新居の家具選びで彼とけんかしないコツ4つ
新居への引っ越しの際、家具選びが原因で彼とけんかしてしまう人は決して少なくありません。
どうしても意見が合わなくて家具屋さんで何時間も粘るというトラブルを避け、スムーズに家具を選ぶにはどうすればいいのでしょうか?
寸法を一緒に測ること
1.一緒に家具の寸法を測る 2.寸法の情報は二人の携帯で共有する
3.間取りも描き加える
一つ目に、新居で家具を置く場所の寸法をきちんと測りましょう。家具屋さんに行くと目移りしがちですが、寸法という制限を設けることで家具を選びやすくなります。
寸法を測る時も出来るだけ一緒に測りましょう。新居で共同作業をすることで家具選びもより楽しくなります。メジャーを片手にどんな家具を置きたいか話し合いながら測ってみましょう。
測った寸法は紙などにメモして写メを撮りましょう。そして、二人の携帯で情報を共有しましょう。必ずしもデジタルである必要はありませんが、携帯さえ持っていればいつでもどこでもすぐに確認出来るという強みになります。アナログの場合は同じ内容のメモを二人分用意しましょう。
ただ寸法だけをメモするのではなく、実際の間取りに沿ってメモを取るとイメージが湧きやすいです。どの場所に何を置くのか、この時点で具体的に意見を詰めていきましょう。
追加でいいアイデアが浮かんだらメモに書き込んでどんどん情報を更新していきましょう。初めはイメージが湧かなくても何度か新居へ足を運ぶことで見えてくるものもあります。
●ポイント:情報を共有すること
このようにいろんな情報を共有することによって、双方の意見の食い違いを減らすことが期待出来ます。メモとして残しておけば、相手の意見の参考にもなりますし一石二鳥です。
予算やイメージを話し合うこと
1.部屋全体の色味を決める 2.ネットで値段の相場を調べ予算を決める
二つ目に、事前の話し合いを必ずしましょう。まずはどのような家具をどのくらいの予算で買うのかを、測った寸法を元にして大雑把に話し合いましょう。
ごくごく基本的なことのように見えますが、このような初期の話し合いをしていないことが意外な落とし穴になりがちなのです。自分が欲しい家具と彼が欲しい家具がぴったり同じということの方が珍しいです。
話し合いの初めに部屋全体の色を決めてしまうとこれからの家具選びがスムーズに進みます。黒や茶色でシックにまとめるのか、白基調でシンプルにまとめるのか、イメージ色の方針だけでも意見をすり合せておきましょう。
肝心の予算ですが、家具の相場を知らない場合はインターネットで調べてみましょう。その際にイメージに合う家具があれば、その情報を彼と共有しましょう。
時間が許すのであれば、予算を検討するために一度家具屋さんへ下見に行くのもいい手です。何軒か回って家具の相場が分かればトータルでいくら必要なのか見当がつきます。
二人の貯蓄や出せる金額を考慮してお互いの負担にならないように予算を設定しましょう。多少幅があってもいいですが、大まかな予算はあらかじめ決めておきましょう。
●ポイント:話し合いの不足はケンカのもと
いきなり家具屋さんへ行って失敗するのは話し合いが不足しているパターンです。その場の勢いで購入したものの、自分のイメージと合わなかったなどとけんかの火種になってしまいます。
時間にゆとりを持って家具探しをすること
三つ目に、時間にゆとりを持って行動しましょう。一軒でまとめて買うよりもいろんな家具屋さんを回った方がいい家具が見つかることが多いです。目当ての家具屋さんを一通り回ってからどの家具をどこで購入するのかピックアップするのもいい方法です。
引っ越し前でなかなか時間が取れず、どうしてもその日の内に決めてしまわなければならないということもあるかと思います。午前中に下見をして、お昼ご飯を食べながら相談し、午後に決定するというプランも有効です。
●ポイント:一軒の家具屋さんで決めようとしない
必ず一軒で決めなくてはならないという制約は取り払い、見つからなかったら別のお店へ行ってみるという別の選択肢を残しておきましょう。別のお店へ行くことで気分転換にもなり、気持ちよくデートを満喫出来ます。
気にいらない点は買う前にきちんと伝える
1.意見が一致しない場合はお互い譲歩する 2.ただし自分の意見も必ず取り入れてもらう
3.気まずくなったらクールダウンする時間をとる
四つ目に、実際にお店で家具を見て気にいらない点はその場で彼に伝えましょう。購入してから文句を言うとけんかに発展してしまいます。避けられるトラブルは事前に避けておきましょう。
部屋のイメージ色・寸法・予算の三つで制限を掛けて探せば選ぶべき家具は自ずと見つけられるはずです。その三つから大きくはみ出してしまうものはどんどん除外していきましょう。
彼が選ぶ家具と自分が選ぶ家具がどうしても一致しないこともあるかと思います。その場合、どちらかの意見に偏り過ぎないように譲歩しましょう。
ただしこれから二人で長く使うものですから、必ず自分の意見も取り入れてもらいましょう。彼に合わせて全て決めてしまうと後日不満が出て来てしまいます。
後から出て来るであろう不満を事前に解消してしまうのも彼とけんかしないコツです。その場でもしも雰囲気が悪くなってしまったら頭をクールダウンする時間を作りましょう。
●ポイント:譲りすぎないこと
大人の対応をしようと無理して相手の希望に合わせすぎないように注意して下さい。もしかしたら気付かずに我慢するタイプの人もいるかもしれませんね。
後々、別のもめ事に便乗して急に我慢したことを思い出してしまうものです。自分の意見もきちんと伝えましょう。
通販に頼らない
荷物が増えるからといって通販に頼るのはあまりおすすめしません。特に、ベッドやソファーなどの替えがきかない大きな家具類は実際に自分の目で見て確認しましょう。
素材の質感や色などももちろんそうですが、実際に目にすることで新居に置いた時に、部屋の雰囲気から浮いたりしないか具体的にイメージすることが出来ます。
通販で購入するのは部屋の雰囲気に影響しない程度の替えがきく小さな家具やタオルなどの日用品だけにしましょう。それだけでも、届いた時にこんなはずじゃなかったという文句は出なくなるはずです。
まとめ
以上、これら四つのコツを踏まえて新居の家具を選べば、けんかへ発展することもなくスムーズに新生活へと進めるでしょう。
引越しの家具選びが彼とのいい思い出になるといいですね。