生まれたばかりの子供を抱えての引越し とにかくテキパキと!
お子さんがまだ乳児の方でも、急な引越しをしなければならないことがあります。
「子供がまだ小さいからタイミングを見るか」などとは言ってられないこともありますよね。
乳児は特に一時も目を離せないもの。そんなときの引越しって、いったいどうやって乗り切るの!?とお思いの方もいらっしゃいますよね。
引越し業者選びも大変、荷造りも大変、新しいお家での荷解きも大変…。その上赤ちゃんもいる。
今回は、そんな生まれたばかりの赤ちゃんがいらっしゃる方で引越しをされる方に、私の子供が0歳のときに経験した、引越し奮闘記をシェアしながら、赤ちゃんを抱えての引越しにおいてのアドバイスも混じえてご紹介したいと思います。
引越し業者選びも大変。ネットでの情報集めを事前にして目星をつけておこう
業者選びは下調べが大切
引越し業者を決めるのも、とても大変なのです。実際に業者さんに来てもらっての見積もりはいずれ必要ですが、事前にインターネットでの数々の引越し業者を一括で見積もりしたり、引越し業者の口コミサイトなどで自分の条件に合っている業者を自分なりに目星をつけておくことがとても大切です。
私が引越しを決めたのは、子どもが9カ月を迎えてそろそろ歩き出すかなというころ。
まずは引越し業者選びからです。主人が見積もりサイトに登録しました。とたんに10件以上もの業者からメールや電話があり、1日2~3件の方がわが家に見積もりに来ることになりました。
平日仕事で不在の主人に代わり、対応はもちろん私です。
電話では、荷物の量を確認するだけなのですぐに終わるというような内容だったので、そんなに時間はかからないだろうと思っていたのです。
たくさんの業者とのかけひきがストレスに
まずは1件目の大手引越し会社A社から「あと何件来るのか?」「即決すればこの値段」「ほかはどこを検討しているのか」などいろいろと揺さぶられ、相場を知らなかった私は「主人に確認します」と言って帰っていただくしかありませんでした。
子どものおっぱいや離乳食、お昼寝の時間があるため、私にはじっくりと話を聞いている余裕がありません。
1件目にしてすでに疲れてきってしまいましたが、2件目の大手引越し会社B社といざ勝負! ところが、これがA社よりさらにクセ者の営業でした。
またも同じような質問の連続に加え、自分の会社に絶対的な自信があるようで、「うちはこれ以下にはなりません。それで他を選ばれるようならそれで結構です」というようなことを言います。なるほど、そうきたか。少し言い方が気になりましたが、そのプライドにかけての発言を信じてもいいのかな?
じっくり考えたら思い切って決断する
結局、そんなかけひきに耐えかね、2件目にしてB社に思い切って決定。結局、この決断は実際の引越し作業を見て正しかったと思うのでした。勢いも必要なのです。
たまたま私は満足のいく引越し業者さんにお願いすることができましたが、業者さんたちについて何も知らないよりは、事前に情報を口コミサイトなどで集めたりして頭に入れておくことはとても大切なことだと思います。
子供が寝てからの荷造り。とにかくテキパキと断捨離!
赤ちゃんがいるとどうしても荷造りにあまり時間を割けません。とにかく荷造りはテキパキと!バンバン要らないものを捨てていく思い切りの良さが必要です。
子どもが寝てから夜な夜なひっそりと進めていた荷造りは、時折出てくる思い出の品に浸っている時間もありません。
箱につめるものは詰め、捨てるものは容赦なく捨てていきました。ですがそのおかげで勢いがつき、断捨離を実行できたようです。
とはいえ子どもが寝付いてからの時間だけでは間に合わず、実家の母に子守りをしに来てもらい、まとめて荷造りさせてもらったこともありました。
赤ちゃんがいらっしゃる方の荷造りは大変なのは大変です。ですが、ママは強いです。少ない時間で効率良く、この機会に思い切り断捨離してみましょう。
周囲の協力を求めることも大切
荷造りが終わったら、今度は転居での荷解きが待っています。これもまた大変です。
頼めることは周囲に助けてもらいましょう。
転居先が私の実家の近くだったもので、引越しの前日から新居が片づくまで私と子どもだけは実家に寝泊まりさせてもらっていました。
昼は母に子守りを頼み、毎日ちょこちょこと通っては段ボールから荷物を出し、片づけ、掃除。それでも、1日2時間くらいが限度です。母から「泣いてるよ~」のメールが入ると片づけの手を止め、またすっとんで帰りました。
夜は主人が帰宅してから片づけるといった具合でした。それでもなかなか片づけが進まず、1カ月くらいは実家暮らしで、主人が寂しがっていたのを覚えています。
とにかく、子どもの衣食住を整えることを最優先にした引越し作業。そのために、実家の協力はなくてはならないものでした。もう甘えに甘えたという感じです。
実家がたまたま近かったので幸いでしたが、近くに頼れる肉親がいない場合は自分の両親、旦那さんのご両親のどちらかに来てもらい、子守りや荷解きを手伝ってもらうこともひとつのオプションでしょう。
いかがでしたか?
今回は小さい赤ちゃんを連れての引越しをお考えの方に、大変だった点や、とにかく全てにおいてテキパキとする、頼めることは周囲に協力を仰ぐことの大切さをお伝えしました。
単身の引越しでは気にしなかったことが、子連れとなるといろいろ神経質になることが多くあります。
けれど、新しい環境で子どもと暮らせる楽しみを思えば、大変だったけれど苦ではなかった気がします。
いま、引越してきたわが家ですくすくと育ってくれている子どもを見ると、あのときのドタバタもとてもいい思い出になっています。