お洒落女子の為の、引越しの荷造りマニュアル【靴の梱包・ダンボールの入れ方】
引越しをする時の荷造り作業は地味に大変な作業です。孤独な戦いになります!
インテリアや服、バッグなど、荷物が多いお洒落女子ほど苦労してしまいます。
中でもちょっと気を遣う必要があるのが靴の梱包ではないでしょうか。
女優の水川あさみさんが女性を代表してこんなことを言っていました。
「靴とバッグには女の子の夢が詰まってるの!」
とても上手く一言で言ってくれました。そう、女性にとって靴は特別なんです。
特に執着が無ければダンボールに適当に入れてしまえば良いのですが、なぜか靴はかわいそう。。
それでは今回は、上手な靴の梱包方法を見ていきましょう。
購入時の箱はある?
引越し先まで靴の状態を悪くせずに運ぶ為には、購入時の箱に入れるのがベストです。
なかなか全ての靴の箱をとっている人は少ないと思いますが、大切な靴、高級ブランドの靴ならクローゼットにしまってあるかもしれませんね。
そういう靴ほどちょうど保護したい靴だったりします。
箱があるのなら利用した方が安心と言えます。
もし購入時の箱を処分してしまった際には、ダンボール箱に入れましょう。
隙間がもったいないからといって袋に入れて運ぼうとすると、型崩れやシワの発生の恐れがあります。
引越し先に到着してからすぐに荷解きをするのならまだしも、しばらく放置してしまうと型崩れやシワの状態もひどくなりますので、安全の為にもダンボールに入れて下さいね。
汚れを落とす事から始めよう
洗う・または拭く
では、箱のあるなしにかかわらず、上手に梱包をする為にはまず汚れをきちんと落としておく事が大切です。
下準備をしっかりと行わないと、引越し先に持って行くまでに、梱包した靴同士で汚れてしまう恐れがあります。
特に白色の生地だったりしますと、汚れが付着しやすいので余計に注意しなければいけません。
春物の白いツイードなんか要注意ですね!
また、スニーカーは洗っても問題ありませんが、革靴は原則水は禁止です。
乾いた布で拭くか専用のクリーナーを使用して下さい。
特にパンプスなどに靴墨を利用している場合は分けておいた方が良いでしょう。
基本的には色物は別にしておく事を意識した方が良いと言えます。
しっかり乾かす
もし洗ってから梱包をする場合は必ず乾燥させておく事が大切です。
湿気がある状態で詰めてしまうと生地を傷めてしまったり、色移りもしやすくなります。
また、カビの発生原因にもなってしまいますので、必ず乾燥後に入れる必要があります。
洗う予定なら余裕をもって洗っておいて下さい。
不安な場合は新聞紙で包む
一通り汚れを落としておけば、さほど汚れの心配はありませんが、不安がある場合はそれぞれを個別に包装しておけば安心です。
靴を買った時の状態を思い出して、つま先に丸めたものを詰め、外側を一重くるむようにすればよいです。
包装をする際には新聞紙で十分です。十分な汚れ対策になりますし、コストも掛かりません。
湿気も吸ってくれますので、優秀な包装材と言えます。
ただ、ここでも白い生地だったりすると新聞紙のインクが移る恐れもありますので、生地によってはプチプチなどで包装をしておいた方が安心ですね。
底面を合わせて詰める
汚れをしっかりと落としたら、今度は箱やダンボールに入れていきますが、その際には靴底を合わせて入れるのが基本です。
同じ向きに揃えてしまうと履き口などを汚してしまったり傷める可能性があります。
ローファーなら無意識に底面同士を合わせるかもしれませんが、ピンヒールの靴ですと不安定ですし、あれこれ回転させているうちに向きがわからなくなってしまいます。
どの場合でも底面同士で大丈夫です。
因みにダンボールに入れる際には、荷物の量を減らす為に一つのダンボールに何足も重ねて入れる事もあるものです。
重ねる際には型崩れをし難い物から入れていった方が良いでしょう。
柔らかい物を先に入れてしまうと潰れてしまいますので注意が必要です。
出典 http://luxury-symphony.com/
ブーツの場合は立てておく
長さがくるぶしまでなどの短い靴なら底面を合わせて入れるのが良いのですが、ブーツですとそのような詰め方はしない方が良いでしょう。
ブーツの場合は型崩れをしやすい為、横にして入れてしまうと状態が悪くなってしまう恐れがあります。
ブーツをダンボールに入れる方法ですが、まずブーツの中に型崩れを予防する為の筒紙を入れておくと良いでしょう。
購入時に大抵の場合付いてきますが、もし処分してしまった際にはダンボールなどをカットして筒紙を作るのも良いと言えます。
また、新聞紙を丸めて挿入する方法でも構いません。基本的には折れないようにすれば問題ありません。
もしもニーハイなどで立てるのが困難な場合は、しっかりと筒紙を詰めて横にしましょう。
重ねて入れる時の注意点
ダンボールに重ねて入れる際の注意点として、直接重ねないようにする事が大切です。
生地同士が擦れ合って色移りをしたり、生地を傷める事になりますので、何かしらのクッションを間に入れる事が大切です。
クッションは何でも良いのですが、例えばプチプチだったり新聞紙などを間に挟めるようにした方が良いでしょう。
また、色移りが心配な場合は新聞紙などで個別に包装をしておく事も忘れてはいけません。
隙間を埋めて完了
ダンボールに詰め終わったら隙間を埋めるようにしましょう。
ピッタリと収まる事はなかなかありませんので、ある程度の隙間はできてしまいます。
その状態で運んでしまうと中身が動いてしまい、引越し先に到着した際にゴチャゴチャになる恐れがあります。
隙間を埋めて固定しておけば安心ですので、新聞紙などを詰めましょう。
あるいは、同じ足同士ということで、靴下を詰めてもいいですね。
最後に蓋が開かないようにガムテープで封をすれば靴の梱包が完了です。
まとめ
以上、上手な靴の梱包方法をまとめてみました。
スニーカーやサンダルしか履かない男性から見たら、なぜそんなに手間をかけるのかと呆れられてしまうかもしれません。
でもお洒落女子にとって、靴は宝なんです。
荷造りも女子力上げていきましょう!