引越しコラム column

赤ちゃんのために引っ越しを機会に掃除しておきたい洗濯機


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出産経験者の皆さんは、よく御存知のことと思いますが、出産直後の家事で最も大変な事の一つに、洗濯が入りますよね。

オムツ変えの失敗、または発汗など、赤ちゃんには度々お着替えが必要になり、洗濯物も増えたりします。

それだけではありません。私たちはすくなからず食べるときや飲み物をも飲むときに空気を一緒に飲み込んでしまいますが、産まれてすぐの赤ちゃんはこれをゲップとして上手く出すことができません。

空気を含んだことにより、胃にもおさまらず口からタラタラとミルクをこぼしてしまうこともしばしば。これをいつ乳と呼びます。

ゲップを上手くさせるようママが努力をすれば良いかのように言われますが、それができたら苦労しないでしょう。生後3ヶ月くらいまではどうしても吐き戻してしまうことがあるのです。

これらにより、赤ちゃんは一日のうちで、何度も着替える必要が出てきます。

大切な赤ちゃんには、いつも清潔な衣服を着せてあげたいですよね。その衣服、本当に清潔でしょうか?今回は洗濯機の見落としがちなお掃除について紹介します。

見えないところで成長している?洗濯槽にはカビだらけ

洗濯槽と、洗濯機の間には空洞がありますね。
実は長年使用している洗濯機には、普段使用している側からは見えないカビが、たくさん張り付いているのです。

洗濯後にたまに洋服につく、黒く点々となった、なんだかよくわからない、小さな紙のようなもの、それがまさにカビなのです!

しかもそのカビは洋服についた時点では、小さくなっている場合もありますが、たまに大きな汚れのようになって、落ちてくることもあるようです。

それもそのはず、洗濯槽の裏側では、ワカメや昆布のようになって、大きく成長してしまっているのです。
それを知ってしまうと、想像するだけでも気持ちが悪いと思いませんか?

そしてそのカビを洋服につけたまま、洋服を乾かすことにより、こびりついたまま取れにくくなります。

そんなものが、散々無菌状態で外気にも触れさせないように!と言われている赤ちゃんのもとへ運ばれてしまうと、とても悲しい気持ちになりますよね。

見えないところで成長してしまってる洗濯槽のカビの存在に要注意です。

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引っ越しを機会に洗濯槽のお掃除をしてみましょう

引っ越しをするけれど、全て電化製品を買い換えるのは、金銭面的にも大変ですよね。

よくありがちなのが、先程記載した洗濯槽のカビを、機械の故障や劣化と勘違いしてしまい、新しく洗濯機を購入してしまうケースです。

洗濯槽のカビは、劣化をしていなくても、室内の状態によっても発生するものです。その度に洗濯槽を買い換えてしまうのでは、非常にもったいないです。自分でお掃除できる部分はやってみましょう。

ここでは、洗濯槽のお掃除の仕方をご紹介します。

用意するのはこの二点。
・洗濯槽のカビ取り用液体洗剤
・揚げ物のカスを取る、手持ち部分のついた網(もしくは水槽用)

ちなみに我が家では【ウルトラパワーズ 洗濯槽クリーナー】を使用しています。毎回いろいろと使うのですが、この洗剤は99.9%のカビを除去する!と言われているだけあって、次のカビ発生までにかかる日にちが、他社商品と比較すると、長いような気がします。

では早速、掃除方法に入っていきましょう。

1、まずはこの液体洗剤を洗濯機に入れる
※今回はドラム式の洗濯槽の掃除方法ではありません。

2、規定の時間待つ
本来であれば、水を高水位まで入れて、あとはいつもの洗濯の様に、洗濯~脱水までの一通りをして終わるだけです。しかしそれだけでは、剥がれ落ちたカビは、水に流れずに必ず残ってしまうのです。

3、洗濯モードで回し、途中で止める
まず液体洗剤を入れた状態で、5~10分ほど洗濯モードでまわしてみましょう。そしてその状態で、水を抜くこともせずに止めてみます。

4、網の出番

一度もお掃除したことのない洗濯機では、驚くほどの量のカビが浮きはじめるでしょう。そのカビを網ですくいあげて、あとは流しに流すのです。それをある程度量が少なくなるまで、繰り返します。

この方法を行なうと、最初の1回目は、時間がかかってしまいます。しかし、意外と綺麗に落ちてしまうので、次回からは1か月~2か月に1度の洗剤のみの手入れで、何年間もカビを防ぐことができます。

ここで気をつけたいことが一点。

1回目にこの方法をしっかりと行わなければ、カビは最悪の展開を迎えることになります。

洗濯槽から剥がれおちたカビは、浮いた状態になります。しかし、洗濯をしても水とともに流れてくれずに、今度は以前よりも大量に洋服に付着することに。

液体だけの場合であれば、2回掃除をするだけで綺麗になるとは言われていますが、網で取る方が綺麗になり、その差は歴然です。

これで掃除は完了!自分でできる掃除方法としては、とても簡単なものです。

 

さいごに

今回は洗濯機の掃除について注目してみましたが、いかがでしたか?引っ越し後となれば、掃除をする箇所も多くなり、大変なことと思います。

しかし出産前後は何が起こるかわかりません。この機会に一度しっかりとお掃除をしておけば、もしも自分が倒れるようなことになっても、安心してパパに引き継ぐことができるでしょう。

そして生まれてくる赤ちゃんにも、悪影響を与えないようにしておくことで、結果的にはママの気持ちが随分楽になるはずです。是非参考にしてみてください。