15/04/28 引越しコラム column

引越しが赤ちゃんに与える影響とは


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引越しは家族にとって一大事です。徒歩圏内での移動なら話は別ですが、ある程度遠くに移動する場合には通勤時間が変わったり通う幼稚園や小学校が変更になったり、普段利用するスーパーやドラッグストアなどの施設も変わります。生活環境が急に変わりますので、大きなストレスを受けてしまう人もいます。ストレスは精神的な面だけでなく体にも影響を及ぼします。また、ストレスを受けてしまうのは大人だけでなく、小さな赤ちゃんであっても例外ではありません。むしろ、言葉が話せないくらいの小さな子は周囲にうまく伝えることができませんので、体調面で色々な症状が表れるケースもあります。

 

赤ちゃんへの引越しの影響は周囲の大人が関係している

引越すことで赤ちゃんに影響が表れる場合、その要因は主に周囲の大人に関係しています。特に母親のイライラや不安を敏感に感じ取ってしまい、ストレスを受けてしまうことが多いようです。日常生活においても、オムツが濡れたことが伝わらなかったり、汗をかいてしまって服がぬれて気持ちが悪いことを分かってもらえなかったり、抱っこをして欲しいのに構ってもらえなかったりといったことがストレスになりますが、そこに引越しという大きな環境の変化が加わると大変です。赤ちゃん自身のことだけでなく、周りの大人の神経質な態度や空気が映し出されますので、気持ちに余裕を持って行動するように心がけなければなりません。

敏感な子は、夜寝なくなるというケースもあります。過ごす部屋が変わったことが関係している可能性もありますし、片付けなどが終わっていなくて生活のリズムが戻りきらないことも影響しているかもしれません。今まで過ごしてきた環境から急に新たな環境へと変われば、誰でもストレスを感じます。しかし、大人や大きな子どもなら事前に知っておくことである程度は心の準備をしておくことができます。しかし、小さな赤ちゃんの場合は、そうはいきません。せめて周囲に置くものは今まで使っていたものにし、以前と変わらな部分を作っておいてあげることも大切です。

 

引越しはおじいちゃんおばあちゃんに頼ろう

引越しの際は、荷づくりから荷物の搬出、荷ほどきまで忙しく動かなければなりません。荷ほどきまでを全て行ってくれるタイプで依頼すれば手間はかかりませんが、費用が高くなります。実際に大きく動くのはたった1日のことですから、できれば費用を抑えて乗り切りたいところです。そんな時には子どもに十分な手間をかけてあげられないことを考慮して、おじいちゃんおばあちゃんや親せきなどにお世話を依頼するというのも一つの方法です。荷物を動かす時には安全面の問題もありますし、途中でオムツがえやミルクなどの欠かせないお世話が発生しても対処できない可能性もあります。それなら最初から任せてしまって、引越しの方に集中して短時間で済ませてしまった方が賢い選択だといえます。

 

引越しのストレスで赤ちゃんにどんな症状が出るの?

荷ほどきもひと段落して環境にも慣れ始めたら、赤ちゃんの心も落ち着いてきます。しかし、敏感な子は環境の変化に対応できず、体調を崩してしまうこともあります。実は引越しをすると、下痢や食欲不振などの症状を引き起こしてしまう子が意外と多く、風邪などの原因がない場合にはとても心配になります。中には全身に発疹が出てしまう子もいて、表れる症状は大人と変わりません。これらの症状が表れたら、引越しによるストレスを疑ってみる必要があります。

 

赤ちゃんのストレスを取り除くには

ストレスを取り除くには、快適な環境づくりとスキンシップを心がけることが大切です。部屋は暑過ぎても寒過ぎても良くありませんので、快適な温度に保ちます。着る衣服も気温に合わせて調節し、汗をかいてしまったらすぐに拭いたり、こまめに着替えるようにします。スキンシップにはベビーマッサージがとても有効です。目を見つめながら話しかけ、ゆっくりと優しくマッサージを行っていくと、心地良くていつの間にか寝てしまう子もいるようです。スキンシップの時間が足りないと情緒不安定になり、機嫌が悪くなってしまうことがあります。

赤ちゃんの状態を落ち着かせるには、生活のリズムをできるだけ早く整えることも重要です。生活のリズムが崩れると大人でも体調を崩しますし、心に影響が表れるケースもあります。慣れるまでは意識して規則正しい生活を送り、食事にも気を遣うようにします。そうすることで体調が整えられ、心の安定にも役立ちます。お母さんをはじめとした周囲の大人が余裕を持って生活していると、それが伝わって落ち着くようです。逆に神経質になってイライラしたり不安定になったりすると、機嫌や具合が悪くなることがあります。

 

しっかり食べて引越しの疲れを取ろう

引越しはとても重労働です。1日動くと体が疲れて、心も疲労します。そんな時には疲れをとってくれる食べ物を積極的に摂取して、次の日に持ちこさないことが大切です。限られた時間の中で処理をしなければなりませんので、時間に追われて忙しくすごしていくうちに食事が疎かになってしまうケースも多々あります。しかし、健やかな心身はバランスの良い食事から作られますので、基本の食事を疎かにしてはいけません。必要な栄養素が不足すると疲れやすくなったりイライラしてしまったりと、様々な面に影響が表れます。

 

最後に

お母さんがリラックスしていると、赤ちゃんもリラックスします。引越しという作業は大変ですし、神経をすり減らすことですが、お母さんが楽しそうに過ごしていれば、子どもにとってストレスのかかる時間ではなくなります。忙しい時でも気持ちに余裕を持ち、少しでも時間ができたらベビーマッサージなどをして触れ合う時間を作ることが何より大切です。触れ合っているうちにお母さんの方もリラックスできて、また作業がはかどります。

万が一助けが必要な時には、それを周囲に訴えることも大切です。現在では核家族化が進んでいますので人の手を借りるという習慣があまりありませんが、それで引越しによる影響を減らすことができるのなら我慢せずに打ち明けるようにします。