引越しコラム column

初めてのシェアハウス、選び方のコツ5つ


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出典 http://www.asahi.com/housing/column/TKY201111290304.html

 

シェアハウスという言葉は以前と比べるとずいぶん定着してきたように思いますが、それでもいざ住むとなると「シェアハウスの暮らしってどうなの?」「何を基準に選んだらいいの?」とわからないことだらけです。

普通のワンルームの賃貸で一人暮らしをするのだったら、立地、初期費用と家賃、周辺環境などの条件面のすり合わせだけでOKですが、シェアハウスは他人との共同生活です。せっかく住むところを決めたのに馴染めずにすぐにまた引越し…なんてことにならないように選びたいですよね。

そこで今回はシェアハウスを選ぶ際にはここをチェックしていただきたい!というシェアハウスの選び方のコツをご紹介します。

 

1.問い合わせ時のチェック

シェアハウスの運営会社はシェアハウス専用のサイトや自社サイト、掲示板など様々なサイトを利用して集客を行っています。サイトから問い合わせがあると担当者へメール通知され担当者から返信があるというのが一般的な流れです。この対応の仕方や内容によって運営会社がどんな会社なのかを知る一つの判断基準となります。

まずは心配なことや質問したい事を書いた時、しっかりとした回答が来るかどうかをみてください。また携帯番号等を書いておき、担当者から直接電話連絡をもらえるようにしてもいいでしょう。

例えば住んでいる人の年代や性別、国籍などを聞いた時に、それらのことをきちんと把握していて、今の入居者の人柄や雰囲気を即座に語れるような運営会社であれば安心できるでしょう。

入居後に何かトラブルが発生した場合に間に入って問題解決してくれるのも管理・運営会社です。最初の対応が誠実でないなら、入居後の対応もあまり期待できないかもしれません。

 

2.入居者のマナーチェック

シェアハウスは他人との共同生活です。そこに住んでいる人たちと空間を共有していくわけですから、その点は内覧の際にはしっかりチェックする必要があります。

ホームページの写真ではきちんと片付いていたリビングも、実際に内覧に訪れてみると散らかっていたり、入居者の私物があふれていたり、なんてことも多々あります。他にもお風呂の排水溝に髪の毛が詰まっていたりトイレが汚れていたり…。

共有スペースを見てみれば、運営会社の管理がしっかりなされているのか、入居者のマナーが守られているのか、よくわかると思います。それが自分にとっては許される範囲なのか、許せないレベルなのか。実際に自分の目で見てその時に感じた感覚は一番の判断材料となります。

 

3.音についてのチェック

実際に住んでみたら思いのほか壁が薄くて隣の部屋のドライヤーの音や携帯電話での会話の内容まで丸聞こえ…、なんてこともあります。音に配慮して防音の壁で仕切られているシェアハウスがある一方で、防音材も何も入っていない薄い壁で仕切られているシェアハウスが存在しているのも事実です。またとてもおしゃれな古民家風一戸建てでもそれが木造の壁で仕切られていたら、隣の音を遮断することは無理でしょう。

「まあ、しょうがない」と思える人はいいのですが、気になるようでしたら運営会社に壁と天井の両方に防音シートが入っているかを確認してみてください。

 

4.ルールの確認

シェアハウスには基本的なルールというものがあります。それは管理会社によって様々なカラーがあります。かなりきつめにルールを定めているところもあればほとんどルールを決めずに入居者の自主性に任せているようなところもあります。

友人を家に呼ぼうと思ったら友人の宿泊はNGだったとか、持ち込める者に制限があったり、入居してから「え、そうだったの?」ということにならないように、ルールは事前にしっかりと確認しておきましょう。

 

5.入居者について

これから一緒に生活をしていく人たちですから、どんな人が住んでいるのかはきちんと把握しておく必要があります。年齢、性別、国籍だけではなく、何年住んでいるのかや生活の時間帯などもきちんと知っておきたいですね。

内覧の際に入居者の方がいるようならいろいろ質問してもいいでしょう。ワイワイガヤガヤが好きな人たちなのか、静かな人たちが多いのか…住んだらこれからは「一緒に共同生活を送る人たち」になるわけですから、当然のことです。

 

まとめ

今回は初めてのシェアハウスの選び方のポイントについてご紹介しましたがいかがでしたか?

シェアハウスには特徴的なコンセプトを持つものも増え、選択の幅もどんどん広がってきています。どんなシェアハウスが自分には向いているのかを見極め、新しい仲間たちとの快適な共同生活を送ってください。