新婚さんのためのダイニングテーブルの選び方 将来の家族構成がわからなくても大丈夫
この秋にご結婚される皆様!おめでとうございます!
もう、新居へのお引越しは済みましたか?
インテリアや家具の買い替えについて、さまざまな話し合いは進んでいるでしょうか?
新しいものに買い替えるのって、ワクワクする一方でなかなか決め手が無くて迷ってしまうこともありますよね。特に高額なものや大型の家具は悩みの種です。
そんな大型家具の1つであるダイニングテーブルは、今後いつ子どもが何人増えるのか、はたまたご両親が増えるのか、まだまだ将来の家族構成がわからないうちは選びにくいですよね。とりあえず…と小さくて安いもので済まそうと考える方もいらっしゃると思います。
今回は、新婚夫婦におすすめするダイニングテーブルの選び方をご紹介していきましょう!
将来を見据えた広さの選択を
●二人掛けは案外狭い
ダイニングテーブルは基本的に食事をするためのテーブルです。
ですから、ある程度の広さがないと使いづらいものです。
2人がけの小さなダイニングセットを使った経験のある方ならお分かりだと思うのですが、日本の食事のスタイルはお茶碗、お椀、お皿など、食器の数が多いのが特徴です。
なので、主食、汁物、主菜、副菜と配膳するとすぐにテーブルがいっぱいになってしまうのです。家族人数プラス2人分の広さがあると理想的です。
度々買い替えるわけにもいかないので、将来を見据えて、可能であれば少し大き目を選ばれることをおすすめします。
家族が4人に増えるとしても、6人掛け程度の広さがあるとゆったりと使えます。
●用途は食事だけではない
ダイニングテーブルは食事以外にも、書類を書いたり整理したり、ノートパソコンを使ったり、生活のさまざまなシーンで活躍します。
ダイニングは生活の中心、作業スペースなのです。
リビング学習をする子どもは成績がいいと言われるように、将来お子さんがダイニングテーブルで宿題をするかもしれません。
まだ新婚で二人だけといっても、ある程度の広さがあっても広すぎて後悔することは少ないと思います。
●大きさだけでなく幅に注意
但し、広さにも2種類あって、幅が広いタイプと幅が狭いタイプとがあります。
向かい合って座る時、あまり幅が広すぎても、食事の時に使いづらいのです。
例えば大皿から取り分ける時や、1つの醤油さしを代わるがわる使う時などはお互いにちょっと不便なのです。
もし、ダイニングの広さが許すのであれば、円形のダイニングテーブルも面白いですね。
円形はお客様が多い社交家夫婦にはぴったりです。角がないので椅子を並べやすいのです。
円形や楕円は壁付けにできないのでデッドスペースが気になる、という方は伸縮性があるダイニングテーブルを選べば、ホームパーティーも楽しめます。
こだわりの素材で選択を
通常、ダイニングテーブルの天板は木製か化粧合板などが多いと思います。
合板は軽く色や形も選べて安価なので、買いやすい商品です。
ただ、短期的な買い替えを考えていないなら、もう少し素材にこだわるのも悪くはないもの。
●ガラステーブル
もう一つおすすめの素材。それはガラスです。
「ガラステーブルは怖い!」と思っているかもしれません。
確かに物を置く時に注意しないと思いがけない嫌な音がします。
けれども、その表面の丈夫さは木製のものより強く、大概のことでは傷がつきません。
又、汚れや熱にも強いという利点があります。熱い鍋をうっかり置いて焦げることもないし、油性ペンなどで汚れても、木製のものより洗剤に強く汚れを落としやすいのです。
また木製のテーブルは傷や汚れが気になっても、天板だけ取り換えられないケースが多いのですが、
ガラステーブルの多くは天板を簡単に取り外すことができます。
ガラス天板の重さを利用して、脚の上に置いているだけのデザインすらありますから万が一、大きな傷がついてしまっても、取り換えることができます。
ガラステーブルは部屋が広く見える上、それだけでオシャレで繊細な印象を与えてくれます。
クロスやランチョンマットを上手に使えば、快適に使えます。
物を置く時の不快な音も、乱暴な動作をしなくなるキッカケになるかもしれません。
ものは考えようです。
●無垢板のテーブル
無垢板のテーブルなんて、ちょっと憧れますよね!
木、一本一本の個性を活かした、たった一つのダイニングテーブルは、お部屋全体に温かみと安定感を与えてくれます。
長年使えば使うほど木は変化し、良い経年の味を出していくものです。20年後、50年後と、ダイニングテーブルを見ながら夫婦二人で微笑み合うのもいいですね。
セット買いにこだわらずに選択を
ダイニングテーブルを椅子とセットで買うことを考えている方は多いと思いますが、実際に買いに行ってみると、それぞれ別々に購入できることがわかります。
まずはオシャレで気に入った椅子を見つけて、それに合うダイニングテーブルを探す、という方法もあります。
ご夫婦がそれぞれ、自分好みの椅子を選ぶのもいいですね。
家具の統一感を気にされる方もいらっしゃいますが、個性のある家具をダイニングテーブルのような大型家具でまとめることもできます。
デザインはそれぞれでも、素材や色調を合わせたり、シルエットに共通項を持たせることで統一感を生むことはできます。
また、ダイニングセットだけでインテリアの統一を図ろうとせず、照明やカーテン、壁にかけるフレームなどその他のインテリアアイテムを計画的に使えば、統一感は出てきます。
インテリアはアイテムごとに考えるのではなく、スペース全体で作り上げていきましょう。
まとめ
ダイニングテーブルはちょっぴり大きな買い物です。けれども最近はデザインも価格も幅広く選ぶことができます。
何より、ダイニングテーブルがある生活は、とても便利。
落ち着いてテーブルについて食べる食事はそれだけできちんとして見えます。
ただ、唯一の落とし穴である、卓上の物置き化をさせない工夫をしっかり考えて、購入に臨みましょう。
家族に子どもが増えるのか、親が増えるのか、まだまだわからないという新婚のご夫婦でも、人数に限らずダイニングテーブルの価値を考えて、気に入るものを探してみて下さいね。