最近は都会では維持費や駐車場代の問題で一人暮らしだけでなく、家族世帯でも車を持たない世帯が増えてきていますよね？

アクセス云々ははっきり言えば車（もっとわかりやすくいってしまえばお金）があれば大半が解決します。

極端な話、お金に糸目をつけないならば中心である横浜駅の徒歩圏に駐車場付の家を持ってしまえばいいわけです。

でも、それって万人にとって現実的でしょうか？

アクセスが便利というのは、家賃や物価の相場も含めて、低コストで生活と移動ができるということが評価の基準だと思います。

そうした観点でピックアップしたのが以下の街です。

 

東急東横線「綱島」駅～JR京浜東北線「鶴見」駅の環状二号沿いエリア

この辺りは京浜東北線を使った東京・上野方面（鶴見駅）、副都心線を使った新宿・池袋方面（綱島駅）、新幹線（新横浜駅）、果ては羽田空港（京急鶴見駅）まで、すべてバスを使って15分以内くらいで行くことが出来ます。

横浜市の中心ともいえる横浜駅の近辺に住んでいても、新横浜駅に行くのは地下鉄もしくは横浜線を使って15分程度かかります。

全方向にこの時間で行けるというのは横浜市内でもそうそうないのではないでしょうか？

また、この辺りは比較的家賃も安く、移動の容易さと生活のコストを抑えることが出来る、財布にやさしい街といえるでしょう。

 

京急線　「上大岡」駅

少し“遠い”というイメージを持たれがちな街ですが、実は好アクセスかつ住みやすい所だったりします。

まず何よりも京急によって浅草まで一本で行けるという利便性。京急は基本的にここから混みだすので、朝のラッシュ時に座れるというメリットもあります。

また、羽田空港にも同じく京急から一本で行くことが出来ます。

横浜市営地下鉄の駅もあるので新横浜にも一本で行くことが出来、距離ほど遠くない街とも言えるでしょう。

京急や近くを走る京浜東北線の磯子駅にアクセスすることで鎌倉や横須賀方面にも行きやすく、休日は観光地やアウトドアに出かけることもできる街です。

この街自体も京急百貨店をはじめとした買い物等の施設が充実しており、住むという事に関しても非常に便利な街だと思います。

1人暮らし世帯から家族世帯まで、幅広く紹介できる街だと思いますよ。

 

横浜市営地下鉄 「センター南」駅～「センター北」駅のエリア

ここも色々な方面へ出やすいエリアで、かつ住みやすいベッドタウンの街並みになっています。

市営地下鉄ブルーラインで新横浜、グリーンラインで日吉に出れば新宿方面(副都心線)から品川方面(東急目黒線)まで簡単に出ることが出来ます。ターミナルになる日吉よりも新横浜に出やすいことがメリットです。

最近開通したグリーンラインは日吉と逆方向に行けば横浜線の中山駅と連絡しています。ここを経由して八王子に行ったりと、実にバラエティに富んだ移動の選択肢を与えてくれる街です。

この街のもう一つのメリットは車をお持ちの世帯には近くに東名高速のインターがあり、車での遠出が非常に便利なことです。

東名高速は横浜市の内陸を通っているので海側の横浜駅や桜木町は東名高速からはちょっと遠くなります。

この町は横浜市の東名インターである横浜青葉インターのすぐ近くであり、車があるとさらに行動範囲が広がります

街としても住みやすいので、落ち着いた環境で子育てしたいご家族におすすめの街です。

 

京浜急行線「黄金町」駅〜横浜市営地下鉄線「阪東橋」駅のエリア

こちらのエリアは横浜駅に近い割には騒がしくなく、一人暮らしの人だけでなくファミリーにも人気のあるエリアです。

「黄金町」駅と「阪東橋」駅間は徒歩で行き来できる距離のため、このエリアに住めば京浜急行線と市営地下鉄の両方を最寄りとして利用することができます。

利用できる線が増えるほど乗り換えも楽になりますから、横浜のどの方面に向かうにもアクセスが良いということですね。

こちらのエリアには横浜橋商店街があり、日々の生活のお買い物にも困りません。

商店街というと最近はあまり集客できず、活気がないところも多いですが、こちらの商店街は今でも賑わっていて、お惣菜などを安く買えます。一人暮らし初心者の方でも安心して生活できそうです。

他には、図書館や無料動物園、大川に公園など、ゆったり過ごしたいときにはリラックスできる場所が周辺にあるので、プライベートの時間には息を抜いて過ごせます。

 

まとめ

アクセス性は主に何処に行きたいかによって価値観が大きく変わります。

ここで紹介した街はどれも、『どの方面へも行きやすい』ことを基準に選びました。

横浜市はもともと交通網が発達していますので、特に行きたい場所がある方は、別の街の方が良いということも有るかもしれません。でもそれも当然です。横浜市は全部アクセスいいんですもん。