遠距離恋愛、別れ、そして結婚。別れても自分を磨けば好転する!
大学生の頃、私には付き合って2年になる彼がいました。彼とはゼミも一緒で楽しくキャンパスライフを送っていたのですが、私は自分のやりたい仕事に就くため県外の会社に就職を決め、一方彼は地元の会社に就職を決め、遠距離恋愛をすることになってしまいました。
わたしは遠距離でもこのまま付き合っていけると思っていましたが、彼はそうではありませんでした。そんな難しい恋愛の思い出を書きたいと思います。
突然の別れ
別れは突然やってきました。「遠距離だけど今までの信頼関係と安心感を支えに、お互い乗り越えよう!」と誓い合い、引越の時は笑顔で見送ってくれた彼でしたが、遠距離生活を始めて半年、お互い新しい環境に慣れ始めた頃、突然別れを告げられました。
遠距離が始まったばかりの頃は、どちらかが会いに行ったり中間地点で待ち合わせをしたりと、1か月に1~2回は会っていました。メールや電話もほぼ毎日し、仕事のことや今日の出来事など何でも言い合えるいい関係を築けていると思っていました。しかし本当はそううまくはいっていなかったのです。
彼の言い分
彼が言うには「好きな人ができたわけではないけど、遠距離が辛くなってきた」ということでした。これだけ聞くと身勝手なように聞こえるかもしれませんが、実は私にとっては悲しさより感謝の気持ちの方が大きかったのです。
元々好きな人とは毎日一緒にいたいという彼だったので、半年も遠距離で続いたことが奇跡で、そんな中私が新生活で落ち着くまで支えてくれていたのです。
だから私は仕事をより一層がんばりました。女友達と旅行に行ったり、職場の同僚とおいしいものを食べたり、自分磨きでファッション等で自分に投資したりと、彼と別れてから他の楽しみを見出そうとプライベートも充実させました。
3年後の告白
彼とは別れという形をとりましたが、それからも連絡は取り合う仲で、私の新しい生活での変化を興味を持って聞いてくれました。そんなある日、突然大きな変化が起こりました。
彼と別れて3年経った頃です、彼から結婚を前提に付き合おうと告白があったのです。
仕事もある程度のスキルが身に付き、プライベートでもたくさん楽しんだので、そろそろ結婚を考えようとしていた時期でした。私も彼のことがずっと好きでしたので、次の4月に仕事を退職し、急展開ですが結婚しました。
遠距離ですれ違ったり辛い時期もありましたが、相手を信じる気持ちと、自分の行動次第で良い方向へ転じさせることができました。遠距離の経験で彼との絆がさらに深まったと感じています。
辛い時期も自分の今後の幸せのために必ずプラスになる要素だと信じ、これからも幸せな人生を送りたいと思っています。遠距離で彼との関係に自信をなくしている方は、こんな運命を信じて落ち込まないで頑張ってくださいね。