【体験談】引っ越しで、失恋気分をリセットする方法
ドラマのような別れ
25歳から29歳まで結婚すると思って疑わなかった彼氏に裏切られて、彼氏は別れた数か月後に浮気相手と結婚。
そんなドラマのような話がまさか恋愛経験の少ない、至って普通の自分に訪れるとは思っていませんでした。
彼氏のためにと買いそろえたマグカップやお茶碗、箸、ワイングラス、すべてがペアでありました。
それらを見るたびに「なんで自分だけこんな目に合わなくてはならないのか」と暗い気持ちになる毎日で、涙が止まりませんでした。
引越しを決意!物を整理!
そんな時に、女友達が引っ越しをすると聞いて、私もちょうど2年の更新時期が近づいていたので、心機一転引っ越しすることにしました。
あまりにも、思い出がある部屋に一人取り残されている惨めな自分と決別したかったのです。
ペアでそろっている物は、高かったものも含めて、すべて女友達を家に4人招待して、欲しいという人にそれぞれあげてしまいました。
すると、それだけでも、少し気持ちが軽くなったような気がしました。
一緒に座ってDVDをよく見たソファ、馬鹿みたいに朝までいろんな話をしたセミダブルベット、全て粗大ごみに出して、新しく買いそろえました。
思い出があるものを強制的に自分の目の前から削除して、新居には新しいテーマカラー(白と緑と茶)で統一した家具を入れました。
不思議なもので、新しい土地に引っ越して、新しい部屋に仕事を終えて「ただいま」と帰ると、今まで彼氏を失った空虚感で一杯だった心に安らぎが満ちて、徐々に心が回復していくのが分かりました。
自分の人生を大事にする
毎日毎日を大切に過ごすということは、自分の人生を大事に生きるということにつながるのだなと、その時生活空間がいかに自分の精神状態に影響するのかを理解しました。
もし失恋をして立ち直れないとふさぎ込んでいる方がいたら、落ち込んだままでもいいので、引っ越しをして新しい環境に移ることをお勧めします。
すると、体に気持ちが後から追いかけてきて、元気になっていくと思います。