猫の手もかりたい妊娠期!引越しでは友達の存在が大きくなる
ママ友なんて必要無い!
結婚すると、女性は疎遠になるもの!
そのように、ずっと思っていました。
しかし妊娠中は思わぬ手助けに、友達が大切な存在で、自分を支えてくれているのだという事に気が付くことになります。
今回妊娠期間中の引っ越しを通して、嬉しかったエピソードを紹介します。
思いもよらない来訪者
私が実際にお世話になったのは、会社の後輩です。
妊娠が発覚してから、引き継ぎのほんの少しの間関わっただけの人だったのですが、本当によくしてくれました。
私は妊娠が発覚して、その時働いていた部署から移動になり、彼女とはほとんど話す機会も無かったのです。
しかし親切に作業を教えてくれたと、彼女は私に感謝してくれて、会社を辞めた時に新居へ遊びに行きたいと、連絡をくれました。
最初は正直、新居で何も無いし、まだ片付いてもいないのだから、呼ぶことをためらいました。
しかし彼女はそんなことを気にしなくて良いから、出産祝いを渡したいだけだから。。。と言ってくれたので、すぐに帰ってもらう予定で、とりあえず呼ぶことにしたのです。
そして出産祝いと一緒に、何やらたくさんの荷物を持ってきていて、とりあえず様子を見ていると、中から取り出したのは掃除道具の数々でした。
彼女は出産祝いと称して、掃除を手伝いに来てくれたのです!
それも彼女の自宅から二時間もかかる、会社とは真反対の自宅まで、たくさんの荷物を持ってやって来てくれたことに、驚きを隠せませんでした。
彼女が掃除をしてくれて助かった場所
妊娠中の後期で、いつ生まれても良い時期になると、どんどんお腹を張らせて、安産につなげるようにと言われますよね。
でも引っ越しした時期が中期だったので、その時期の極度のお腹の張りは、早産にも繋がり、大変危険なのです。
そして引っ越しした家が、そんなに広い家では無い場合、自宅をフルに活用することになりますね。
そうなると、掃除も全ての部屋をきっちりとしておく必要が出てきてしまいます。。。
賃貸の場合は特に、掃除業者が来てハウスクリーニングをしてくれていますが、実際はベランダも汚れているし、畳だって雑巾で拭くと黒くなるし、という風に必要最低限の掃除しかされていません。
そしてその掃除だって、いつされたものかなんてわかりませんよね。
ということで、まずは室内の床掃除から始まるのです。
しかし妊娠中に一番厄介なのは、実は床拭きです。
お腹を下にして拭くことになりますし、意外と力もかかるので、お腹がすごく張ってしまうのです。
当然のことながら、休憩をはさむことになるので、一部屋掃除するだけでも時間もかかってしまいますよね。
しかしそんな事を知っているはずもない妊娠経験の無い、後輩が全てやってくれたのです。
しかもバケツで水を運んで、ベランダ掃除までやってくれたので、本当に助かりました。
彼女は、ベランダの排水溝まで磨いてくれたので、私は特に何もやることもなく、荷物をダンボールから出したり、掃除機をかけたのみで作業を終えることができました。
さいごに
後輩は単に気が利くだけかと思っていましたが、実は彼女にはお姉さんがいて、お姉さんの妊娠中にも同じ手伝いをしたそうです。
経験は物語るとは、まさにこのことだと感じました。
最後になりましたが、今回知ってもらいたいことは、
- 経験のある人に助けてもらうこと程心強いものは無い
- 一人で何でもやろうとしても、体に負担をかけてしまうだけ
- 人間には猫の手でも借りたい程、しんどい時もある
- そんな時に友達の存在は大きい
と言うことです。
ママ友と言う響きだけを聞くと、良い面もあれば悪い面もあり、面倒で、なるべくなら作りたくないと思う人もいることと思います。
しかし友達を大切にすると、思いもよらない助けに感謝する日が来ることになるのです。
今回はそんなことを学ばせてもらう良い経験となったので、是非伝えたいと思い紹介しました。
妊娠中の引っ越しは、物も持てずに大変なので、なるべくなら人に手伝ってもらい、お腹の赤ちゃんにも良い環境を与えてあげましょう。