引越しコラム column

引越しして恋の新天地を求める!


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私は社会人2年目のときに引越しをしました。それまで学生時代の彼と付き合っていて、家も近かったのでデートしやすくお互いの家を行き来していました。でも、社会人になるとお互いのライフサイクルもずれてきてしまい、すれ違いばかりで会ってもケンカばかりになってしまい自然消滅してしまいました。

学生時代は半同棲とまで行かなくても、仲が良かったころの思い出の詰まった部屋で、彼と選んだインテリアもあったり、2人で食べる前提でおそろいの食器があったり、終わってしまった後となっては思い出してはため息をついていました。

 

思い切って引っ越し!

通勤で使うターミナル駅を彼も毎日使っていると思うと、いつかばったり会ったらどうしようとなんとなく気まずくて、部屋の更新を期に思い切って反対方向に引っ越すことにしました。

なんとなく憧れもあったし同じ部署の女の先輩も住んでいる東横線沿線に物件を探しに行き、気に入った部屋を見つけたのでそこに決め、思い出の家具や食器は整理したりして新しい生活を始めました。
先輩に新しい沿線のオススメ情報を聞いたりしていると、なんとなく元気が出てきて前の家での彼との思い出も過去の良い思い出といったくらいに忘れられそうでした。

 

飲み会の帰り道

引っ越して2ヶ月ぐらい経ったころ、先輩から飲み会に誘われました。なんでも東横会と称して会社の東横線沿線のいろいろな部署の若い社員で不定期に飲み会をしているんだそうで、私も仲間に入れて貰えることになりました。飲み会は20人くらいで男女半々。話したことが無い部署の人が殆どでしたが、その中に私がひそかに憧れていた男の先輩がいました。

仕事上では何回か話をしたことがあるけれど、東横線沿線に住んでいたとは知らなかったのと、飲み会では職場でのきびきびした雰囲気とはまた違い、誰にでも分け隔てなく接する様子に急に親近感を覚えてしまいました。

あまり長くは話せなかったのですが、帰りの電車で最後の5分くらい2人になり、普通に話しただけなのにドキドキしました。先輩は隣の駅で降り、「近所の美味しいお店を開拓しようね。」と言ってくれたのでそれからは会社で先輩と顔を合わせるのが楽しみです。

 

まだ全然恋愛とかじゃなくて、私が気になり始めているだけですが、引越しをして新天地を求めるのも新しい出会いがあっていいかなと思える経験でした!