引越しコラム column

我慢のしすぎはいいことない 思い切って引越しを!


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30代前半、地方に住んでいた独身女で給料も少ない私は、貯金もしたかった為、ずっと学生アパートに一人で住んでいました。

すきま風がひどくて、冬にはお風呂の水道が凍ってしまうような安いアパートでしたが、我慢我慢。彼氏ができても、あまり家に招待する事ができず、そのうちなんとなく別れるという悲しい事を繰り返していました。

仕事も、まじめに頑張れば良い事があると自分に言い聞かせて、セクハラやパワハラにもめげずにひたすら我慢。なんだか、すべてがうまくいかない暗澹とした日々。

 

我慢をやめてすべてをリセット!

でも、ある日、ぷつっと我慢の糸が切れて、すべてリセットする事に。
転職と共に、お金の事を考えず、住居も暖かくて、対面キッチンがある理想的な間取りの場所に住む事にしました。

なんだか、今まで我慢していたのが急にばからしくなったんです。ばばばっとすべての事を決めて、空いた時間に以前から興味があった、出雲大社へ旅行に行きました。もちろん縁結びをお願いしに。その後思いつくままに広島、京都、東京をぶらぶらして、大学時代の友人や知人に会ったり、好きなものを食べたり、のんびり過ごしました。人生は、こんなに広く開けていた事を思い出していました。

 

そんな充実した日々を何日か過ごしていたら、東京で出会ったんです。今の夫に。

といっても、10年前から知っていた人ではありましたが、恋という感じでもなかった。それが、なんだかすっごく素敵な人に見えたんです。(今も素敵な人にみえているのですが!)
なんでこんな素敵な人に気づかなかったんだろうと、今も不思議です。

そこからは遠距離恋愛が始まり、憧れの対面キッチンで彼に料理を作る事が楽しくて楽しくて仕方なく、その後結婚する事になりました。引っ越し、転職をしてからわずか4ヶ月の事でした。

 

我慢はほどほどに

そして、今は、結婚の為、夫の住んでいる東京に引っ越しする事に。

あの時、我慢し続けたら、今も同じ場所で暗く暗澹とした日々を過ごしていたかもしれません。
友人達からも「信じられない。すごい。」とびっくりされました。

我慢はある程度は必要かもしれませんが、我慢のし過ぎは人生の無駄遣い。
一度きりの人生、好きだと惹かれる場所に行く事が大切だと気づかされました。