「大阪は、奇抜なファッションや原色の服を着ている人が多い」という印象を持たれているようです。

確かにそんな人を見かける割合は他の都市より高いかもしれません。

しかし、大阪にもいろんなセンスの持ち主がいて、コンサバな人もいれば、上品な服を着こなしている人もいます。コンサバな大阪人にも大好評！引越し準備・やること・手続きコラムはコチラ

流行の取り入れ具合も、人によってさまざまです。

街によって、歩いている人々のファッションの傾向が似ているのもおもしろいところです。

歩いている人々のファッションも、その町を特徴づける風景の一部となっているのですね。

今回は、大阪でも特に個性的な着こなしのおしゃれさんが集う街をご紹介します。

 

地下鉄長堀鶴見緑地線「西大橋」駅

この駅から徒歩圏内の堀江と呼ばれる地域は、かつては人通りのほとんどない寂しい街でしたが、1997年頃から若者の街としてにぎわいを見せるようになってきました。

関西へ進出する店舗がまず堀江に開業したり、カフェやギャラリー、衣料店の複合店舗などが立ち並ぶおしゃれな街になりました。

セレクトショップ、インテリア店、路地裏の長屋や町家をリノベーションした店舗など、いかにもおしゃれな若者が好む街並です。

西大橋駅から徒歩７分のインテリアショップKARE。

出典　http://www.livinghouse.co.jp/feature/2014/37601/

ここを歩いている人はみんなおしゃれなイメージです。

そして、流行に左右されない独自のスタイル持ったおしゃれさんがたくさんいます。

また、この街はデザイナーの拠点としての機能も持っているので、明日を夢見るデザイナーの卵さんたちにも会えるかも。

古着屋さんやアート・グラフィック系の古本屋さんなどが多いのも特徴です。

 

地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅

オーガニックビル。出典　http://sano567.my.coocan.jp/o-ganikku/index.htm

 

ファッション誌などで「南船場」と紹介される南船場４丁目付近は、大阪でも有数のショッピングエリアです。

昔は繊維問屋が集まり発展してきた街でしたが、一時は衰退の危機にありました。

しかし今や南船場のランドマークとなっている「オーガニックビル」（本物の植物が植えられている外壁が特徴）などのデザイン性の高い建築物が目立ち始めると、次第にデザイナーなどのセンスのいい人々が集まるようになってきました。

今では高級ブランド店が立ち並ぶ地区になっており、先にご紹介した「堀江」よりも若干年齢層が高めのおしゃれな人々が多くいます。

aquagirl(アクアガール)、ATRIUM（アトリウム）、URBAN RESEARCH DOORSなどのセレクトショップが多くあり、帽子専門店の烏帽子（えぼし）などもありますので、ファッションのことなら何でも揃えることができます。

 

JR線・京阪線・地下鉄線「京橋」駅

京阪モール　出典　http://itot.jp/27102/19

大阪市北東部の玄関口となっている京橋では、沢山の人が行き交います。

京橋駅は、JR、京阪電鉄、地下鉄の３線が交差する、大阪市内を移動する人にとって乗り継ぎの要所です。

この駅直結の「京阪モール」は上品な雰囲気が漂うショッピングモール、若い女性をターゲットにした店舗が多く入っています。

ファッションのショップは、コンサバ系からカジュアル系まで、またティーンから年齢が高めの方まで、あらゆるスタイルの女性も満足できるよう、多種多様なショップがそろっています。

このショッピングモールのおかげか、京橋駅を歩いている女性はとてもおしゃれな方が多いです。

京橋は繁華街として発展している一方、昼間からお酒を出すお店や風俗店が集まる地域もあります。

治安の面でちょっとよくない噂を聞くかもしれませんが、そういうエリアに行かなければ安心して住める場所です。

下町の風情も残っていて、好アクセスのわりに家賃が安いのも魅力です。

 

まとめ

女性にとって住んだり遊びに行ったりする街のおしゃれ度は、大変気になるところですね。

街を歩いている人々のファッションがとても素敵だったら、気分が良くなったり「自分もおしゃれがんばらないと！」とやる気が出たりするものです。

みなさんはどのエリアがお気に入りですか？大阪にはおもしろいエリアがたくさんあります。この記事を参考に、おしゃれが大好きな人も、まだこのエリアに行ったことない方も、是非一度遊びに行ってみてください。