引越し先でも活用したい 色で疲労を回復させる
引越し準備中には今の場所から引っ越すための片づけや荷造りと新居で取り入れる新しい雑貨や家具などを選んだりと、本当に大変です。ワクワク楽しめいているときはいいのですが、もし疲れを感じたらリフレッシュして集中力を高めたり、疲労も回復したいところです。今回は引越し準備段階から、引越し先でも応用できる忙しい女性におすすめの色の効果をご紹介します。
疲れが本当にとれる「緑」
目が疲れたら遠くの山や緑を眺めると良いと昔からよく言われていることですが、近代では仕事でパソコンはもちろんのこと、移動中でもカフェやレストランでもスマホをいじって常に目を酷使しすぎて、目の疲れにさえ気がつけないこともあります。肩こりや慢性疲労の多くはこの目を酷使し過ぎることで起こる場合が現代では殆どです。都心部に住んでいる場合、山や多くの緑をすぐに眺めるということがなかなか難しい方は、お気に入りの観葉植物などを家やベランダに置き、疲れを感じたらそれを眺めるというのも効果的な様ですが、アレルギーや居住環境の条件で観葉植物などを置けない場合は、緑色のものを多く置いたりすることをおすすめします。
パソコンで長時間作業したりスマホをよく使う方々にはデスクトップ画面や待ち受け画面を緑色にすることだけでも目の充血や疲れを緩和してくれます。また、緑色は筋肉のコリをほぐし、疲労を回復する蘇生パワーも備わっているため、心身ともにストレスを和らげ、気持ちも穏やかになってきますので、仕事や家事で神経を使い過ぎてしまう女性には新居にも緑色の雑貨やファブリックを多く取り入れることをおすすめします。
作業に集中したいときの「青」
引越し作業真っ最中に疲れを感じてしまいやる気が起きない。それでも引越し日も迫っているのでどうにか気力を回復して集中したい。そんなときには集中力を高めてくれる「青」をおすすめします。青には高ぶったり消耗した神経を鎮静する働きがあり、集中力に必要なリラックス状態を作り出してくれます。寝室のカーテンなどを青にするとリラックスして安眠できる効果もあります。
心身が高ぶりすぎても、疲れ過ぎても集中力は発揮できません。ですので逆に集中力がなくやる気が起きないという状態の時は心身が疲労しているとも考えられますので、青い色でまずはリラックスすることを心がけてみて下さい。気持ちが静まると集中力を発揮できるようになります。集中力を高めつつ心身ともにリフレッシュするにはまさにこの「青」と「緑」が混ざった「青緑」が効果的です。
人間の肌に近い「ベージュ」で安らぐ
ベージュは人間の肌に近い色ですので、お母さんの腕に包まれるような感覚に似た安心感や安らぎを与えてくれます。深い部分からリラックス効果を望めますのでリビングはベージュのカーテンやラグが落ち着きます。また、不安感が強い方にはベッドシーツやパジャマなどもベージュがおすすめです。赤ちゃんになったつもりで肌色のシーツに包まれて安心してゆっくり眠れるかもしれませんね。
各色ごとの効能
・「赤」生命力を表す赤は、いつも気分が沈みがちだったり、気力や体力がない方にはおすすめですが、部屋全体でコーディネートしてしまうと、神経が高ぶり不眠にも繋がりますので、部分的に赤い色を取り入れてみましょう。
・「ピンク」風水では恋愛運アップをさせたければピンクの配色を薦められていますがその理由には女性のもつ柔らかい優しさを高めてくれるからなのです。しかし、あまり濃いピンクやショッキングピンクなどは赤に近い効果があり神経が休まらなくなりますので、全体をコーディネイトする場合は柔らかい桜色が良いでしょう。
・「茶色」地面や木の幹の色でもある茶色はやはり人間にとっては暖かい安心感を齎してくれます。ゆったり落ち着いた大人の部屋にしたい時は茶色ベースで木の温もりを感じられるようなインテリアにすると気持ちが穏やかになり、心に余裕が生まれます。茶色が土台になっているお部屋であれば部分的に自分の好きな色の家具や雑貨を置いてもアクセントになり、より洗練されたお部屋になり易いです。
色の効力は色彩を選別できる人間にとっては想像以上に影響力を持っています。家は自分の身体を休めたり生気を養う大切な場所です。新居では今の自分、そしてこれからなりたい自分に必要な色を上手く取り入れて、身体も心もリフレッシュさせてみて下さいね。