引越しが決まったら管理会社に賃貸住宅の退去連絡
1.管理会社へ退去の連絡
●1ヶ月前までに退去の連絡
管理会社は物件のオーナーに代わって建物の維持管理を行ったり、家賃の集金業務や督促、室内外のトラブルの解決を行います。
また、入居や退去に伴う手続きも行っているのがこの管理会社で、引越しの際には忘れずに必ず退去連絡を入れることが必要です。
期限としては必ず引越しの1ヶ月前までには退去の連絡を電話でも良いのでするようにしましょう。
●退去連絡から1ヶ月間は賃料が発生
退去の連絡を入れてから実際の退去までが1ヶ月未満の場合でも、退去連絡から1ヶ月間は賃料が発生します。
逆に退去連絡から1ヶ月以上の期間があっても、実際に鍵の返却があるまでは、賃料が発生しますので早めに連絡をしないと余分に家賃を支払わなくてはならないことにもなりかねません。気をつけましょう。
●早めに連絡するのが親切
管理会社としては、入居率を高めるために、退去が決まったら次の入居者を募集しなければいけません。
しかも、次の入居者が快適な生活を送ることができるように、クロスの張り替えや、状態次第ではクッションフロアの張り替えを行うこともあります。
このようなリフォーム的な内容もしなければならないので、早めに予定を教えてあげるのが親切ですね。
2.物件探し
私たちが賃貸住宅を探し入居する際には、一般的には不動産会社にお世話になることが多いですよね。最近ではインターネット上でもお部屋探しができてとても便利な時代になりました。
まずはネットや広告・雑誌などをあらかじめ見ておき、目星をつけておいた物件情報を不動産会社に持っていきましょう。そして不動産会社の案内の方に相談し、こちらの希望に沿って不動産会社からもおすすめ物件の提案をしてもらいます。
その後、いわゆる内覧と言って、実際に気になる物件をいくつか見に行って探すのが一般的ですね。
そして物件が決定し、新しいオーナーさんとの契約が交わされ、鍵をもらったらそこで不動産会社との関わりは終了です。その後のやり取りは管理会社と行うことになります。
3.室内点検
引越し当日、またはあらかじめ決めておいた引越し後の日にちに、管理会社の担当者が入居者の立ちあいのもと室内点検を行います。
ここでは、部屋の不具合の調査や破損個所の確認作業などを行います。通常の生活を送っていた場合に発生してしまった破損や劣化に関しては、その多くが入居者の負担にはなりません。
しかし、入居者の過失によって発生してしまった破損部分等に関しては、敷金などを利用して修繕することがありますので、なるべく退去時にお金がかからないように普段から注意して生活をするようにしましょう。
最後に鍵を返して全て終了となります。