引越しコラム column

ランニングに最適な横浜の街はどこ?


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日頃ランニングしている方によれば、走る目的にも因りますが、重要なポイントは以下でしょうか。

①頻繁に止まらなくて良い(信号が少ない)
②極端な高低差がない
③景色が飽きない
④どのくらい走ったか距離が分かる

人口の多い横浜市で、信号の少ない箇所は多く無いですし、横浜市は坂が多い事で有名です。いっそお金を払ってスポーツジム…というのも全く変わらない景色の中でひたすら走り続ける事になってしまいます。だいたい距離が分かるってマシン以外にないじゃないですか…

いえいえ、そんなことは有りません。ちょっと工夫すればランニングは機能的でもっともっと楽しむことが出来るんです。ここではそんな横浜市でもランニングを楽しめる街をご紹介します。

 

JR京浜東北線 鶴見駅

スポーツジムや周回コース以外で走った距離を知るには、『川沿いを走ること』。これにつきます。川沿いは河口までの距離が一定ごとにマイルストーンとして置かれており、精度はともかくとして大まかな距離を知ることが出来ます。
鶴見駅には近くに『鶴見川』が流れており、500m毎にマイルストーンが設置されています。
また、1級河川で河川沿いの歩道等もしっかり整備されており、道路の下を通る形で信号にも殆ど当たりません。
川沿いですので当然ながら急こう配もなく、河口から14㎞地点ほどのところにある新横浜公園で桜並木もあり、景色を楽しむこともできますよ。
既に多くの人がランニングを楽しんでいるスポットでもあり、初心者から上級ランナーまで、いろんな方にお勧めできるスポットです。

 

JR横浜線 小机駅

横浜Fマリノスの本拠地である日産スタジアムの最寄駅です。
日産スタジアムは正式名『横浜国際総合競技場』といい、サッカーだけでなく様々なスポーツ・イベントが開催されます。
ちょっと本筋からはそれますが、ここは横浜のスポーツの聖地のような場所ですので、本当にいろいろなスポーツが出来、また、スポーツジムや病院まであります。もちろんシャワーなどのあるレストハウスなどもあるため、走った後にシャワーを浴びて普段着で訪れて普段着で帰る、なんてことも可能です。

ランニングのほうに関してはメインの競技場の他に様々な施設が複合した総合運動公園となっており、ここを周回するランニングコースが設置されています。コースはレベルに合わせて2㎞程から5㎞程まで様々です。敷地内なのでもちろん信号はなく、気軽に走れます。ここを活動拠点としたランニングサークルなどもあるようですよ。
小机自体は下町情緒あふれた街という感じで、落ち着いた毎日を過ごせると思いますし、電車で一駅で新横浜なのでアクセスだって悪くありません。
あの2002年ワールドカップの決勝が行われた横浜のスポーツの聖地でランニングできるなんて、心躍りませんか?

 

横浜市営地下鉄 三ツ沢上町駅

小机がマリノスなら、ここは横浜FCの本拠地です。三ツ沢運動公園という大きな公園の周回コースがある事と、サッカーだけは無い所も小机と同じです。

ここの大きな特長は四季の変化を楽しめる事です。横浜という街中にありながら桜並木が多く、春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は落ち葉を踏みしめながら走る事ができ、飽きのこないランニングライフが楽しめます。コースのほうは少しアップダウンのある2㎞弱の周回コースで、内部にクロスカントリーコースもあります。アップダウンの関係で少々上級者向けのコースかもしれません。

住むうえでも横浜駅に2駅という距離で、走る為に生活を犠牲にする事ももちろんありません。
バランスよくランニングを楽しみたい方にお勧めの街です。

 

最近のランニングブームによって、横浜市内でもいろいろな場所でランナーをみかけることが増えました。上の3か所はランナーにとって重要なポイントを押さえてあり、『走る』という事を楽しみやすくしてくれる街だと思います。ランニングが趣味の方には住むのにおすすめの街です。ランニングが生活の一部に溶け込みそうです。