引越しの荷造り いつから始める?みんなの平均とは
引越しの荷造りは引越しの当日までには完了しておかなければなりません。
引越し業者さんは、1日に複数件の引越し予定を組んでいることが多く、あなたの荷造りが終わっていないことでスケジュールがずれ込むと、大変な迷惑になってしまうのです!
では、一般的にいつから始めればいいのか、世間の平均は気になるところですよね。
これは家族の人数によってかなり変わってきますし、一人暮らしの場合でもどのくらいの荷物を持っているのか、又は仕事や学校の関係からどのくらい時間を割くことが出来るのかなど、本当にいろんな要素から平均日数が変わってきます。
しかしそれでも目安が知りたい!というのが人間の心理でしょう。
ではその回答は…
集中すれば1週間で可能
様々な状況を平均したとして、「1週間」という目安を設けることができます。
基本的に月曜から金曜まで忙しい人でも、平日帰宅してから毎日作業を行い、週末に作業を進めると大体まとまってきます。
では、例えば専業主婦で1日家にいる人がいるとすると、もっと短い日数で達成できるの?
と単純に思うでしょうが、不思議なことにどうやら仕事の忙しさはあまり関係がないようです。
人間時間の余裕があると思うとなかなか進められないものです。
また、1日中時間があるといっても、一つの作業に集中できる時間には限りがあります。
時間の余裕がある人は、ある程度追い込まれる時間感覚の荷造り時間を設定してやってみましょう。
集中して作業できるコンディション下での作業であれば、どのような状況の人でも大体1週間で可能と言えます。
1週間より前から始めた方が良い人の性格
さて、1週間という目安が見えましたが、目安は目安です。
注意しなければいけないのは、
- 優柔不断な人
- ケチな人
と、大きく二つの性格を上げたいと思います。
当てはまりますか?
このようなタイプの方は、荷造りスケジュールが遅れがちになるので、1週間より少し前から始めた方がいいかもしれません。
●優柔不断な人
荷造りをする際に同時に行われるのが、不用品の処分です。
段ボールに詰めるのか、引越しを機に捨てるのか、この判断に時間がかかってしまう人は荷造りが進みません。
荷造りを始めるのを早くするか、もしくは不用品を分別することをやめ、何も考えずに全て詰めていくことにしましょう。
荷解きの際に分別して捨てることも可能だからです。
●ケチな人
何に対してケチなのかというと、荷造りの物品をケチって揃えないという意味です。
段ボールやガムテープは引越し業者からもらえることがほとんどですが、その他、ゴミ袋や新聞紙、プチプチなどの緩衝材なども荷造りには必要な物です。
- ゴミ袋をケチってまとめ買いできず、すぐ足りなくなって作業が滞る。
- プチプチは買うものではないとケチって、あるもので対応しようとする。
このような行動に心当たりはありませんか?
ほんの数百円のことでも、ついケチってしまう節約癖が仇となり、
「あら、箱に隙間ができちゃったけど、何か代用できるものはないかしら・・・」と、うろうろ。
結局見つからないものなんですよね。
「あら、ゴミ袋切らしちゃったわ。じゃあ捨てるものはちょっとこっちに寄せといて・・・」と、散らかす。
消耗品なので、はじめから多めに買っておけばいいのです。
こんな行動が予想される方は、1週間より前から荷造りを始めた方が良さそうですね。
「まだ使うかもしれない」は禁句
多くの場合、荷造りが間に合うかどうかは当日の荷造りによって変わってきます。
どうしても当日まで荷造りできない物があると思います。
例えば、洗面用具やカーテン、布団などですね。
そのような、「まだ使うかもしれない」と引越し当日まで荷造りせずにとっておく物を極力少なくすることが最大のポイントです。
それまで順調に荷造りをしてきたつもりでも、当日になってみると、
「あれ?全然片付いていかない!」
と焦ることがあり得ます。
引越しまでに荷造りが間に合わない人の大半は、ここで失敗します。
できるだけ「まだ使うかもしれない」と言うのはやめて、思い切って荷造りを進めていって下さい。
この対策としておすすめなのは、1〜2日前から、旅行のようにスーツケースで暮らしてみることです。
身の回りで必要な物は、スーツケースにまとめて下さい。
そして、必要な物はスーツケースから出して使って、使い終わったらまた戻します。
そうしておくことで、「まだ使うかもしれない」物はスーツケースの蓋を閉じてそのまま運べばいいことになります。
もちろん先に述べたカーテンや布団などはそうもいきませんが、スーツケースを活用することでかなり当日の作業を楽にすることができます。
まとめ
様々な条件があるとしても、荷造りに必要な期間は「1週間前」という一つの目安を立てることができるとわかりました。
その上で、ご自分の性格をよく振り返り、早くから始める、またはもっとぎりぎりで大丈夫など、判断してみて下さい。
荷造りが間に合わないことは、自分が焦って嫌な気持ちになること以外にも、次の予定に組まれているお客さんが困ること、引越し業者さんも困ることを頭に置いておきましょうね。
あなたの荷造りスケジュールはどうなるでしょうか?がんばってください!