引越しのおまかせパックってなに?自分は何をしたらいいの?
引越しにはいろんなプランがありますが、その中におまかせパックというのがあります。
一般的にこのおまかせパックとは名前の通り引越しを全て任せてしまうことが出来る便利なサービスなことは想像できますが、実際に引越しをする時は業者がどこまで何をやってくれるのか分かりにくいと感じる人は多いと思います。サービスの内容を詳しく見ていきましょう。
そして、では引越しの最中自分は何をしたらいいのかもご提案します。
引越しのおまかせサービスでやってくれること
まずは引越し作業の一般的な流れをおさらいしましょう。
- 荷造り
- 搬出
- 搬入
- 荷解き
ざっくり言うとこの4工程です。
後は簡単に掃除をして完了というところでしょうか。
一般的な引越しサービスとは荷物の搬出・搬入を言いますが、このおまかせパックというの特徴は上記の流れでいうなら荷造り・荷解きの部分も担ってくれることです。
このように何をやってくれるサービスなのかをはっきりさせておくと、そのサービスを利用する価値があるのかどうかを判断することができますね。
当然ですが、おまかせパックは通常よりも料金が高くなってきます。
各社で通常料金に比べて、どのくらい値段が高くなるのかを調べ、その料金を支払う価値がある!と感じたら申し込みましょう。
おまかせパックの利用に向いている人、向かない人
向いている人
おまかせパックを利用することに向いている人、これは家族の人数が多い人や妊娠して作業をすることが困難な人などです。
スタッフに指示さえ出せば、見ているだけで作業が終わります。
向かない人
向かない人は、指示を出すのが苦手な人です。
このサービスを利用するにはコツがあり、とにかくしっかりと指示を出さなければなりません。
無言で作業を見つめると何度も何度も質問されることになります。
また、サービスを依頼しておきながら、つい悪い気がして手伝いすぎてしまうお人好しな人です。
依頼するとなったら、スタッフのやり方におまかせしないと、逆に迷惑で作業が進みません。
結局後で自分でやります、なんて言ってしまう人は向かないでしょう。
おまかせパックの利用の判断は
このサービスを利用するかどうかは、特に荷解きをしてもらう必要があるかどうかで判断したいものです。
先に述べたように、家族が多くて、しかし荷解きをする人数は少ない場合、妊娠していて安静にしておきたいという場合には依頼したいと思いますよね。
しかし、この荷解きは単にダンボールから荷物を取り出す作業ではないのです。
依頼するとなれば、新居でどこに何を置くかを指示できなければいけません。
レイアウトはゆっくり考えたいという場合には、無理にお任せパックをりようしなくてもよいかもしれません。
なぜなら、荷造りにはタイムリミットがあっても、荷解きにはとくにないからです。
業者によっては荷造りだけを任せることができ、荷解きは無しのサービスもあります。
料金から見るとこちらの方が値段は若干やすいことが多いですし、このタイプを検討しても良いかもしれません。
自分たちは何をしたらいい?
おまかせパックをを利用して引越しをする際に、では自分達は何を準備しておけば良いのか?
実は何も準備をする必要はありません。
スタッフが自宅にやってきて、持ってきた段ボールで梱包をしてくれます。
新居に着いてからは、荷解きが終わるとダンボール等は処分してくれます。
本当に見ているだけで良いのです。
しかしながら、細かいことを言うと人によってそうもいかない部分もあります。
例えば女性の場合は下着など、スタッフの人に見られたくない荷物は自分で行う必要がありますし、自分が貴重品と判断する物は自分で行った方が無難です。
この点だけ押さえておけば、あとはおまかせで大丈夫ですよ。
ネックなのはお値段…
このおまかせパックはやはり値段がネックとなりやすいです。
料金が通常よりもかなり割高になってくる業者が多いので、それだけの金額に値するサービスかどうかの判断が非常に重要なポイントになります。
費用を抑えたいのであれば、やはり自分たちで苦労することです。
言葉の表現として、「おまかせ」という言葉を見るとなんだか非常に便利そうなサービスだと思いがちですが、よく内容を吟味する必要があります。
人によって本当にメリットとなるかどうかが変わってくるので、しっかり検討しましょう。
まとめ
引越しのおまかせパックの実態、ご理解いただけたでしょうか?
引越し料金はとにかく安くしたいと考える人が多数ですが、価値あるサービスは決して無駄ではありません。
おまかせパックは確かに高いですが、利用する価値があるのならそれは高いとは言えません。
あるいは価値はあるとしても、性格的に指示を出したりするストレスを考えると負担が大きくなることかもしれません。
この記事を参考に、ご自分のタイプと引越し内容を考えてみることができれば幸いです。