引越しコラム column

引越し恋愛体験談:小学生で好きな子と離れ離れになったら…?


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引越しモアに、引越し恋愛にまつわるエピソードが寄せられました。小学生にて、両親の仕事の都合で引越しを体験。社宅の近所で出会った同い年の男の子と、かけがえのない幼少時代を過ごしたモアさん(仮名)。当時小学生だった彼女は引越しの際、どのような体験をしたのでしょうか?

 

モアさんのエピソードを少し覗いてみましょう。

幼少時代、周り近所の家は社宅が多く、その中に一人私と同い年の男の子がいました。名前はケンちゃんです。私たちはとても仲が良く、ケンちゃん家でテレビゲームをしたり、ケンちゃんが習っていた剣道を、両親にお願いして私も習い始めたり。小学校ではクラスも同じになりました。ケンちゃんとは毎日当たり前に一緒にいました。

 

小学校5年生になった冬。私の父に転勤の辞令が出て、私の家族は急に遠くへ 引っ越すことになりました。急なことで小学生だった私の頭は混乱していましたが、引越し当日のことでただ覚えているのが、今まででいちばん優しい顔をして喋り続けてくれたケンちゃんでした。別れ際のタクシーの 窓から見えた顔がとても悲しい顔をしていて、その顔を見た瞬間私は堪えきれずワンワン泣きました 。

 

幼少時代、ずっと一緒に遊んで成長した私たち。引っ越し以来一度も会っていません。父から聞いた話ですが、今はお互い結婚して、子どもも生まれました。 恋心なのかどうなのか、よく考えると分かりませんが、すごく大切な存在でした。今でもケンちゃんの幸せを祈っています。

 

 

急な転勤で生まれる別れ。あなたならどうする?

小学生の頃の甘酸っぱい恋、きっと体験した方もいらっしゃいますよね。急に引越しが決まり、好きなこと離れ離れになってしまった方、引っ越し後はどうされましたか?

 

両親の仕事の関係で小学生のときに急な引越しを体験する子供達は少なくありません。小学生という年齢もあり、引っ越しするとなかなか連絡も取れないことが多かったのではないでしょうか。現在、小学生でもケータイを持っている子が増えていますよね、現在の恋愛は当時とはまた違うものになっているのかもしれませんね。引越しによって生まれる別れがありますが、新たな出会いも生まれます。

 

今でも彼との素敵な思い出を回想でき、お互いの幸せを願うモアさん。彼との出会いと別れを大切にできたからこそ、素敵な思い出としてずっと心の中に残り、今でも相手の幸せを思うことができるのかもしれませんね。

 

別れは悲しいこともありますが、一瞬一瞬を大切に過ごすことで素敵な思い出となるのでしょう。そうすれば、もし再会したときにもお互いを思いやり、素敵な時間が過ごせるのではないでしょうか。