引越しの荷造り、徹夜しても終わらない!間に合わなかったらどうなる?
引越しの荷造り、余裕を持ってスケジュールを組んで、計画的にやっていたはずなのに、引越し前夜の夜中になっても終わっていない!朝には、業者さんが来てしまうのにと、気ばかり焦って、途方に暮れる…。そんな恐ろしい事態になってしまったら、どうすればいいのでしょう?
今まさに焦っている方!大丈夫ですよ。
荷造りが終わらなかったらどうなる?
自分では絶対に陥りたくない状況ですが、荷造りが間に合わなかったら、どうなるのでしょう?よく言われるのが、業者の方に、荷造りを手伝ってもらったということです。
多少手伝ってもらう程度なら大丈夫ですが、数時間にわたって梱包作業をしてもらった場合や、何人もの作業員の方に手伝ってもらった場合などには、梱包作業代が追加で請求されることもあります。
もし請求されなかったとしても、「申し訳ない」という思いを感じてしまうと引っ越しが楽しくなくなってしまいますね。
また、自分で荷造りを行うわけではなくとりあえずダンボールに詰め込んで、トラックに積むことを最優先に考えて行われる荷造りなので、どこに何が入っているのかがわからず、荷解きに大変苦労します。服なども畳んで入れるわけではなく、とりあえず詰めればOKという状態なので、しわになってしまうといったことも起こります。
荷造りが間に合わない時は、どうすればいい?
荷造りが終わらなかったらどうなるかわかったとしても、なんとかできる時間とできない時間がありますよね。間に合っていない度合いによって、どうすればいいかアドバイスをしましょう。
◆引越し業者と日程を相談する
前日までに明らかに荷造りが間に合わないことがわかっている場合には、引越しをお願いしている業者に、そのことを連絡しましょう。
予定していた時間を変更したり、日にちを延ばしたりといった対応をしてくれる場合もあります。また、梱包作業を手伝ってもらえる作業員を増員するなどの手配をしてくれることもあります。(この場合には、追加料金の有無を必ず確認しましょう)
当日引越しできない場合にはキャンセル料が発生してしまうので、荷造りが終わらないことが判明した段階で、早めに業者さんと相談しましょう。
◆とりあえずダンボールに詰め込むだけ詰める
前日の夜に焦っている場合なら、何も考えずにダンボールに詰め込むことに集中しましょう。洋服を畳んで、ダンボールに詰める。物が行方不明にならないように、きちんと記録をしながら荷造りをする。そうできるのが理想ですが、もう時間がないといった場合には、そんな悠長なことは言っていられません。
最優先すべきは、持って行く荷物を、運び出せるように、一刻も早くダンボールに詰めることです。衣類は畳まず、とりあえずダンボールにつめる。食器などの割れ物も保護せずひたすら詰めて、運ぶ時に事情を説明してできる限りの注意をしてもらう方法をとりましょう。ただし破損は覚悟の上です。
荷解きをするのが大変ですが、新居に着いてしまえば、時間はたっぷりあります。時間に間に合わせることを最優先に考えた荷造りで、なんとか時間までに終わらせましょう。
◆宅配便を利用する
当日朝になっても終わらなかった場合、宅配便という手を使うことができます。
大型の家具やとりあえず荷造りが終わっているものだけを、引越しの業者に運んでもらいます。トラックを見送ったあとに、残った荷物をダンボールにつめ、宅配便で新居に送りましょう。
宅配便代が余分にかかりますが、荷造りが間に合わず日程変更した場合のキャンセル料などに比べれば安いものです。
◆処分する
絶対に必要なものだけを、最優先に荷造りを行い、引越し業者に運んでもらいます。運びきれなかったものは、諦めて、全て処分してしまいましょう。
各地区に、不用品をまとめてひきとってくれる業者がいます。インターネットやタウンページなどで調べて、まとめて引き取ってもらいましょう。
荷造りが終わらなかった場合の対策をご紹介しましたが、やはり、当日までに荷造りが完了しているのが理想です。当日焦らないためにも、事前の計画と準備をしっかりしましょう。
もし間に合わず作業員の方の手間を増やしてしまった場合、心づけを渡す、お茶などを差し入れするなど、感謝の気持ちを表すことを忘れないようにしましょう。