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ずっと放置してませんか?パソコンの捨て方・注意点 引越し時に解決!


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どのように処分したらいいのかがよくわからずに、壊れたパソコンが押し入れで眠っているという方は意外と多いようです。また引越しをきっかけに新しいパソコンに買い替えようという方もいるでしょう。

押し入れで眠っている壊れたパソコンや古くて使わなくなったパソコンを処分したい、でもそのまま不燃ごみや粗大ごみで出しちゃってもいいの?

「壊れているから不燃ごみで出しちゃっても構わないだろう…」なんて考えていい加減な処分をしてしまうと、あとから大変なことになってしまう可能性もあります。

そこで今回は不要になったパソコンの捨て方についてご紹介します。

 

パソコンは粗大ごみでは捨てられない

壊れているからと言ってパソコンをそのまま捨てることはできません。パソコンはリサイクルに関する法律の対象品目になっています。

リサイクルの法律と言うと「家電リサイクル法」がありますよね。しかし家電リサイクル法に法り適切に処分しなければいけないのは、テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機の4つのみです。ではパソコンはどんな法律が関係しているのでしょうか?

それは「資源有効利用促進法」を改正した、通称「パソコンリサイクル法」と呼ばれている法律です。

パソコンやパソコンディスプレイには「レアメタル」が含まれています。レアメタルとはその名のとおり希少価値の高い金属で、多くの電子機器に欠かすことのできない資源です。その貴重な資源を有効的に再利用するために作られた法律で、

  • デスクトップパソコン
  • ノートパソコン
  • 液晶ディスプレイ
  • ブラウン管ディスプレイ
  • 液晶本体一体型パソコン

などがその対象となっています。

 

パソコンの処分方法

1.メーカーで引き取ってもらう

パソコンリサイクル法に基づき、各メーカーで引き取ってもらうという方法があります。

パソコンリサイクル法の施行後に販売されたものに関しては、パソコン本体の側面や背面にPCリサイクルマークが付けられており、その場合は無料で引き取ってもらえるようですが法律ができる前のパソコンやディスプレイは有料になります。

ただし、パソコンは処分してもらえますが、ハードディスク内のデータ消去は自分で行う必要があります。データ消去サービスを行っているメーカーもあるようですので、まずは各メーカーに問い合わせてみてください。

 

2.オークションに出品する

壊れたパソコンや古いパソコンでは需要がないのでは…と思いがちですが、実はジャンク品でもオークションで売れるんです。自分でパソコンを作ったり修理したりできる人は、パソコン内部のまだまだ使える部品を必要としている場合があります。

ただし、過度な期待はしないでください。パソコンの型式や状態によっては全く落札されないこともあるでしょう。

ハードディスク内のデータ消去については自己責任でお願いします。

 

3.リサイクルショップへ持ち込む

古いパソコンや壊れているパソコンでも、上記のように全く需要がないわけではありません。ただし、お店によっては型式の古いパソコンや壊れたパソコンの引き取りを行っていない場合もあります。また引き取ってもらえた場合にも非常に安価となるでしょう。

そしてこちらもハードディスク内のデータ消去は自己責任となります。

 

4.家電量販店やパソコンショップで引き取ってもらう

家電量販店やパソコンショップでも処分をしてもらうことができます。また、新しいパソコン購入時に古いパソコンを下取り扱いで値引き対象となる店舗もあります。

しかし、ブラウン管ディスプレイなど引き取りのできないものもあります。

データ消去は店舗のサービスによって異なるようですので必ず確認をしてください。

 

5.パソコン専門の不用品回収業者を利用する

パソコン専門の不用品回収業者はパソコンやディスプレイなどに使用されているレアメタルや貴金属類を取りだし、それを再利用して利益を得ているために、ほとんどの場合が無料で回収してくれます。中には人気のあるディスプレイなどは買い取りをしてくれる業者もあります。

気になるハードディスク内のデータ消去についても、処分と一緒にデータ消去まで行ってくれ、さらにデータ消去の証明書を発行してくれるところもあります。

ここで気を付けることは、悪徳業者に引っかからないようにすること。運悪く悪徳業者に頼んでしまうと、パソコンに残っている個人情報を悪用されたり、不法投棄等、トラブルになる危険性があります。

パソコン専門の不要品回収業者を利用するときは、「ハードディスク内の情報を消去したという証明書を発行している」という業者を選ぶことがポイントです。

 

まとめ

パソコンの処分については、とにかく「そのまま」処分はしないこと。たとえどれだけ壊れていたとしてもハードディスク内の情報は適切な削除を行わないといくらでも復元できてしまいます。

パソコンを処分するときは絶対にそのまま処分しないように気を付け、自分で削除を行う場合には、ネットなどで調べて完全にデータを削除してください。

そう言ったことからもおすすめの処分法は「データ削除の証明書を発行」してくれる「パソコン専門の不用品回収業者」です。個人情報の宝庫とも言えるパソコンだからこそ、適切な処分をしたいですね。