都会だけど落ち着いてて家族で住みやすい東京の街は?
東京都には23の区、26の市、小笠原などの島しょう部があり、630もの駅があります。日本の中で最も駅が多く、街によって特色も雰囲気もがらりと変わってしまうのが東京の街です。
東京は人口密度も高く、人の出入りが激しいのが特徴で、住みにくい印象を持つ人も多いですが、場所によって人が遊びに集まる場所、暮らすために集まっている場所など異なっているため、場所を選べばのんびりと過ごせる街もあります。
今回はそんな都会だけど落ち着いてて家族で住みやすい東京の街は?をテーマに家族みんなで住める落ち着いた街をご紹介します。
充実した生活環境で過ごしやすい街「赤羽」駅
東京都内でありながら充実した生活施設と自然の両方が手に入る街が赤羽駅です。
赤羽駅周辺には家族向けのイトーヨーカドーやダイエー、西友などの様々な商業施設があり、飲食店なども多く集まる繁華街で、駅から延びる商店街は都内でも人気の商店街です。
保育園や学校なども多く、公園や図書館、スーパーやゴルフ場、スポーツ施設などもいくつもあり、生活に必要なものや娯楽がすべて揃っています。
さらに公園や緑道などが多くあるエリアで、自然に触れられる場所がたくさんあるのが特徴です。赤羽駅から少し離れると荒川や大きな河川敷もあり、もう少し足を延ばせば家族全員で週末を過ごせる、埼玉や千葉のレジャー施設にもアクセスしやすい街です。
赤羽駅に乗り入れる路線は、JR埼京線、京浜東北線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線の5つです。池袋や新宿などの主要な駅へのアクセスも良いため、通勤のことを考えても便利な位置であることがわかります。
生活するには十分すぎる街でありながら都会の喧騒を忘れさせてくれる、そんな街が赤羽駅です。
映画のようなゆっくりした時間が流れる「三鷹」駅
日本の名作アニメを排出したスタジオジブリがある街として有名な三鷹駅。
かつてこの三鷹駅周辺は森や林などがあり、映画・トトロを生み出すほど自然豊かな町でした。
都市開発が行われ、当時ほど緑は残っていないものの、それでも公園や緑地が多くあるエリアとして有名です。
ジブリ作品は今もなお子どもから大人まで老若男女に人気があります。三鷹で育つことによって周辺環境の影響も受けて、子どもはより一層ジブリ作品が好きになるかもしれませんね。
街角にはおしゃれなお店や、かわいいカフェなどがあり、犬連れで散歩を楽しむ人も多くいます。街全体がどこか懐かしい空気が漂っていて、まるで映画の主人公にでもなったかのような、ゆったりとした感覚を味わえます。
三鷹駅周辺には学校や病院なども充実しており、住むには十分な設備が整っています。大人から子どもまで楽しめる街で、季節感も味わえ、家族そろってのちょっとしたお出かけなども行いやすい街が三鷹駅です。
江戸風情が残る落ち着いた街「清澄白河」駅
江戸の城下町として栄え、今でも当時の色が濃く残る街なのが清澄白河駅。
お寺や資料館なども多くあり、江戸の庭園として有名な清澄白河庭園もあります。ドジョウ料理やシジミ料理が有名で、老舗の看板を掲げたお店などもよく目にすることができます。
美術館やギャラリーも多いため、「アートの街」として以前から一部の人からは人気があったようですが、最近ではおしゃれな街のイメージが付きつつあり、若者を中心として人気が上がってきています。
最近では有名なカフェが次々にオープンしており、それも人気上昇に一役買っているようです。
隅田川へと続く屋形船や漁船も見かけることができ、東京の街にいることを忘れてしまうほど落ち着いた時間を過ごすことができます。
清澄白河駅周辺には学校や図書館、ホームセンターなどもあり、美術館や大きな公園もあるので好きなことをして東京の街を味わうことができます。
利用できる路線は東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線の2路線で、東西線や都営新宿線の駅も徒歩圏内にあるため、アクセスも良いです。
まとめ
毎日あわただしく、せわしく過ごしていると玉手箱を開けてしまった浦島太郎のように気が付いたときには時間がアッと言う間に終わっているのは残念なことですよね。
せっかく住むのであれば落ち着ける街でゆっくりと自分と家族の時間を大事にしたいものです。今回は都会だけど落ち着いてて家族で住みやすい東京の街は?ということで「赤羽駅」、「三鷹駅」、「清澄白河駅」をご紹介しました。
忙しいとついつい置き去りにしてしまう生活ですが、本来であれば家族や生活があってこその仕事ではないでしょうか。そんな少しでもゆっくりと家族と時間を過ごしたいと思うあなたには今回ご紹介したような街がおすすめです。