【旧居の掃除・落書き】引越し前に壁や床の落書きを消す方法
引越しをすることになった時、もし旧居を出る際に落書きが見つけてしまうとやっかいなことになります。
賃貸の家に住んでいると、普段から汚れや傷をつけないように注意をしていればそこまで大ごとにはなりませんが、子供がいる家庭はそうはいきませんよね。注意していても気がつかないところにらくがきはしてあるものです。しょうがありません。
しかし、落書きが原因で、退去時にクリーニング代を請求されてしまう可能性があります。ただでさえ引越しの時はお金がかかるので、余分な費用はかからないに越したことはありません。
そこで、もし落書きを付けてしまった場合の掃除方法について説明していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。
落書きのクリーニング費用
壁紙の張り替え自体は、貸主の判断により行われるものなので、基本的には貸主が費用を負担をします。そのため、自然に発生した壁紙の日焼けや、控えめな画鋲の後などは、通常の使用の範囲としてみなされ、特に費用は発生しません。もしそれが原因で張り替えが行われたとしても、借り主が費用を負担することはないのです。
しかし、落書きに関しては、次の入居者のために壁紙を貼り替えなければなりません。ですのでその費用は借主の負担となってしまいます。
費用としては、大体8帖の洋室で5万円前後は覚悟しておいた方がよいでしょう。全面張り替えになった場合は、もっと高額な金額を請求される可能性もあります。敷金では引ききれず、引越しの際に大きな負担となってしまいます。日頃から気を付けた方がいいですね。
壁紙のクレヨンの落書きの掃除方法
準備するもの
- 要らない布
- アイロン
- 住居用洗剤
- クレンザー
掃除の手順
1、落書きの上に布を当てて、その上から低温に熱したアイロンを押しあてます。
2、しばらくするとアイロンの熱でクレヨンは溶けていき、布がそれを吸い取ってくれます。
3、布を動かしながら何度か繰り返して行います。
4、最後に、洗剤とクレンザーを混ぜ合わせたものを布につけてから拭きあげます。
壁紙の油性マジックの落書きの掃除方法
準備するもの
- 要らない布
- 中性洗剤
- クレンザー
- 除光液
- 消毒用アルコール
掃除の手順
1、まずは中性洗剤や液体クレンザーで軽くこすってみましょう。
2、汚れが取れない場合は、除光液をスポンジや布に染み込ませ、落書きを浮かせてから叩くように拭きとってみましょう。
3、それでもダメなら消毒用のアルコールを含ませた布で試してみましょう。
ポイント
床の落書きを掃除する方法
準備するもの
- 要らない布
- 歯ブラシ
- 歯みがき粉
- メラミンスポンジ
掃除の手順
1、歯磨きをする際の研磨剤効果を用いて、汚れを浮き上がらせましょう。布に歯みがき粉をつけ優しくこすります。
2、それでも落ちない場合はメラミンスポンジを使って優しくこすりましょう。
ポイント
いかがでしたか?落書きは、クリーニング費用を請求されることが多いので、引越しをする前には出来る限り消しておくようにしましょう。
ただ消し方を間違ってしまうと、余計に汚れが伸びてしまったり、壁紙が剥がれてきたり、壁がボロボロになったりと逆効果になる事もありますので無理はしないようにしましょう。
また仮に壁紙を変えなければならないという場合も一部負担なのか、全額負担なのか、しっかりと管理会社に相談することが大切ですよ。