引越し前から考えておきたいファミリー用ソファーの選び方
出典 http://www.interiorlife.co.jp/item/bestbuy/bestbuy.html
秋の転勤シーズンに合わせて引越しが多くなってきていますね。お子様も一緒に家族で引越しされる方は、お子様の成長に伴って家具の買い替えをする方も多いのではないでしょうか。大型家具でもこの機会なら一念発起して買い替えるタイミングですよね。
例えばソファーなんてどうですか?新婚のときは2人掛け用ソファーだったけどそろそろ…と考えるタイミングに来ているかもしれませんね。
しかし家の中で存在感ナンバー1のソファーは、その家の顔と言っても過言ではないくらいインテリアの印象を決める家具です。それだけに買い替えには慎重にならざるを得ないもの。
きっと以前使っていたソファーの欠点をいくつも思い返して「今度はもっと快適なソファーを」と思っているのではないでしょうか?
引越し前のみなさん、引越し直後のみなさん、それではファミリー用ソファーの選び方をさっそく見ていきましょう。
大きさは家族人数マイナス1!物置き化を防ぐ
ファミリーで使えるソファーにはどのような条件があるのでしょうか。
まずは一定の大きさが挙げられます。
3人掛けの大型のものか、2人掛けと1人掛けの組み合わせか、家族の人数と部屋の広さに応じて考えてゆくとよいでしょう。しかし必ずしも人数分である必要はありません。
スペースの無駄遣いをしないソファーの大きさを考えましょう。
ファミリーにとってのソファーはややもすると、物置き化する危険性もあるのです。
家族が全員一度にソファーでくつろぐことは実は稀なので、3〜4人家族ならば、人数マイナス1程度が目安と言えるでしょう。
素材の優等生、進化した合皮に注目
大きさの目処が立ったらデザイン!といきたいところですが、もう一つ重要なポイントが。
ファミリーにとっては素材も生活の質を支える大きな要素ですよね。
汚れにくく、万が一水分をこぼしても簡単に拭きとれ、使用感が目立ちにくい物がベスト。
パッと思い浮かぶのは革張りのゴージャスなソファーですが、費用の面から言っても、本革ならではのお手入れの面から言っても、ファミリー向きではありません。
そこでおすすめなのが合皮です。
近年では合皮の質が向上し、本革と見分けがつかないくらいくらいの物が出てきています。
傷に強く、柔らかな手触りで、カラーバリエーションも豊富、お値段も現実的です。
何年使うかを目処に予算設定
あなたの家族はこの先何年後に大きくライフスタイルが変化しそうですか?お子様が増える予定、お子様が家を出る予定、ご両親が一緒に住む予定、様々あると思います。
ソファー選びは、現在だけを見るのではなく、先を見越して計画的に選ぶ必要があります。
ソファーは表面ばかりが丈夫でも、中のウレタンやスプリングが衰えてきます。
使用頻度にもよりますが、10年前後辺りから型崩れが目立ってきます。
そうなってくると、ウレタンやスプリングの入れ替えなどの大幅なリフォームが必要になりますし、丈夫な合皮でも角の辺りに使用感が出てくるので張替が必要になってきます。
いつまでこのソファーを使うかを考え、とりあえずネットの3〜5万台のものでいいのか、きちんとしたブランド家具屋さんの10万台のものにしておくのか、予算を考えてみて下さい。
大型ソファーで部屋の動線をデザインしよう
大きさと素材が決まったら最後は形選び。3人掛けタイプは座ってくつろぐもよし、うたた寝にも良しで、フレキシブルに使えます。最近ではオットマン付きや片袖の付いた変則L字型など、ソファーでのくつろぎ方に自由度が出てきています。
そんな大型ソファのデザインで迷う時には頭を柔軟に使って、部屋の動線をデザインするつもりで形と設置場所を考えてみましょう。壁際に置くばかりがソファーの置き方ではありません。
マンションの王道LDKでは、ダイニングスペースとリビングスペースを区切るように置いてみたり、ソファーの背にぴったりとくっつけるように、高さの近い薄型の棚を並べることで、アイランドカウンターのようなスペースを作ったりするのも面白いですね。
リビングでどう動くか、ストレスのない動線を描いて、邪魔にならない機能的な形と置き方を考えてみて下さい。
まとめ
家族団らんのスペース、ソファー。選び方のポイントは押さえられましたか?
最近では家具のファストブランドやジェネリック家具など、おシャレなデザインのソファーが手に入ります。こだわりたい人には、古材を扱った1点ものや、形や素材を組み合わせるセミオーダーのメーカーなど、選択肢はどんどん増えています。
せっかく引越したのだから、この機会に大満足のソファー探しを、楽しんでみてください。