引越しコラム column

一人暮らしで成長したい!引っ越しの決意


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自立できない自分

ずっと実家暮らしだった私は、料理洗濯掃除、家事一般的なことを一切しないで、育ってきました。

母親もそんな私に冷たく、家の雰囲気もよくなく、少しうんざりしていました。

一人暮らししたい気持ちはあったのですが、行動に移すきっかけがありませんでした。

 

一人暮らしで認めてもらいたい!

私は、20代後半で結婚を考えていました。付き合っている彼もいました。

私は、漠然とする焦りから、自分が成長している姿を彼に見せたいと、一人暮らしする気持ちを固めていました。

しかしその頃彼とはそれほどうまくいっていませんでした。だから、余計に私も一人で生活できるんだということを彼に見せたかったのです。

 

別れようのセリフ

バレンタインを終えた2月末、一人暮らしする計画を実行して、実家にも会社にも近いワンルームの部屋を借りることができました。

最初は食事がないところから始まって、毎日の食事の確保や、洗濯も週末まとめてしながら、だんだん一人暮らしにも慣れてきました。

一人分のことなら、すぐにできるものです。

しかし彼からは別れようのセリフ。

私は彼との結婚も考えていたので、一人暮らしをして家事を覚えきちんと生活できるようになろうと努力していました。

彼との将来を考えていたのは私だけだったようでものすごく悲しかったです。

 

ホワイトデーの日、最後のお返しのお菓子を一人暮らしの家に持ってきてくれました。

そして、私はずっとしたかった手料理をふるまいました。

彼は私が料理ができないことを知っていたので、すごく意外そうに「まさか食事が食べれると思わなかった」と。

私は、そのセリフに泣けてきました。

彼にも自分が成長した姿が伝わったと思います。

 

成長した自分

それからは、彼と一度も会っていません。

私は、これを反動に、家事を頑張ることにしました。

彼のために頑張るというより、もっと自分を成長させたかったからです。

見返してやるという気持ちより、もっと素敵な女性に変身したいという気持ちが強かったです。

それからの私はとにかく頑張りました。

資格の勉強もして、自分に自信をつけていきました。

これは、彼との恋愛と、一人暮らしでの生活が自分を成長させてくれたと思っています。

一人暮らししないと、家事をするきっかけもなかったです。

もし一人暮らしを考えている人がいたなら、私はやってみることをおすすめします。

今までやってこなかったことをやることで自分のスキルアップにもつながります。

また、親のありがたみがよくわかります。

自分が変わりたいと思ったら一人暮らしという選択肢もいいかもしれません。