引越し準備で気分は八方塞がり…そんな時には音楽でリフレッシュ
引越し準備って大変ですよね。
あとからあとから自分のものが出来てきて、「一体自分は本当に引越しができるのかしら」と心配になってしまいます。
あるいは引越し後の疲れがたまってなかなか片付けがはかどらず、「一生自分は段ボール生活?」なんて途方にくれてしまったりします。
こんな時には音楽を聴いて気分をリフレッシュしてはいかがでしょう?
女性におすすめの方法をご紹介します。
古代ギリシャ時代から音楽のヒーリング効果は認められてきた!
疲れている時に音楽を聴くとなんだか癒されますね。
このような音楽のヒーリング効果は、古代から知られており、古代ギリシャの文献にまでさかのぼります。
この文献によると、ギリシャの哲学者たちは、音楽は病気に対して効果的だと主張していました。
アリストテレスしかり、優れた技術で死者も蘇らせたと伝えられている医師のアスクレピオスも心の病に対して音楽を用いたとされています。
現代でも、第二次世界大戦の際にアメリカが負傷兵の心理療法のために音楽療法を試み、成功したという事例があります。
その後も自閉症などの精神疾患に対しても音楽療法が施されてきています。
音楽療法において、リラクゼーション効果がもっとも高いとされているのは、波の音や川のせせらぎといった自然音です。
このような自然音には「f分の1ゆらぎ」という一定のリズム音があり、これがリラックス効果と多いに関係しているのです。
また、自然音のほかにもクラシック音楽もヒーリング効果が高いことが分かってきています。
特にモーツアルトの音楽には優れた癒し効果があると言われています。
モーツアルトは脳を活性化する音を組み合わせて音楽を作る天才だったのです。
彼の音楽の特長は、バイオリンなどに代表される高周波音を多く含み、脳がさえた状態でリラクゼーションに導いていくことなのです。
引越しの準備が滞っていて悩んでいる人は一度聞いてみることをおすすめします。
好きな音楽ならなんでもOK!
最近の研究では、クラシックからヘビメタまであらゆる音楽は「f分の1ゆらぎ」をもっていることが指摘されています。
そして自分の聞きたい音楽なら、どんなものであっても緊張が解けて体温が上昇し、筋肉の緊張がほぐれると報告されています。
ですからクラシックは好きではないという人が無理をして聞くよりは、ヘビメタだろうがJ-POPだろうが自分の好きな音楽を聴く方がヒーリング効果を得ることができるのです。
自分の気持ちと同じ類の音楽を聴くことも大事です。
つまり悲しい時には悲しい曲を聴いて、自分の気持ちを代わりに吐きだしてもらうことが大切なのです。
自分のその時の気分に合わせた曲をきくだけでストレスの解消につながりますが、次に心を落ち着かせる曲を選び、その後徐々にアップテンポで元気が出てくるように曲を選んでいくのが、ストレス脱却のよい方法です。
そして人間がリラックスした時には、アルファ波という脳波が出ています。
このアルファ派が出ている時には、集中力が増し、仕事や勉強などがはかどると言われています。
したがって、仕事や学習の最中に音楽を聴くことは有益であるということができます。
ちなみに、ラジオなどを聞く場合、これは音楽ではなく「言葉」になるので、結果的に集中力を欠くことになってしまいます。
演奏するのもストレス解消に
音楽は聴くことだけではなく、演奏することでもストレス解消につながります。
楽器にはいろいろな種類がありますが、「もう限界! スカッとしたい」という女性には打楽器がおすすめ。
思い切りたたくことで気分がすっきり!
ストレス解消にはぴったりです。
もちろん、家に打楽器がある方は稀なので、クッションなどを楽器にみたてて、思い切りたたいてみてはいかがしょう?。
叩くのにかなりのエネルギーを消費するので全身の運動にもなり、実はダイエットにもなるので一石二鳥なのです。
ピアノやギターを演奏するのが趣味の方なら、好きな曲を奏でてみましょう。
なるべく長い曲を選べば、演奏に没頭して終わった時には気分がとてもすっきりしているでしょう。