シェアハウスの冷蔵庫でトラブルにならない3つのポイント
シェアハウスでは共用のキッチンに入居者全員で使う大型の冷蔵庫が置いてあるということがほとんどです。入居者の人数によって台数は違いますが、少なくとも5人以上で冷蔵庫は共有ということが多く、場合によっては20人近くで業務用冷蔵庫を使うというケースもあります。
この冷蔵庫、少しだけ気を付けないと余計なトラブルの原因になってしまうこともありますので、そうならないための心がけを知っておきましょう。
自分のものには名前を記入しよう
食べようと思っていたデザートが無くなっているというのは、一般の家庭でもよくある光景です。大勢が集まるシェアハウスでも、同じようなことは起ります。自分が買って冷蔵庫に入れておいた食材が、いつの間にかなくなっていたという経験をした人は少なくありません。調味料など共用のものも冷蔵庫に入っていることが多いため、誰のものかわからないと共用物だと思って使われてしまうというケースがあるのです。
そうならないように、自分のものには名前を記入するようにしましょう。このとき、買った日付なども一緒に記入しておくと、後で自分が使うときに便利です。逆に、共用にしても良いと思って買ったものには、その旨を一言書いておくと良いでしょう。
あらかじめ冷蔵庫の場所を決める
入居者同士で冷蔵庫のどの場所を使うのか、「自分スペース」を決めるのもトラブル防止になります。
こうした場所決めをした場合でも、一応、自分のものには名前を書いておくようにしましょう。奥の方にあるものを取ろうとして、隣のものを他の人のスペースに動かしたまま戻すのを忘れてしまった、といった場合でも名前を書いておけば誰のものかちゃんとわかります。
自分スペースを決めることはトラブル防止になるだけではなく、冷蔵庫の中がスッキリとして整理された状態でキープしやすくなります。そうなれば入居者みんなが気持ち良く使えるようになりますし、買ったまま忘れてしまったという事態も起りにくくなるといったメリットもありますよ。
人の食材を勝手にとらない
これは常識的なことですが、人の食材を勝手にとらないというのはマストです。自分の買ったものがいつの間にかなくなっていたらいい気分はしませんよね。自分がされたら嫌なことは他人に対してしない、共同生活をおくるのでしたらことさら気を付けたいポイントです。
もしも、名前が書いてないなど、誰のものか不明の食材があったとしたら、冷蔵庫の扉にメモを貼るなどして情報を共有するようにしましょう。そうすることで、自分以外の誰かが人のものを勝手に使ってしまう事態が避けられます。自分がとらなくても誰かがとってしまえば、やはりそれはトラブルが起る原因になりますから、少しだけ気遣いをしてみましょう。また、放っておかれて冷蔵庫のなかで悪くなる・腐ってしまうといったこともなくなります。
みんなで使うという意識を
冷蔵庫を使うにあたり、何が誰のものであるかハッキリさせるのは大切ですが、同じくらい重要なのが冷蔵庫の中をいつも衛生的かつきれいな状態にしておくということです。賞味期限が切れたものが冷蔵庫にあふれていたら、不衛生に感じて気分が悪くなるという人もたくさんいるでしょう。また、匂いが極端に強いものなどはできれば共用の冷蔵庫には入れておかない方がベターです。
自分が平気だからというのではなく、色々な考え方や感性の人がいることを忘れず、入居者同士で声を掛け合ってみんなが快適に過ごせるように努めましょう。