他人が家に!?訪問見積もりって何するの?そわそわしないように行うべきこと
出典 http://nicocha.com/hitori/7214
引越し業者さんに引越し作業をお願いする場合、電話だけでは詳しい見積もりを出すことができないので、大抵の業者さんが家に訪問して状況を見て見積もりを出させてもらいたいと言われます。
初めて引越しされる方は、業者さんが家まで上がりこんでくるなんて!と驚く方もいるかもしれませんが、引越し当日になってこの住環境ではトラックが入れないとか、大きな家具があるので追加料金を、など予測不能な事態を防ぐためには必要なことなんです。
でも必要だとわかっても、特に女性の一人暮らしの方などはちょっとそわそわしてしまいますよね。そんな方に向けて、訪問見積もりに立ち会うときにするべきことをまとめましたので、実行してもらえれば大丈夫ですよ。
業者が来る前にしっかり整理整頓しておこう
訪問見積とは運ぶべき荷物を確認にくるわけです。引越しには通常トラックを使いますから、どの大きさのトラックが必要か判断ができます。
ということは、あまりにも部屋が散らかっていて荷物がどれだけあるのか判断が付かない状態では正しい見積もりが出せません。最低限、大きな家具をきちんと確認してもらえるようにしましょう。また、クローゼットも閉めたままだと当然中の大きさは他人にはわかりません。大方の量を把握できる程度にはさっと見られますので、見られてもいいように整えておきましょう。
それ以前に、知らない人とは言ってもそんな散らかった部屋に上げるのは失礼ですし恥ずかしいことです。見積もり以前に礼儀として部屋はきれいに片づけておくべきですね。
もちろん塵一つ落とすなというわけではなく、荷物がどれくらいあるのかわかればいいので、ある程度整理・整頓できていれば問題ありません。これから引越し作業の梱包などをするのですから、その前準備としても一旦きれいに整理・整頓するべきです。
座って話せる場所を確保
訪問見積もりで業者さんがやることは、まずひととおりの荷物の種類と量を把握し、その後料金を計算して見せてくれたり、契約を取るために会社の売りなどを説明してくれたりする時間に入っていきます。
一人暮らしの狭い部屋だと、ゆっくり応接するスペースがないこともあるかもしれませんね。ローテーブルのここに座ってもらおうとか、テーブルがないから座布団だけ用意しておこうとか、一緒にコタツに足を入れるのは気まずいから外しておこうとか、事前に予定しておくと焦りませんよ。
また、話をするときにペットボトルのお茶を出せるとよいでしょう。自分の分もあると落ち着きます。常識のある人だという印象が与えられますし、手を伸ばせばお茶があるという状況はお互いにとって安心できる空気になります。今の時代なら急須で丁寧に入れなくても大丈夫です。むしろその場で無理して飲ませなくても、自由に持ち帰ってもらえるので親切です。
値下げにつられてその場で即決しないように
訪問見積では多くの場合、最初の金額よりも値段を下げてくれます。結構な金額を値引きしてくれることがあるので、「やったー」と思ってその場で即決してしまう方がおられます。しかしそれはやめた方がいいでしょう。
というのは、他の業者に頼むともっと安く済むことがあるからです。遠方の場合は別ですが、同一県内とか隣県などの場合は料金はあってないようなものなのです。もちろん運賃や作業員への給料がありますが、それにいくらが上乗せされているかはこちらの知る由はないのです。
おすすめしたいのは、複数社で見積もりをとって後で決める方法です。「今ならこの金額で」と言われますが、その後で来る業者に先の金額を提示すればそれよりも下げてくれる可能性が高いのです。したがって、その場で即決しないで複数社の出方を見てからにするべきなのです。
不用品は事前に処分しておきましょう
もう使わない不用品は事前に処分しておきましょう。荷物が多いほど運送トラックが大きくなりますし、作業員も増えます。つまり料金が高くなるということなのです。それを避けるためには事前に処分をすることです。引越し時にその引越し業者に処分してもらう方法もありますが、基本的に有料なので、時間があるなら各自治体の処分方法に合わせて予め処分をするのがいいでしょう。
自治体の処分方法でも大型家具や電化製品などは有料になってしまいます。それらがまだ使えるならリサイクルショップに売るという方法もあります。大型商品でも業者によっては無料の引き取りサービスをしているところもあるので、よく調べて賢く利用するといいでしょう。
処分する時間がなかなかとれないとしたら、せめてどれを捨てるか決めておくだけでもいいでしょう。業者さんに、引越しの日までにはこれは処分しておきますと伝えれば、その見積もりを出してくれます。
まとめ
訪問見積でそわそわして失敗しないように、まずは不用品は処分して部屋をきれいにしておくこと、そしてその場で即決はしないことです。業者側とすればその場で契約してもらった方が助かりますが、こちら側はできるだけ安く済ませたいですよね。それには何社かで見積もりをとって比較させることです。
業者の方は足を使ってせっかく訪問見積まできているので、どうしても契約を勝ち取りたいのです。そうなると少しでも金額を下げて契約を求めてくるのですが、そこは毅然とした態度で冷静に対応しましょう。
そして、気になる疑問はきちんと質問して解決するようにしましょう。あまり警戒しすぎて必要なコミュニケーションがとれなくては本末転倒なので、あくまで人と人だという考え方で接すれば大丈夫ですよ。