引越しコラム column

品のいい家族が集まる東京の街は?


img_family_elegant_tokyo15

ビルやオフィス街が多い東京の街ですが、意外と歴史的な古い街もたくさんあり、住宅地や公園なども数多く併せ持つのが東京です。

下町っぽい人情味あふれる街もあれば、ヨーロッパの雰囲気溢れる街があったり、古い日本家屋が並ぶ街や高層マンションが立ち並ぶ都市的な街があったりと、街によって住宅街の雰囲気もさまざまあります。そんないろんな顔のある東京の街。

今回は品のいい家族が集まる東京の街は?をテーマにちょっと優雅な雰囲気の人々が似合う、気品あふれる街をご紹介します。

 

歴史的品格のある街「麻布十番」駅

東京の閑静で高級な住宅街として有名な麻布十番駅。

駅を出て少し歩くと商店街があり、昔からの老舗の名店が数多くあることでも知られている街です。

この周辺は都内で最も多く各国の大使館が集まっているエリアでもあり、比較的治安も良く学校などの公共設備も整っているのが特徴です。

麻布十番駅が出来る前は陸の孤島として有名なエリアでしたが、そもそもこのエリアの人たちは昔から自家用車を持っている人が多く、庶民には手の届かない富裕層の街として君臨していました。

駅が開通し、交通が発達した現代でもこのエリアは富裕層が多い高級住宅街のイメージが強く残り、外国の要人なども多くいることから必然的に国際的な品格のある街の印象を与えています。

麻布十番駅周辺には有名な学校や女学院、インターナショナルスクールなどもあり、また子どもの教育に港区が力を入れていることもあって少人数制の目の行き届いた教育が受けられます。

おしゃれなカフェやお店もあり、少し行くと大人の街として有名な六本木なので普段から大人の作法を意識するようになります。住むだけで品格が身に着くそんな街が麻布十番駅です。

 

郊外住宅の発祥の地「田園調布」駅

今のように郊外の住宅と言う概念がない時代に、郊外都市のモデル都市として作られたのが田園調布駅です。

田園調布駅周辺はアメリカの街やイギリスの街をモデルとして考えられた高級住宅街で、田園調布の豊かな自然と外国の影響を受けた斬新デザインの融合により作られました。田園調布の街は駅から放射線状に道路が延び、円筒系に広がる街が特徴で、洗練された景色が広がっています。

少し行くと神奈川県との県境に多摩川があり、そのそばに大きな公園もあります。新興住宅として作られたモデル都市ということもあり、都会でありながらゆったりした家と自然豊かな生活を求めるハイレベルな人が多く住みつき、田園調布の街が裕福の象徴とされるようになりました。

現代でもその名残が多くあり、洗練された品のある街として人気を保っています。東京でありながら都会の喧騒を忘れて優雅に過ごせる、そんな街が田園調布駅です。

 

シロガネーゼになれる街「白金台」駅

高級住宅地となると、スーパーマーケットが近くになかったりして日常を送るだけでも少し不便ということが良くありますが、白金台は有名な昔ながらの高級住宅地であり、その上とても暮らしやすい場所となっています。

駅の周辺にはスーパーマーケット、ファミリーレストラン、カフェ、100円ショップやパン屋さんもあります。最近はこの白金台のパン屋さんが質が良く、外国の雰囲気があってお洒落だということで、白金台に住んでいるわけではないという人からも人気があるそうです。

また、高級住宅地にはそぐわないのでは?と思ってしまいますが、ドン・キホーテもあります。こちらは外観が通常のドン・キホーテの建物よりも「白金」を意識した色合いになっているようで、意外にも町並みに溶けこんでいます。ドン・キホーテに行けば日用雑貨や食品は簡単に揃えられます。

国立科学博物館附属自然教育園や八芳園があるため、いつでも自然を感じることができますし、東京大学医科学研究所附属病院があるため緊急の場合もすぐに病院にもかかることができます。

目黒や恵比寿、広尾に徒歩で行ける距離に位置しているのも便利ですね。

 

まとめ

さまざまな顔を持つ大都市、東京の住宅街。その中でも今回は品のいい家族が集まる東京の街は?ということで、歴史的品格のある街「麻布十番駅」、郊外の洗練された街「田園調布駅」、シロガネーゼになれる街「白金台駅」をご紹介しました。

どちらも高級住宅街として有名な街で優雅でゆとり溢れる家族のイメージがピッタリの街です。そんな街に住んでいるだけで、心身ともに豊かな気持ちになり、上品な心持ちになりそうですよね。また心に余裕が出来ると自然と家族団らんも増え、笑顔で過ごす日が多くなってくるはずです。

せっかく引っ越すのであればそんな素敵な街に住みたいですよね。素敵なあなたには今回ご紹介したような品のある街がおすすめです。