引越しコラム column

ママ必見! 子どもが転校先でスムーズに友達をつくるためにママから教えてあげてほしいこと


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旦那さんの転勤によって引越しをしなければならない、なんていう方は多くいると思います。そんな方は引越しをして住居を移動するということ以上に、はじめての土地、慣れない環境で生活を始めることに大変さを感じるのではないでしょうか。

しかし大人は変化に順応していくスキルもある程度は培ってきているものですが、お子さんの転校についてはいろいろ心配なことが多いのではないでしょうか。
仲の良かった友達とも離れて、一から友達づくりをしていかなければならない。シャイだったり内気なお子さんもいるでしょう。

今日は、スムーズに友達をつくるためにお子さんに教えてあげて欲しいことを、実際に転校を経験したことのある私が、自分の体験談を混じえてご紹介していきます。

 

まわりの友達は仲良くなりたいことを教えてあげる

どのお母さんも転校初日を心配すると思いますが、子どもは初日よりも2日目以降の方が「自分は転校生なんだ」と感じることが多く、不安を感じることが増えてきます。

私が体験した例でいうと、他のクラスメイトと持ち物が違うことです。小学校では入学時に6年間使用する教材(絵の具などの筆記用具や算数セットなど)を購入しますよね。
前の学校で使っていた教材をそのまま使っていると、授業内容によっては前の学校で使っていた教材ではみんなと一緒の作業ができないこともでてきます。

そんなときに子どもは「自分は転校生なんだ」と強く感じるものです。

ですがそのような時は、隣の子が見せてくれたりすることがあり、それを機会にクラスメイトと仲良くなるきっかけも生まれるのです。
ですので、教材が違って困るような時は、自分から周りの子に『見せて』と頼んでみれば良いことを教えてあげてみてください。

転校したばかりで自分から話しかけるのはとても勇気のいることですが、クラスメイトは新しく来た転校生と仲良くなることを楽しみにしているものだということを、お子さんに教えてあげましょう。

 

まずは一人、話せる子を作ることを教えてあげる

転校初期の段階でまず意識したいのは、とにかく話せる子をひとりでもいいので作ることです。
一人でも話せる子ができれば、新しい環境への居心地の良さが生まれ、不安な気持ちや孤独感がなくなるのも早いです。その友達を介して自然と他の子との繋がりも作っていけます。

親友のような、本当に気の合う友達は後になってから見つかるものなので、まずは一人、自分の道案内人となる友達をつくることがとても大事です。

慌てなくていいので、そして自分と合う子かどうかわからなくてもいいので、まずは一人、なんとなく優しく話してくれそうな子を探して、自分から声をかけてみるように教えてみてください。

 

クラブ活動で友達の輪の広げることを教えてあげる

2週間も経てば、自分がいるクラスの生徒とはある程度仲良くなれます。では次に、他のクラスの子たちとはどのようなきっかけで仲良くなるのでしょう。そこできっかけとなるのがクラブ活動や委員会活動などです。

本来ならば各クラブや委員会には定員数が設けられていますが、転校生の場合は所属を決める時期がみんなとズレるため自由に選べるのです。

ですが私の場合は、自分の入りたいクラブに入るのではなく、はじめに仲良くなった友達と同じクラブに入ることにしました。ある程度仲良くなった友達がいるクラブは、気分的にも心強く、その子をきっかけにして他のクラスの友達も出来ていくのです。

お子さんがクラブ活動を始めるとき、入りたいクラブを自分で選ぶのももちろんいいですが、まだ環境に不安を感じているようであればはじめに仲良くなった子が入っているクラブに入ることを、アドバイスしてあげるのもいいですよ。

 

いかがでしたか?

今日は転校先の学校でお子さんが友達作りをする上で、お母さんがお子さんにアドバイスできることをいくつかご紹介しました。もちろん、すぐに誰とでも仲良くなれる子どももいますし、友達を作っていく過程はお子さんの性格にもよって十人十色です。

ですがもしお子さんが転校を不安に思っている、転校したばかりの環境で孤独や不安を感じていたら、本当はクラスのみんなは転校生と仲良くしたがっているということ、みんなといきなり仲良くなる必要はなく、まずは一人でもいいから話せる子を見つけるということ、そして徐々にクラスに慣れてきたらそこからの友達の輪の広げ方についても、アドバイスしてあげてみてください。

初めは誰でも新しい環境に慣れるのは不安なもの。お子さんの新しい場での友達作りという成長を暖かく見守って、必要とあらば気持ちに寄り添いながら以上のことをアドバイスしてあげましょう。