新婚夫婦の引越しに義理の両親登場!さて対応は?
引越しをして間もなく、旦那のご両親が気を使って引っ越しの片づけを手伝ってくれるというのはよくある話です。
ただ、よくある話なだけにさまざまなトラブルの引き金にもなりかねないのが義理の両親との付き合い方ですよね。ましてや新婚間もない頃の引っ越しの片づけとなれば、手伝ってもらう方もまだ気を遣いすぎてしまうし、どう接していいのかはなかなか悩みものです。
今回はそんな時の義理のご両親との接し方、またどう対応して行けばいいのかということを考えていきましょう。
義理のご両親との距離を縮められるチャンスだと考える
まず、義理のご両親、姑、舅と考える時にどうしても悪いイメージが先走ってはいないでしょうか。
確かにテレビや雑誌などで取り上げられる姑や舅は悪いイメージのものが多く、「嫌味を言われるのではないか」「ないがしろにされるのではないか」と考える人も多い傾向にあります。しかし、実際のところ、本当に悪いイメージ通りの姑や舅はごく一部しかおらず、また「自分たちも姑舅で苦労したからあまり迷惑をかけたくない」と考える義理のご両親が年々増えてきています。イメージばかりで先行して考えてしまわず、これまであまり話したことの無かった旦那のご両親との交流の場と考え、プラスに捉えると過ごしやすくなります。
また、実際にいい交流のチャンスというのは本当のところで、特に結婚前にそれほど話したことの無い義理のご両親であればどういう会話が出来るのかを探るチャンスでもあります。特にやることがなく、義理のご両親と食事に行ったり一日を過ごしたりするよりかは、作業を通しながら話をした方が会話のきっかけになることも多いので相手がどういう人なのか知っていくチャンスだと考えましょう。
義理のご両親にお願いする作業内容
義理のご両親をプラスのイメージで考えたとしても、やはりプライベートなものの片づけまではお願いしたくないものですよね。どういったことをお願いすればいいのかも、なかなか気が引けて考えてしまうものです。ただ、義理のご両親も何か助けになれればと思って来てくれているので、あまりお願いするのはよくないかもと考えないことです。
お願いする作業内容としては、どこの家でもあまり変わらない基本的なものの片づけをお願いするのがポイントです。食器棚への食器の片づけや、リビングルームにおくような本の片づけ、カーテンの取り付けや窓掃除などプライベートに関係ないところをお願いするようにしましょう。いくつか選択肢を用意しておけば、与えられたものの中からご両親自身が出来そうなものを選んで行ってくれるはずです。
細かい調整は最後に自分で行う
一通り作業が片付き、家らしくなってきたところで、義理のご両親が片づけてくれたものの配置が微妙に気になることはありますよね。こればかりは自分のセンスや使い勝手で自分化片付けたいところに片付けていかなくてはならない最終調整になります。
最終調整は義理のご両親が帰った後に、自分で行いましょう。二度手間になるからと考えてしまう人もいるようですが、段ボールから出してくれて自分が片づけやすくしてくれただけでもありがたいものです。その分の手間は省けているのですからよしと考えるようにしましょう。
また、義理のご両親が片づけてくれたものだからと言って、片付けなおすと気を悪くされるなどと考えないようにしましょう。その家に住む本人たちが生活しやすいように修正していくことは普通のことで、悪いことではありません。何をどこに片付けてくれたのか一通り確認しながら、自分の使いやすいレイアウトに変えていきましょう。
今回は新婚の引っ越しに義理のご両親が登場したときにどうするのかということを考えていきましたがいかがでしたでしょうか。
悪く悪く考えてしまうと、心が重くなってしまって本当に億劫になってしまいますが、いいように考えればそれほど苦痛なものでもありません。それでもどうしても断りたいというときは、正当な断る理由を用意するようにしましょう。
嘘をついて断るとこれからの関係を悪くしてしまうきっかけになってしまうことがあります。正当な断る理由には、ご両親の時間と自分の時間が合わないやすでにもう片付けてしまったなど、相手が納得する理由です。ある程度片付いていれば義理のご両親もそこまでガツガツ入ってきにくくなるので、上手に断るようにしましょう。