引越し準備・やること prepare

引越し当日朝まで使うけどどうしたらいい?布団・マットレスの梱包


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引越しで特に大変なのが荷造りです。引越しを経験したことのある人ならば、その労力がいかほどかよくご存知のことでしょう。

しかし、初めて引越しをする方にとっては、荷造りに対して案外マークが甘いのです。
日にちが近づいてきたころ、台所グッズの荷造りで途方に暮れた、当日朝まで使うからといって残しておいたら、時間になっても終わらなかったという話はよく聞かれます。

 

筆者はまさに時間になっても終わらなかったタイプで、当日まで残しておいた物が多すぎて失敗しました。
しかも、段ボール箱を閉じてしまうことに抵抗があったのです。まだこの箱に何か入れるかもしれない…と。
引越し業者が家に来るやいなや、「この箱たち閉じていっていいですか?」と困り顔。
勢いに乗せられ「ハイ…。」と言ったらどんどん閉じられ即運搬。
あれ?私の迷いってなんだったんだろう?となりました。ぜんぜん開けておく必要はありませんでした。
経験してみて悩む必要のある事とない事がやっとわかるのですよね。

 

少し脱線しましたが、さてここでは、当日朝まで使うけどどのように荷造りしたらいいの?というお悩みの一つ、”布団”の梱包の仕方について見ていきましょう。
初めて引越しをする方でも余計な事で悩むことのないように、参考にして下さいね。

 

布団を事前に梱包するのは諦めよう!

初めから言い切りますが、まず、布団を事前に梱包しようと考えるのはやめましょう
ここはスパッと諦めてよいところです。

夏場ならまだよいですが、冬場はさすがに何かで代用するのは厳しいです。
家族が多ければなお大変でしょう。

引越しの前日はいつも通りの寝具でゆっくり寝て、体力を養わなければいけません。

 

準備するのは不織布ケース

事前に準備するものは不織布ケースです。
引越し業者さんによっては、サービスで段ボールと一緒に事前に持ってきてくれる場合もあります。
業者さんを手配するときに不織布が無料でもらえるのかも確認しておくと良いでしょう。

しかし、羽毛ぶとんの場合には、圧縮して入れられるチャック付きの不織布ケースを用意してください。
これは業者さんに用意してもらうのは難しいと思われますので、ホームセンターやネットショップで購入をしてください。
このためだけに買うのはもったいないかと思われるかもしれませんが、これが1枚あればかさばる羽毛がビックリするくらいコンパクトに収納でき、季節外に押し入れを占領していた羽毛を収納する際にも活用できます。

よくある掃除機で中の空気を抜きぺちゃんこにしてしまう圧縮袋とは違いますので羽毛を傷つけることなく、季節になってまた使用する際には軽くかげ干しするだけで元通りになりますのでご安心ください。
これは意外と生活に役立つ便利グッズです。

不織布ケース

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出典 http://item.rakuten.co.jp/sakai-f/10007309/

 

布団の梱包のポイント

小さく畳む

ポイントは、想像より小さく布団を畳むことです。
感覚としてはちょうど良くても、ケースに入れる作業は思ったより小さい方がスムーズです。
分厚い布団ですとごろっとしてしまって、いいのかな?と感じても、その方が扱いやすいですよ。

 

ひっくり返す

もし、布団を複数枚入れられる大きなケースを用意された場合、ケースを逆さにして、布団を畳んで重ねた上からかぶせて下さい。
あとはそれをひっくり返すだけです。

 

一応ポイントをお伝えしましたが、それでも一人で羽毛を不織布に詰めるのは若干大変です。
一人暮らしの引越しの際には余裕を持って起きた方がよいかもしれません。
特に女性の一人暮らしですと男性の業者さんと一緒に詰め込むのは少し恥ずかしいですよね!

 

やってはいけないこと

フカフカの布団…チャンス!と思って、布団の間に割れ物を入れ込んだりはしないようにして下さい。
どこの引越し業者も推奨していませんので、もし破損があった場合の保証はないと思って下さい。

また、シーツでくるむこともしないでください。
トラックでの搬送は汚れますし、不確実な梱包は作業の遅れにつながります。
こちらもどこの引越し業者も推奨していません。きちんと口を閉じられる袋に入れて下さい。

 

布団を干せればパーフェクト

余裕があれば梱包の前に軽く干しておけると完璧です。
当日の夜、新居でまたそれを使って寝ることになりますので、気持ちよく新居での夜を迎えるためには少し陽に当てるとだいぶ違います。

また、季節の変わり目の引越しですと、荷解きの手が回らないうちに布団が必要なくなってしまい、そのまま1シーズン詰めたままということもあり得ます。
ダニの繁殖を押さえるためにも、陽干ししてからの梱包が完璧ですね。

備え付けの物干しざおがなく、ベランダ・バルコニーの柵もないお家の場合は、開けた窓際に並べておくだけでも良いです。

 

まとめ

以上、布団の梱包方法でした。
布団に関しては、焦ることなく、布団ケースの用意だけしっかりしておけばなんとかなります。
重要なのは、安全に確実に布団を運んでもらうことを考えることです。
ずるして間に余計な物を入れたり、不確実な包み方をしないことだけ気をつけておきましょう。