引越しコラム column

手紙が来なくなった…引っ越して初めて気づいた私の初恋


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小学校6年生で卒業を期に父親の転勤で引越しをしました。
2年間関東を離れて仙台へ、そして中学3年でまたもとの街に戻る予定でした。

 

最後の思い出

6年生の終わりのころ仲の良かった男女6人くらいでいつも遊んでいて、卒業間近のころにディズニーランドへ行ったときみんなが私にプレゼントのお財布を選んでくれました。

男の子のトモくんが中心になって提案して選んでくれたようで、彼から手渡されて「2年後に帰ってきたらまた遊ぼうね。」と言われてすごくうれしかったです。

 

引っ越し先での文通

卒業後仙台に引っ越すと、仲間たちからそれぞれ手紙が届きました。

ディズニーランドの写真とか小学校の楽しかった思い出とかがカラフルなペンで書いてあったりして、引越ししたばかりで友達が少なくさびしかった私は何度も何度も読み返して、長い返事を書いていました。

2ヶ月ぐらいはそれぞれと文通して、トモくんともやりとりをしていました。
2年後に再会できるのが楽しみで仕方ない日々でした。

やりとりをするにつれ、トモくんが手紙に書く内容が新しい中学でのこと中心になっていきました。

最初は、同じ共通の小学校の友達が中学ではこんな風だとかこんなおもしろい出来事があったとかだったのですが、そのうちに私の知らない別の小学校出身の女の子の話題が出てきたり、送られてきた写真でトモくんが知らないクラスメイトの女の子に囲まれて楽しそうに写っていたり。私はなぜかわからない辛い気持ちを覚えました。

 

トモくんからの手紙はついに・・・

程なくしてトモくんから返事は返ってこなくてそのままになってしまいました。

他の友達とは時々文通していたのですが、トモくんから忘れられてしまうのではないかという辛い気持ちは、今思えば初恋だったのかなと思います。いつの間にかトモくんは私のことを遠くに行ってもいつも気にしてくれていると思い込んでいたけれど、トモくんは新しい中学生活をもっとエンジョイしているうちにそっちに夢中になってしまったのでしょう。

 

初恋の思い出は忘れられない

結局そのまま、私は中3で元の仲間のいる中学に戻ったのですが、トモくんとはクラスも違い、仲良しだった仲間もバラバラだったので、別の交友関係を築いてそのまま卒業しました。

私もとくにずっと引きずっていたわけでもなく、進学するにつれそれぞれの時期で好きな男の子ができてはいたのですが、6年生のときに貰ったお財布は結局大学に入って初めて彼氏からプレゼントされるまでボロボロになってもずっと使っていました。

私にとっての甘酸っぱい初恋はトモくんだったのかなと思います。