カーテンの洗濯は引越し前or後?正しいカーテンの洗い方と干し方!
出典 http://www.seikatsuzacca.com/curtain/
この記事の内容
カーテンを洗うのは引越し前?後?
引越し前に慌ててカーテンを洗った経験のある方はいらっしゃいますか?
新居の窓の大きさに合わないかもしれなくても、すぐにカーテンを購入することはおそらくできないため、とりあえず合わなくても持っていくという方が多いですよね。
でも、カーテンは引越しした後に洗うことをおすすめします!
洗った後に箱詰めしてしわになったり、運ぶ間に汚れてしまったりするからです。新居に引越してから落ち着いて洗えばいいのですよ。
また、新築でなくてもクリーニングされた新居なら窓がきれいなので、カーテンを洗ってそのままつるして問題ありません。旧居で窓拭き前に、きれいになったカーテンをつるしてもまた汚れてしまいます。
では、引越し前の予習として、カーテンの洗い方、干し方をご紹介しましょう。上手に計画を立てて下さいね。
カーテンは何で汚れている?
カーテンは毎日使うものなので、日々少しずつ汚れていきます。急に激しく汚れることがないので、汚れが気になることはあまりないかもしれません。洗った後の変貌ぶりを見て驚くことになるのです。
日々どんな汚れがたまっていくかというと、
- 手あか
- 部屋の中のほこり
- 外からの砂
- 花粉
- タバコのヤニ
これらが挙げられます。
放っておくとカビやダニの温床になりアレルギーの原因になってしまうこともあります。アレルゲンに弱いお子様がいるなら特に注意しましょう。
では、カーテンの洗い方を説明していきますね。引越し後に一度洗濯したら、その後定期的にも洗濯できるといいですね。
カーテンの洗い方
1. 埃をおとす
洗う前に、まずカーテンの埃を叩いて落とします。
2. 洗濯表示を確認
洗い方は、使われている素材によって異なります。水洗い不可のマークがついているカーテンは洗濯機で洗うことはできないのです。洗える場合には、適切な洗剤を使用することも大切です。まず表示を確認しましょう。
3. カーテン・洗濯機洗い
洗濯機を使用できるカーテンの場合
・10分間、40℃以下のぬるま湯に浸けおきをする。
・全体を軽く押し洗い、裾の汚れなど汚れが酷いところはもみ洗い。
・40℃以下のぬるま湯に「弱アルカリ性洗剤」と「酸素系漂白剤」を溶かし10分ほど浸けおきする。
・弱アルカリ性洗剤と柔軟剤などを加えて手洗いコースで洗う。
4.カーテン・手洗い
・10分間、40℃以下のぬるま湯に浸けおきをする。
・中性洗剤で全体を軽く押し洗い、裾の汚れなど汚れが酷いところはもみ洗い。
・30秒ほど洗濯機で軽く脱水。
カーテンを洗うときに注意したいポイント
●汚れがひどければ二度洗い
洗う工程で洗濯液が黒く濁るように汚れが酷い場合には、軽く脱水したあと、もう一度洗うことで綺麗に汚れを取ることができるようになります。
●屏風だたみ
洗濯機に入れる際は、縦横の順にジャバラ状に折りたたみ「屏風だたみ」にします。汚れている面が外側に来ると良いでしょう。汚れている面は洗濯機の底面に向けて入れましょう。
出典 http://www.coopclean.co.jp/site_fashiondry/fdguide_menu/knack-curtain/
●塩素系と酸素系は異なる
「塩素系漂白剤」は漂白力の強いものです。色を脱色させてしまうので、必ず「酸素系漂白剤」を選んで下さい。
酸素系漂白剤 例
出典 http://www.kao.com/jp/widehaiter/
●脱水時間を短めに
しわになるのを防ぐため、脱水時間は短時間に行う
プラスαアドバイス
- 自宅で洗濯する場合、柔軟剤に「静電気防止効果」などのあるものを使用することで、花粉や埃などの汚れをつきにくくし、脱水するときにも洗濯じわを防ぐなどの効果があります。
- また、抗菌効果のある洗剤や漂白剤を使うことで、カビや菌におるイヤな匂いの発生を妨げることができるようになります。
カーテンの干し方
●レースのカーテン
レースのような薄手のものであれば、レールに取り付け、直接干すと良いです。
このように自然乾燥させると、重さで全体のしわが伸びて綺麗に仕上がり、場所もとりません。
●カーテン
カーテンは必ず陰干しにします。直射日光に当たることで変色させてしまうからです。
ただ、陰干しって言われてもカーテンのような大きなものを部屋にどのように広げたらいいか悩みますよね。そこでお伝えしたいのは、陰干しは部屋の中でなくても良いということです!
日が当たらない時間のベランダでも問題ありませんので、部屋の方角によって時間帯を選び、物干竿に干して下さい。または、日が当たらない時間にカーテンレールに直接つるしてもいいですよ。
ただ、乾燥機はやめましょう。自然乾燥させるのが望ましく、乾燥機を使用すると生地が変質してしまったり、縮んでしまう恐れがあります。
クリーニングに出すときの注意
自分で洗うのが面倒、干す場所がないと言う場合には、クリーニングに頼ると言う手段もあります。
そんな時にまず注意したいのは、必ずフックを外してから出して下さい。ある種のマナーですね。
また、洗濯絵表示をお互いにきちんと確認することが大切です。クリーニングできない素材もありますので、トラブルにならないように一緒に確認しましょう。特に綿や麻などの天然繊維は縮みやすいです。
カーテンの洗濯の目安
床の掃除はきちんとするのに、忘れられるのはカーテンです。きちんと洗濯をすることで埃やダニを落とし、花粉症などのアレルギー原を取り除くことができます。
目安としては、
- カーテンは年に1回
- レースのカーテンは年に2〜3回
が目安とされています。
頻繁にできないものですが、日頃掃除機をかける際に、埃を落としたり掃除機で埃を吸い取るだけでも良いと言われています。新居でカーテンを洗ったときの気持ち良さを維持していけるようにしたいですね。