引越しコラム column

遠距離恋愛を続けるとっておきのコツ3つを押さえる!


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遠距離恋愛ってつらいものですよね。

進学や就職や転勤で止むを得ずお互いの住む場所が離れてしまい、仕方がないと分かっていてもどうしてもつらくなってしまいます。
街中で手をつないで歩いているカップルを眺めては、「一緒にいられていいなあ」とうらやましくなったりして。

でも、遠距離恋愛を長く続けることは絶対可能です!
お互いを思いやる気持ちが一番大切ですが、ちょっとしたコツが役に立つ場合もあります。

 

お金の問題を解決する

いくら「関係を続けたい」という強い気持ちがあっても、ネックになってくるのがお金の問題。
特に学生さんや社会人になって間もないうちは、お互いに余裕がないから重大な問題です。
せっかくできた恋人をお金の問題で失うのは、もったいない。

ここはいろいろなツールを賢く使って、できるだけ経済的な負担にならない方法を考えましょう。

 

●電話ツールを賢く使って解決

以前は離れている2人が話をするツールは、固定電話だけという時代がありました。

話す時間が長ければ長いほど電話代がかさみ、「電話代がかかるから、もう切ろうか」と名残惜しく会話を終わらせなければならないことも。

しかもお互いの距離が離れていれば離れているほど1分あたりの料金が高くなり、国内の離れている地域、ましてや海外にいる恋人などにはめったに電話がかけられませんでした。

 

●携帯電話の料金プランを見直し

しかし、今は違います。

携帯電話の料金が「かけホーダイ」プランになり、国内の携帯電話ならどこに住んでいる人にかけても、何時間話そうとも定額になりました。
各社だいたい1ヶ月3000円くらいでしょうか。
これだと毎日でも好きなだけ話すことができますね。

遠距離恋愛を始めたら、すぐに自分の携帯電話の料金体系を見直しましょう。

 

●FACE TIME、LINE

iPhoneのFACE TIMEやLINEなどのテレビ電話機能を使えば、顔を見合わせながら話すことだってできます。

 

●スカイプ

海外にいる彼との遠距離恋愛でしたら、スカイプなどのインターネット電話サービスを利用しましょう。
こちらもビデオ通話などを使えば、顔を合わせて話せます。

通信料だけで利用できますが、その分音質が悪かったり、ブツブツ回線が切れたりするなどの品質の問題はあります。

 

●なるべく負担の少ない交通費で

会いに行くときの交通費だって、情報収集能力がものを言います。

  • 金券ショップを使う
  • 格安航空券を使う
  • 安くチケットが入手できる予約サイトを使う
  • 出発日の直前に予約するのではなく「早割り」を使う
  • ネットで予約して「ネット割り」を使う
  • 定期的にその交通機関を使うのであれば、多く使えば使うほど安くなる割引がないかを探す。

今はインターネットで最安値の交通費を検索することができます。
最初はちょっと調べるのが手間でも、ちょっとした工夫で料金が全然違ったりしますから、調べる価値は充分にありますよ。

 

心の支えになる未来の約束をする

●ゴールが見えないと辛い

例えばマラソンやトレーニングや勉強などでも、長くつらい時間を乗り越えられるのは終わりが見えている時ですよね。
遠距離恋愛もそれと同じです。

いくら会えない時間がつらくても、それがいつかは終わり、2人でいくらでも一緒に過ごせる時が来るという確信があれば、我慢できるものです。

逆に「いつまで続くか分からない、このままずっと遠距離恋愛かもしれない」と思うと、途方もないさみしさに耐えられなくなってしまうでしょう。

 

●いつどうするか、未来の約束をする

だから2人の間で、未来の約束をしましょう。

「今は離れて暮らしているけど、これは期間限定の形であって、いずれは一緒に暮らしましょう」という風に。

結婚や同棲、またはそう遠くはない距離に住むなどの、それぞれのカップルに見合った形で結構です。

遠距離恋愛の終わりのきっかけも、転勤、卒業などそれぞれの事情によるでしょうが、なるべくきっちり何年後、何ヶ月後と決めた方が良いでしょう。

 

●具体的に約束について話し合いを重ねる

そして折に触れて、その約束を具体的に話合いましょう。

一緒にまたは近くに住めるようになったら、こんなことがしたいねと、想像を膨らませましょう。
それがお互いの会えなくて苦しい時間の心の支えとなります。

 

自己コーピングさせない

●「会えなくてつらい」は幸せ

遠距離恋愛につきものなのが、「会えなくてつらい」という感情だと思います。
でもそのつらさがあるうちは、幸せなのかもしれません。

問題なのは、会えなくてもつらくなくなってしまうこと。

人間は自在に感情をコントロールして少しでも「つらい、苦しい」という状況を避けようとします。
だから「会いたくても会えない」という状態が続くと、だんだん「会えなくてもいい、つらくない」となり、ついには「そもそもあまり好きではないかも」という感情にまで発展してしまいます。

そのようにして、自分の心が苦しい状況でズタズタになることから守ろうとするのですね。
これをコーピングといいます。

 

●定期的に会う時間を作る

そうならないためには、やはり定期的に会う時間をつくること。

短い時間でもいいから一緒に過ごすことで「会えたら嬉しい」「別れた時にさみしい」という感情を定期的に呼び起こし、自分の心がさみしさに耐えられず「会えなくても大丈夫」という固い殻を作ってしまうことを防ぐのです。

お互いにそういう努力をしているうちは、きっと大丈夫。
遠距離恋愛でも、いつでも会えるカップルにも負けない関係を続けることができますよ。