訪問見積もりのときに掃除をしておくべき驚きの理由とは!?
引越し業者の方に、実際に家を訪問してもらい、見積もりをだしてもらう訪問見積もり。
引越し当日のトラブルを防ぐためにも必要なことなのですが、訪問見積もりの時って、部屋の中の掃除はどの程度しておいたらよいのでしょうか。
部屋を見られても恥ずかしくないし、しないよりは、しておいたほうがいいと思うけど、引越し前だし、仕事も忙しいし、掃除なんてしている暇ない。という方も多いと思います。
しかし、訪問見積もり時にきちんと掃除をしておくことで、メリットがあるのです!
訪問見積もり前に、がんばって時間をつくって、簡単な掃除をしておくことをお勧めします。
掃除をしておくことで得られるメリットとは?
訪問見積もり時に、掃除をしておけば、部屋のなかを見られても恥ずかしくないという、精神的なメリットがあります。
荒れた部屋を見せなければならないというのは、やはりストレスに感じるもの。
それを軽減させるためにも、部屋の掃除をしておきましょう。
また、正確な荷物の量を知ってもらって、正しく見積もりを出してもらえるというメリットもあります。
もし整頓できていなくて荷物の量がわかりにくいと多めに見積もられてしまうかもしれませんし、家具を見落としていて当日追加料金を請求されてトラブルになるという可能性もあります。
そして実は、部屋を掃除することで得られる、最大のメリットが別にあります。
それは、お断り見積もりを出される可能性が激減するということです。
お断り見積もりとは?
お断り見積もりとは、引越し業者が、この人の引越しはやりたくないと考えた時に、引越しを依頼されないように、わざと高額な金額で提示する見積もりのことです。
お断り見積もりを出される理由には、引越し当日に、荷物の梱包が終わっていないなどのトラブルが発生しそうだと判断されたり、ゴミの処分が間に合わず、当日に運び出す荷物が増加するなどが予見されたりする場合です。
ようするに、訪問見積もり時に、このお客の引越しは予定通りにいかなそうだという、だらしない印象を与えてしまったことが大きな原因となります。
お断り見積もりについてはこちらで詳しく説明していますのでご覧ください。
>引越しの「お断り見積もり」って何のこと?あなたは大丈夫?
お断り見積もりをもらわないために
引越し業者は、一日に数件の引越しを掛け持ちすることが普通です。
なので、引越し当日、予定通りにスムーズに作業が進むことを重視します。
梱包が終わっていなくて、荷物の運び出しがなかなか始められなかったり、ゴミの処理ができていなくて、必要な荷物のほかに、ゴミも一緒に新居に運びださなければいけなくて、荷物の量が増大したりといった、トラブルを嫌います。
そのため、そういったトラブルと無縁そうなお客さんの引越しなら、多少見積もりを安くしても、引き受ける価値があると判断されるのです。
トラブルと無縁そうなお客と思ってもらうためには、しっかりした、信頼できるお客と思ってもらうことが大切です。
引越しに向けて、部屋の掃除をしておくことで、訪問してきた営業マンから、この人は、引越しに向けて、計画的に動いているから、当日もトラブルなく作業できるだろうといった、心象を抱いてもらうことができるのです。
片付けておくべき場所は?
訪問見積もり前に、掃除をしておくとして、どこを片付けておいたらいいのでしょう?
●クローゼットの中
訪問見積もりで知りたいことは、運び出す荷物の総量です。
なので、クローゼットや押入れなどの収納スペースに、どの程度の荷物が入っているのかが、一見してわかるように、整理しておきましょう。
それほど力を入れて整理整頓しなくても大丈夫ですので、クリアケースがいくつあるか、ハンガーにかかった服がどのくらいの幅あるか、など、ポイントごとにカウントできる程度に分けておきましょう。
●大型家具周辺
業者さんが把握するのは、ダンボール箱に入るくらいの大きさの荷物と、大型家具の数です。ひどく散らかっていて、大型家具が埋もれて見えないような状況は避けておきましょう。
また、引越しを機に、処分するものも多いと思いますが、訪問見積もり前に、新居に運ぶ荷物と処分する荷物を仕分けしておけば、全体の荷物量の目安が少なくなり見積もりが安くなります。
訪問前に、ある程度のゴミの処分をしておくことが肝心です。
まだ処分していなくても、処分予定であることを伝えるだけでも大丈夫です。
掃除をすることで、引越しの見積もりが安くなる。というのは、嘘のようですが本当のことです。
どうせ、引越し前には、荷物の梱包をして、掃除をしなければならないのですから、少し前倒しして、訪問見積もり前に、荷物の整理と掃除を行い、安く、お得に引越しができるようにがんばりましょう。