴールデンボンバー)
『ヘビーローテーション』(AKB48)
引越する人もそうでない人も、みんなで思いきり歌って踊って盛り上がったら、気分はすっきり。
明日からまた頑張れそうですね。
・とにかく歌いあげたい!
『粉雪』(レミオロメン)
『リンダリンダ』(THE BLUE HEARTS)
周りを気にせず、ただひたすら歌い上げて歌の世界に浸るもよし、ただシャウトするもよし!
・前向き、元気になれる曲
『ガッツだぜ!!』(ウルフルズ)
『RPG』(SEKAI NO OWARI)
『負けないで』 (ZARD)
『それじゃあバイバイ』(SURFACE)
引越し準備の疲れでいっぱいだった心と体はどこへやら。
これで引越しストレスとはおさらばしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
カラオケの意外な効果がわかりましたね。
好きな音楽がかかって気分は楽しく、歌うことによる適度な疲労でいやなことは忘れ、夜はぐっすり眠れるはず。
ただし、いくら楽しいからといって夜通しオールでカラオケは逆効果なので絶対にNG!
おまけのワンポイントアドバイス
引越しと言えば段ボールですね。
こんなに段ボールが部屋に溢れることも引越しのときぐらいでしょう。
そう、段ボールを頭からかぶって歌っちゃいましょ♪ 段ボール防音室、なんてね!